探究学習支援プログラム
探究学習支援プログラムの特長と概要
Point1 探究開始前から 「問い立て」開始時、探究終了後まで広くカバー Point2 探究を「うまくこなす」のではなく、生徒の思考を深め能力を高めることにフォーカス Point3 先生方の運営能力向上にも寄与 Point4 各高校の実情に合わせて選択可能。多様な支援パターンを用意
探究学習支援 プログラム構成
探究学習支援プログラムは、探究プロセスを6ステップに分類し、各プロセスでのトレーニングの役割を担っています。各探究プロセスを疑似的に体験することで、実際の学習での方向性を見出し、具体的に探究学習を進めることが可能となります。なお、各プログラムは、探究学習の実施状況に応じ、講師派遣や職員研修など柔軟に対応します。
【生徒対象】問題発見プログラム
何気ない日常を観察し、疑問を持つ。問題発見は、そこから始まります
50分×2(100分連続実施推奨)
「問題発見」は、決して難しいことではありません。何気ない事象を「あたり前」と捉えず、さまざまな視点から解釈することで、身近な事象の背後にある本質的な問題を見つけることが可能となります。このプログラムは、普段、特に意識することなく見過ごしている事象に対する問題意識を高め、テーマを設定していく際のポイントをつかむことを目的としています。
「問題発見」は、決して難しいことではありません。何気ない事象を「あたり前」と捉えず、さまざまな視点から解釈することで、身近な事象の背後にある本質的な問題を見つけることが可能となります。このプログラムは、普段、特に意識することなく見過ごしている事象に対する問題意識を高め、テーマを設定していく際のポイントをつかむことを目的としています。
※2023年度まで「主体的学習者育成プログラム」として実施。内容改定に伴い名称変更しました。
【生徒対象】課題設定プログラム
現状を分析し、問題を洗い出す。問題を解決すべき課題へと 導く視点を養う
50分×2(100分連続実施推奨)/動画教材あり
一般的に問題解決は、問題発見→原因分析→課題設定→解決策の4つのステップで展開されます。有効な解決策を提案するためには、適切に課題(問題解決に向けて取り組むべき事柄)を設定できるかが鍵となります。このプログラムでは、ケーススタディを通して、問題の背後にある原因の分析や問題の絞り込み、課題設定までのプロセスを体験的に学びます。
一般的に問題解決は、問題発見→原因分析→課題設定→解決策の4つのステップで展開されます。有効な解決策を提案するためには、適切に課題(問題解決に向けて取り組むべき事柄)を設定できるかが鍵となります。このプログラムでは、ケーススタディを通して、問題の背後にある原因の分析や問題の絞り込み、課題設定までのプロセスを体験的に学びます。
【生徒対象】調査設計プログラム<インタビュー調査編・アンケート調査編>
調査設計力を向上させ 視野と視座を拡げ、仮説の精度を高める
各調査編50分×2(100分連続実施推奨)/動画教材あり
探究学習において仮説を立てるプロセスは重要です。仮説そのものの精度が低く、思いつきであると問題解決策も説得力のないものとなります。このプログラムでは、「仮説」の精度を高めるために、観察、インタビュー、アンケートなどの調査方法を学び、目的に応じた事実データを把握することで、仮説を形成するための視野と視座を拡げます。
探究学習において仮説を立てるプロセスは重要です。仮説そのものの精度が低く、思いつきであると問題解決策も説得力のないものとなります。このプログラムでは、「仮説」の精度を高めるために、観察、インタビュー、アンケートなどの調査方法を学び、目的に応じた事実データを把握することで、仮説を形成するための視野と視座を拡げます。
ケーススタディテーマ
課題:「スタッフのシニア化が進むコンビニエンスストア」※動画にて行動を観察し、インタビューを視聴する
行動観察、インタビュー調査、アンケート調査により仮説形成・検証のプロセスを体験する
行動観察、インタビュー調査、アンケート調査により仮説形成・検証のプロセスを体験する
調査設計力が身につくことで期待される成果事例
【教員対象】課題設定コーチング
生徒と伴走し、成長へと導くプロフェッショナルを目指す
これまでの学校教育は、教員が教え、生徒が学ぶという一方通行的な教育が主流でした。そのため、探究学習での問い立てという場面でも、教師の役割は「教える」ことと認識している先生方が多くいます。問い立てのプロセスで求められるのは、「教える」「教わる」ではなく、また、「放任」でもありません。探究で教員に必要とされるものは、まさに「伴走者」として生徒とともに考え、悩むことです。生徒に問いかけることで、生徒の問いが明確化し、主体性が芽生えます。
教えるプロから生徒と伴走し、成長へと導くプロへ。本プログラムが目指す姿です。
教えるプロから生徒と伴走し、成長へと導くプロへ。本プログラムが目指す姿です。
上図のサイクルを繰り返すことで、 生徒の自発的な行動を促していく
プログラムの一例
食品ロスをテーマとしたいという生徒へのコーチング場面
【生徒対象】探究アセスメント
地域探究で培われた資質・能力を可視化し、自己成長につなげる
50分×2(100分連続実施推奨)
探究力成長アセスメントは、探究学習で培われた課題発見力や情報分析力、問題解決力を言語化により自己認知し、成長を実感するために開発したプログラムです。探究学習を通じて成長した自己を他者(仲間)からのフィードバックと振り返りから確認し、自己肯定感を高めることを目的としています。
*探究学習前後に実施することで、生徒自身が自己の成長を確認できます
探究力成長アセスメントは、探究学習で培われた課題発見力や情報分析力、問題解決力を言語化により自己認知し、成長を実感するために開発したプログラムです。探究学習を通じて成長した自己を他者(仲間)からのフィードバックと振り返りから確認し、自己肯定感を高めることを目的としています。
*探究学習前後に実施することで、生徒自身が自己の成長を確認できます
主な活用パターン
Case1 探究学習前に「課題設定」「情報分析」「仮説設計」など、探究学習のステップを疑似体験する
Case2 探究学習後に実施することで探究学習ステップを再確認し、自己の課題・弱みを理解する
Case3 探究学習で培った力を言語化し、総合型選抜などの入試方式で活用する
前半「レポート作成」は、日本のある自治体の歴史的な変遷に関する文章を読み、以下について記述する。
①なぜ衰退してしまったのか(原因の特定)
②いつどのような策を講じていれば衰退を止められたのか(活性化策の提案)
①なぜ衰退してしまったのか(原因の特定)
②いつどのような策を講じていれば衰退を止められたのか(活性化策の提案)
【生徒対象】情報共有プログラム・合意形成プログラム
情報を分析し、解を導き出すプロセスを体感する
各プログラム 100分/動画教材あり
ケーススタディを用い、多様な価値観や背景を持つ人々と「情報や考えを共有する力」、「合意形成する力」を養います。インタビュー動画をもとに、親和図法やジグソー法などの手法から情報収集や分析、チームで取り組むうえで必ず必要
となる合意形成のポイントを理解します。チームで疑似的に探究プロセスを経験することで、協働性や傾聴、発信の重要性を理解します。
※2023年度まで「協働的学習者育成プログラム」として実施。内容改定に伴い名称変更しました。
導入高校の声
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