キャリアサポート授業

1年次から4年間かけてキャリア観を育てるSANNO Carrer Support Program

1年次から必修のキャリアサポート授業。
「仕事とは何か」「就職とは何か」を真摯にとらえ、今、何をすべきかを自ら考えることができる力を養います。

キャリアデザイン科目

キャリアを考える(1年次)

自身の将来を考え、働くことに対する認識を深め、意識を確立する
この授業では、アセスメントやワークを通して、自己の社会人基礎力や適性を把握し、自己理解を深めます。また、キャリアを考える上での基礎的な知識を身につけ、自己のキャリア設計について深く考え、キャリアプランシートを作成します。
将来の目標とその実現にはどのような能力が必要かを早期に認識することで、学業の方向性や目標を明確にすることができます。
「キャリアを考える」受講学生の声
SANNOには、大学1年次から将来や仕事について考える授業があります。1年次後期に履修した「キャリアを考える」という授業が、大学の過ごし方の指針になりました。履修当初は、高校を卒業したばかりでもあり、就職活動までには時間があるため、「働く」ということに実感が湧きませんでした。将来についてもただ漫然と有名企業に就職したいと考えていた程度です。ところが授業の冒頭で、将来はどんな人生を送りたいか?問われました。やりたいことを4年間で探そうと思っていたため、いきなり人生について聞かれたことに驚き、困惑しました。答えはすぐには見つからなかったため、まずは自分の興味や関心があることについて考えてみました。

「キャリア設計と自己開発」「キャリア設計と業界研究」(2年次)

業界や企業を多角的に見る習慣を身につける
どの業界、どの企業にも強みと弱みがあります。そこで、2年次には、業界や企業を調査、分析する習慣を身につけていきます。
1年次に学習したアカデミックスキルやジェネリックスキル、専門知識を統合的に活用し、業績好調な企業のKey Success Factors(KSF=事業成功の主要因)を調査・分析し、調査研究報告書にまとめます。
また、後学期は、業界の発展的要素を調査するチームと、業界の不安要素を調査するチームとに分かれ議論を戦わせることで、広い視野、多角的な視点から業界と企業を研究します。
企業の強みや弱みを理解したうえで、就職活動に臨むことで、より現実的に就職をとらえることができます。そうすることで、就職後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐことにもつながるのです。

「キャリア設計と企業研究」「キャリア設計と自己表現」 (3・4年次)

実践的な授業を通して、自らのキャリアを構築する力を養成する
就職活動を進めていくうえで企業研究は避けては通れない道です。企業選択の視野を広げることを目的に、様々な情報リソースを駆使して優良企業の見つけ方を理解し、自分自身が企業を選択する際の具体的な手法を学びます。
また、様々なキャリア理論の理解を深め、自己分析を行うことで、自身の思考パターンや価値観を知るとともに、強みとしてPRできる点や課題を把握します。
ペアインタビューやプレゼンテーション、グループディスカッションを通して、自分自身のライフビジョンを明確化し、どのようなプロフェッショナル・キャリアを作るかを構想します。

就業力プログラム(4年次)

社会人生活をスムーズにスタートできるための心構えやライフプランなどについて理解を深める
就職が内定した学生を対象に開講される、就業サポートプログラムです。企業向けの人事研修や新入社員研修を行っている産業能率大学の社会人教育部門のノウハウを生かし授業を行います。自分自身のキャリア設計に主体的に取り組み、社会人としての自立を目指します。