経営学科

ビジネスリーダーコース

カリスマでも権力者でもない、
チームで問題を解決できる人。
新しい時代のリーダーの要素について実践的に学ぶ。

学びのポイント

現代では、多様な人々と関わりながら、課題を発見し、解決策を創出し、将来に向けて方向を定める人材が求められています。本コースでは、さまざまなリーダーシップのあり方を理解し、チーム力を育成する力やコーチングスキルを磨きます。スキルや知識を活かし、プロジェクトを成功に導く力を身につけていきます。

専門科目

リーダーシップベーシック リーダーシップを構成する主な要素(主体性、先見性、計画立案力、課題発見力、意見調整力など)を学びながら、自分なりのリーダーシップについて考えます。
コーチングスキル養成講座 コーチングの対象は、相手にあります。問題を抱える人に発見と気づきを促し、自ら答えを出せるようにサポートするコミュニケーションのスキル、コーチングについて学びます。
ロジカルシンキング実践 メンバーを建設的な方向に巻き込む「リーダーシップ」を育成するために、「論理的に考える力」と「チームで考える力」を伸ばします。知識定着を目指すAL型授業、活用型のAL授業を通してビジネス・リーダーに必要な「思考力」を鍛えていきます。
リーダーシップアドバンスト リーダー一人が問題を解決するのではなく、チームとして問題にかかわっていく。チーム全体の成長がリーダーの役割であることを理解し、人を巻き込む力を身につけていきます。
「7つの習慣®」に学ぶリーダーシップ ビジネス書のベストセラー「7つの習慣®」を教材に「仕事をする」、「自分自身が学習し、成長し続ける」、「個人的生活や家庭との生活を充実させる」などを切り離すことなく、統一して考えられる視点を身につけます。
プロジェクトリーダーシップ実践 これまで学んできたリーダーシップのスキルを試す、集大成的な役割を果たす授業です。問題解決という成果だけに目を向けるのではなく、成果に至るまでのプロセスを意識しながら学びを進めます。

学生の声

川瀬 実桜 2年 神奈川県立港北高等学校出身
リーダーシップの本質を学び、主体的に動くことを楽しめる自分になりました。
コミュニケーションや人前に立つことに苦手意識がありましたが、一方で、リーダーが果たすべき役割に興味があり、将来に活かしたいと考えたことがこのコースを選択した理由です。
以前の私は、リーダーシップとは命令や指導をするための能力だと思っていました。しかし、動機付けや目標を明確にすることがリーダーシップの本質だと気づいたのです。考えが変わるきっかけになったのは、コース科目の「コーチングスキル養成講座」です。授業では、対話を通して相手の考えや目標を明確にすることで、潜在的な能力や気力を引き出し、主体的な行動を促す手法を実践形式で学ぶことができます。なかでも、重要な能力の一つである「傾聴力」を高めることができたと感じています。視線・表情などにも気を配り、相手の考えに共感し理解することで、心を開いて対話ができる状況をつくり出せるようになりました。
このような関係構築スキルは、チームで課題に取り組むPBL(課題解決型学習)やゼミ活動でも活かすことができています。リーダーシップを学んだことで、主体的に動くことを楽しめるようになりました。
※2023年取材

Pickup授業!

コーチングスキル養成講座
コーチングとは相手に気づきを促し、能力や可能性を引き出しながら目標達成に向けてモチベーションを高めるコミュニケーションの手法であり、リーダーが備えておきたいスキルの一つです。例えばチームでプロジェクトを行う場合、メンバー一人ひとりの協力が欠かせません。相手のポテンシャルを最大限に引き出すために問いかけを行い、意見を聞き、気づきを促しながらサポートする。コーチングは価値観の異なる不特定多数の人々と関わる現代社会において、チーム力を高める重要なスキルです。