第27回授業力向上セミナー

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第27回授業力向上セミナー

※本年度の開催は終了しました。
1998年度より実施する「授業力向上セミナー」は、今年で27回目となります。これまで先生方と共に授業力の向上を目指し、授業運営に関するスキル開発としてアクティブラーニング、コーチングなどセミナーを通し、共有してまいりました。
今回は、「保護者への対応に役立つビジネスマナー」「対話を通した探究プロセス構築」「管理職のファシリテーションスキルとアセスメント」など新たなテーマを用意しております。
日程も夏季休暇期間とさせていただきました。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

開催要領



会 場 産業能率大学 自由が丘キャンパス
※「オンライン開催」はZOOM配信
日 時 2024年8月24日(土)
1部 10:00~13:00、2部 14:00~17 :00
セミナー終了後、任意参加の意見交換会(17:00~18:30)を行います。
※ 軽食をご用意しております
参加費 会場開催(1部・2部両方参加): 4,000 円
会場開催(どちらか1部のみ): 2,000 円
オンライン開催:1,000 円
申込締切 2024年8月19日(月)17:00まで
 1部・2部両方ご参加の方には、昼食時に軽食をご用意いたします。

お申込み

お申込み受付は締め切らせていただきました。 お問い合わせセミナー事務局(03-3704-0731)までご連絡ください。

プログラム

※1部、2部両開催の講座は同様の内容を実施します。
下記より講座をご選択ください。
講師のプロフィールはこちら
①管理職のファシリテーションとアセスメントを考える
    【オンライン開催】開催時間: 1部 10:00~13:00
                    2部 14:00~17:00

    【講師】
    国立大学法人北海道教育大学教職大学院 特任教授 北村 善春 先生

管理職、分掌リーダー、教科主任等チームをまとめる立場の方にオススメ

これからの管理職に求められるファシリテーションとアセスメントについて学びます。認識の違いから協働的な関係が築けなかった模擬事例を用いて、必要となるファシリテーションとアセスメントの具体を参加者同士で導き出します。これにより、勤務校において行うファシリテーションとアセスメントの具体をイメージすることができます。事前研修として、模擬事例に設定した問いに回答いただき、研修当日は回答を一覧にしたシートを共有して、グループで検討する演習中心の講座です。皆様と一緒にこれからの学校経営を考えていきましょう。
② 総合的な探究の時間の課題設定について考える
    【会場開催】開催時間: 1部 10:00~13:00
                 2部 14:00~17:00

    【講師】
    宮崎県立宮崎東高等学校 定時制課程 夜間部 西山 正三 先生

探究授業の課題設定について具体的な事例が知りたい方にオススメ

総合的な探究の時間において、課題の設定をどのように行っていくのか、実例を出しながら話をしていきます。
また、ワークを2~3つほど行い課題の設定に結びつけていき、課題の設定の在り方について考えていきましょう。
③ トイから始まる授業創り~主体から共創へ~
    【会場開催】開催時間: 1部 10:00~13:00
                 2部 14:00~17:00

    【講師】
    学校法人宇都宮海星学園 星の杜中学校・高等学校 三浦 学 先生
    産業能率大学 教授 藤岡 慎二

教科での探究を体感しながら学びたい方にオススメ

高校において総合的な探究の時間が始まり「探究」という言葉が流行の兆しを見せています。しかし、多くが「総探の時間」のためとか、「進路実現」のためとか少し本質からズレている面が見受けられます。本講座では、教科学習(地理歴史)を事例として、探究学習と教科学習の事例、CBCI(Concept-Based Curriculum and Instruction)による教科横断と実社会との接続を考え、参加者の皆さんとマルチ・ステークホルダー・リレーションズシップ・マネジメントの考えをもとに授業づくりの体験を通し、講演者と参加者が新しい授業づくりについて共創できる場にしたいと思います。(他教科や総探関係にも対応できると思います)
④ いまさら聞けないビジネスマナー
    【会場開催】開催時間: 1部 10:00~13:00
                 2部 14:00~17:00

    【講師】
    産業能率大学 准教授 津木 裕子

進路指導担当等、対外的な折衝が多い方にオススメ

ビジネスの常識を問われるのは、新入社員や若手社員だけではありません。ビジネス経験が長くなるにつれ、自分のやり方が観念化して、知識、スキルを振り返ることが少なくなります。本講座は、社会人にとって必要なビジネスマナーの基本を確認し、演習を通して効果的に身につけることを目標としています。講座では、円滑なコミュニケーションを図るための敬語の使い方や来客・電話応対などの基本について学びます。マナーの基本をおさえることで自信をもって来客・電話応対ができるようになります。 保護者対応にも有効です。
⑤ 探究学習のための「リサーチスキル研修」
 
    【会場開催】開催時間: 1部 10:00~13:00
    【講師】
    産業能率大学 学長補佐 教育支援センター長 杉田 一真

調査方法と調査設計スキルについて理解を深めたい方にオススメ

探究学習のテーマ設定後、どのように調査を進めていくべきか。「観察」「インタビュー」「アンケート」の各調査方法と調査設計スキルを養成。テーマを設定後、主観をもとにした形式的なアンケート調査を行ってしまうと、目的に合致したデータ収集ができず、探究が深まらないことがあります。このプログラムの「定性調査編」では、イメージ動画を参考に対象者の観察・インタビュー結果を踏まえ「観察」→「解釈」→「仮説」のプロセスを通して対象者の抱える問題点を推察していきます。「定量調査編」では、仮設に基づきアンケート調査を設計し、検証を行うことで解決の方向性を探ります。
⑥ 探究学習のための「課題設定コーチング研修」
    【会場開催】開催時間: 2部 14:00~17:00
    【講師】
    産業能率大学 学長補佐 教育支援センター長 杉田 一真

課題設定時における生徒へのコーチングを学びたい方にオススメ

生徒が「自ら問いを立てる(課題設定)」際にどこでつまずくか? 抽象度の設定を適切に導く考え方と、生徒へのコーチングスキルを養成。生徒が「海」をテーマに「問い」を立てようとしています。しかし、いきなり課題設定に取り組むと、「海をきれいにしたい」や「近くの海岸をきれいにするにはどうするか」といった問いを立てがちです。前者は抽象的過ぎて探究していく筋道が見えてきません。逆に後者では抽象度が低すぎて「海岸の掃除をしよう」といった答えと直結してしまいます。このような、生徒にありがちな「問い立て」における抽象度のレベル設定の問題をいかに乗り越えさせるのか。問題列挙→原因の調査と整理→個別課題の整理→絞り込んだ課題の深堀りへと向かうように、先生方が生徒にコーチングするための研修プログラムです。

参加費の支払い方法

当日会場にて、現金でお支払いいただきます。
※オンライン参加の場合、お支払方法は別途メールにてご案内いたします。
高校教員対象プログラムに関するお問い合わせ先
産業能率大学 セミナー・フォーラム事務局(企画課)
受付時間 9:00~17:00(土日祝日を除く)
TEL:03-3704-0731/FAX:03-3704-9766E-mail:kikaku@hj.sanno.ac.jp