消費者心理を学び、
実践で成長するゼミ

経営学部経営学科 田中彰夫 ゼミ

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経営学部経営学科 田中彰夫 ゼミ

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ゼミ概要

田中彰夫ゼミでは、消費者⼼理を切り口に商品開発や販売における消費者行動を研究します。座学に加え、実践的なプロジェクト活動を通じて考える力と行動力を養います。ゼミ生同士の強い繋がりを重視し互いの成長を支え合う環境で、利他的な姿勢を育み社会で信頼される人材育成を目指します。プロジェクト活動ではコーヒー豆販売や商品企画、特別支援学級との交流など、多様な経験を積むことができます。これらの活動を通じて、実践的なスキルと幅広い視野を身に付けていきます。卒業後も続く絆を築きながら充実した学生生活を送れるゼミです。将来のキャリアに直結する学びと仲間との出会いが待っています。

研究テーマ
消費者心理を切り口に、商品開発・販売戦略における消費者行動の影響を研究
ゼミの特徴
実践的なプロジェクト活動を通じて学びを深め、利他的な姿勢と多様性を重視しながら、学生の人間的成長を目指す
主な活動
消費者行動論の学習、商品企画プロジェクト、コーヒー豆販売実践、特別支援学級との交流活動、ビジネスコンテスト参加
ゼミ生の進路
食品、化粧品、ブライダル、IT、人材、など幅広い業界に就職実績あり
個人ワーク グループワーク
学内活動 学外活動
理論 実務

田中ゼミ3つのキーワード

  • 消費者心理を実践で試す

    当ゼミでは、消費者⼼理を切り口とした理論学習を行い、そこでの学びを実践で試すといった、実践的な応⽤を重視しています。コーヒー⾖の販売プロジェクトではお客様が興味をもち手に取りやすいような店舗づくりや接客を行い、商品企画のプロジェクトではターゲット調査によりつかんだニーズを具現化するような提案を行います。これらの活動を通じて、創造⼒や問題発見・解決能⼒なども養われます。

  • 多様な価値観を育む活動

    特別支援学級との月1回の交流会では、ゼミ生が企画から運営までを担当し、レクリエーションなどを通じて生徒たちと交流します。この活動を通じて、コミュニケーション能力や臨機応変な対応力が養われるだけでなく、多様な価値観を育むことに繋がります。こうした経験は、社会に出てからも必要な人生を豊かにする力となり、自身の人間性の幅を広げる貴重な機会となっています。

  • 社会で信頼される人材へ

    当ゼミでは、「社会で信頼される人」になることを目指しています。ゼミ活動を通じて培われる「利他の心」は、信頼される人材の基盤となります。プロジェクト活動やグループワークを通じてチームワーク力や責任感が磨かれ、企業との連携プロジェクトでは、ビジネスマナーや社会人としての基礎力も身につきます。これらの経験は、将来のキャリアにおいて大きな強みとなり、生涯にわたる成長の基盤を提供します。

カリキュラム

2年生

基礎力を養う

マーケティングや消費者心理の基礎を学び、その知識をグループワークで実践的に活用します。また、プロジェクトマネジメントの知識を学び、ゼミで実施するさまざまなプロジェクトに活かしていきます。同時に、キャリア設計や業界研究にも取り組み、自己分析を通じて適性を見極めます。これらの活動を通じて、将来の進路を具体的に考え、目標設定する機会を持ちます。

3年生

実践力を磨く

専門的な消費者行動論を学びながら、実践的な商品開発プロジェクトに取り組みます。マーケティング戦略の立案から市場調査、プロモーション計画まで、幅広いスキルを習得します。同時に、就職活動に向けた準備も本格的に開始。⾃⾝の強みや価値観を明確にし、興味のある業界について深く研究します。また、OB‧OGとの交流も活発に⾏い、業界の最新情報や就職活動のアドバイスを得ることができます。

4年生

集大成と就活支援

プロジェクト活動を振り返り、成果をまとめます。また、希望者は学外で実施されるビジネスコンテストに参加します。ゼミでの消費者行動論の学びに加え、大学で学んださまざまな知識やスキルを総動員して、ビジネスコンテストにチャレンジします。

