経営学科

ホスピタリティコース

ビジネスの場での「おもてなしの心」を考え、ホスピタリティ産業の基本的知識を身につける。
マネジメント手法であるサービス・人材・情報について学びます。

学びのポイント

ビジネスにおいて「おもてなしの心」をサービスにつなげるための必要なスキルや知識を学びます。ホスピタリティとビジネスが密接な関連性を持つ、観光やブライダル、エンターテインメント、小売飲食などさまざまな業界の基本知識やマネジメント手法を学びます。また、実践を通してホスピタリティのスキルや知識を身につけていきます。

専門科目

ホスピタリティサービス ホスピタリティサービスを重要視しているホテル業、飲食サービス業に焦点をあて、サービスマーケティング、人材育成、情報技術との関連性について考察を深めます。
ケースで学ぶホスピタリティビジネス ホスピタリティサービスで成功を収めている企業の事例研究を通して、事業におけるホスピタリティの重要性を考察します。
自由が丘コンシェルジュ 産業能率大学の学生が自由が丘の案内役を務める「セザンジュ」の活動に参加します。街の案内役としてだけではなく、街の防犯と来街者の安全を担う一員としての知識やスキルについても学修します。
ホスピタリティと接客サービス 接客サービスのノウハウが詰まったサービス接遇検定準一級資格取得を目標に、接客サービスに重きを置く業界について実践を交えながら理解を深めます。
サービスマネジメント サービスを商品とするビジネスについて理解を深めるとともに、今後世の中が求めるサービス業のあり方について考察します。
英語で学ぶホスピタリティ 日本を訪れる外国人観光客の数は年々増加しています。また、日本の「おもてなし」の精神は、世界から注目を集めています。グローバルに活躍できる人材の育成を目的に、英語力の強化を図ります。

学生の声

伊東 諒 3年 神奈川県川崎市立橘高等学校出身
ホスピタリティの本質は「相手を想うこと」。明確な解がないからこそ探究心が生まれました。
幼少期からテーマパークやホテルのスタッフに憧れていました。相手を想う接客に心を打たれ、ホスピタリティについて学びたいと思ったことが入学した理由です。
ホスピタリティについての理解を深めるうえで役立った授業のひとつが、「自由が丘コンシェルジュ」でした。実際に自由が丘の街案内人「セザンジュ」として、年齢や訪れた目的の異なる多様なお客様のご要望に応えていました。プラスαの提案を行うため、会話の中でニーズを引き出せるようコミュニケーションのとり方にも試行錯誤しました。また、メンバーと実際にお店に出向き、自由が丘の街をリサーチすることも欠かせませんでした。この活動で身についたのは、様々な情報を瞬時に整理し最適解を見出す判断力であり、相手のコミュニケーションスタイルに合わせた接遇スキル(相手を理解し適切に迎える応対)です。
自分の中で明確になったのは、ホスピタリティの本質は「相手を想うこと」にあるということです。そこに明確な解はありません。また、相手によってもその形は異なります。目の前の方の期待をどうすれば超えることができるか?常に考え、探究する経験は卒業後も役立つと確信しています。
※2023年取材

Pickup授業!

ホスピタリティサービス
度や姿勢として捉えられることが多いと思います。また、ホテルやレストランなどの旅行業、観光業の総称として用いられています。現在日本では、ホスピタリティ産業は経済に影響を与える成長産業として期待が集まっています。この授業では「無形性」「変動性」「消滅性」「同時性」というサービスの特性を理解するとともに、事例をもとに優れたホスピタリティサービスについて科学的に分析、検証をしていきます。