カリキュラムは変更になる場合があります。

ゼミの取り組み

コーヒー豆販売で実践力を磨く

「青山珈琲プロジェクト」では、毎週末に青山ファーマーズマーケットでコーヒー豆を販売します。消費者⼼理に関する知識を活かし、実際の販売戦略を立てて実践します。国際的な顧客とのコミュニケーションも学べる貴重な機会です。マーケティングの理論を試す場としても機能し、商品展示や接客技術の向上にも役立ちます。

特別支援学級との交流で多様性を学ぶ

「八幡中プロジェクト」では、特別支援学級の生徒と月1回交流会を行います。ゼミ生が企画・運営を担当し、レクリエーションなどを通じて交流します。この活動を通じて、多様性への理解を深め、臨機応変な対応力を養います。また、コミュニケーション能力や企画力も向上し、社会性を育む貴重な機会となっています。

企業と連携した商品開発に挑戦

「商品企画プロジェクト」では、企業と連携してメニュー開発などを行います。ターゲット選定からプロモーション方法まで、商品開発の全プロセスを体験することで実践的なマーケティングスキルとコミュニケーション能力が身につきます。市場調査、コンセプト立案、価格戦略など、将来のキャリアに直結する貴重な学びの機会となります。

ゼミ合宿で絆を深める

夏季ゼミ合宿では、目的地選定から観光プランまで全て学生が企画します。イレギュラーな事態への対応力が養われ、ゼミ生同士の絆も深まります。2年次で学んだプロジェクトマネジメントの知識を実際に移動⼿段の⼿配や予算管理などで経験でき、実践的なスキルが身につく貴重な機会となっています。楽しみながら成長できる思い出深いイベントです。

学生によるゼミ紹介

充実したプロジェクト活動と温かい仲間たち

相川 美波 
私立浦和学院高等学校出身

田中ゼミを選んだ理由は、消費者心理の講義に加え、珈琲プロジェクトや商品開発プロジェクトなど実践的な学びを通して、商品開発に必要なスキルや知識を深く学べると感じたことです。また、面談やオープンゼミで、先生の人柄とゼミの優しい雰囲気に魅かれ、このゼミで頑張りたいと強く思いました。実際のゼミ活動では、各ゼミ生が自分の意見をもって積極的にプロジェクトに取り組んでいます。プロジェクトの時はお互いに高め合い、遊ぶ時はみんなで和気あいあいと楽しめる、優しくて明るい素敵な仲間達と過ごせる田中ゼミが大好きです。

プロジェクト活動のリーダー経験がもたらす成長

白玉 瑞貴 
私立東京高等学校出身

田中ゼミでは、プロジェクト活動が豊富なため、ゼミ生全員がリーダーの経験をすることができます。私はゼミ長に加えて、単発プロジェクトである「4年生を送る会」のリーダーも務めました。そこで必要な係の選定や、各係の進捗状況の管理、メンバー全員への呼びかけなど、リーダーの役割を経験し、責任を実感できました。また何より、リーダーの気持ちを知ることができたことは、自分にとって大きな収穫でした。リーダーの気持ちが分かったことで、その後のプロジェクトで、リーダーの負担を減らすための行動ができるようになりました。

学生に期待すること

田中ゼミでは、「利他的」な姿勢を持ち、人への貢献を楽しめる学生を求めています。自ら考え行動する積極性と、チームで協力し合える協調性を持った皆さんの参加を期待しています。ゼミ活動を通じて自分の可能性に挑戦し、成長したいという意欲のある方を歓迎します。失敗を恐れず新しいことにチャレンジする勇気を持って、共に学び高め合える仲間になりましょう。多様なプロジェクトや活動を通じて、実践的なスキルを磨くとともに、共に学んだ学友との卒業後も続く生涯の絆を築くことができます。かけがえのない経験と深い人間関係を求める方は、ぜひ田中ゼミの門を叩いてみてください。

田中 彰夫 教授

慶應義塾大学経済学部卒 、日本債券信用銀行(現:株式会社あおぞら銀行)を経て、産業能率大学入職 、在職中に日本大学大学院総合社会情報研究科修了 、現在、産業能率大学 経営学部教授

【教員紹介】田中 彰夫 教授 ページへ