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経営学部経営学科 髙畑泰 ゼミ

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経営学部経営学科 髙畑泰 ゼミ

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ゼミ概要

髙畑ゼミは、学生が主体となって活動するマーケティング研究のゼミです。2020年度に始まった新しいゼミで、毎日が新たな挑戦の連続です。ここでは、自分たちで考え、行動し、反省し、修正するプロセスを通じて成長することを学びます。マーケティング戦略の立案と実践、プロジェクトの企画と実行など、すべてを学生の手で行うことで、実践的なスキルと経験を積むことができます。実際の企業と連携したプロジェクトにも参加し、実社会での経験を積むチャンスもあります。さらに、学生同士の協力や切磋琢磨を通じて、コミュニケーション能力やリーダーシップも養われます。

研究テーマ
マーケティング及びマーケティングコミュニケーション
ゼミの特徴
学生主体の活動、実践的なプロジェクト経験、企業との直接連携、自主性と責任感の育成
主な活動
企業との連携プロジェクト、マーケティング戦略の立案と実施、ウェブサイト改善提案、ラジオCM制作、新規事業立ち上げ支援
ゼミ生の進路
IT関連業界 、コンサルタント業界 、金融業界
個人ワーク グループワーク
学内活動 学外活動
理論 実務

髙畑ゼミ3つのキーワード

  • 実践的なマーケティング体験

    座学だけでなく実際のビジネス現場で通用するスキルを身につけます。大手出版社のウェブサイト改善プロジェクトやラジオCM制作など、実際の企業案件に取り組むことで、マーケティングの理論と実践を学びます。これらの経験を通じて、学生は実務的な視点と創造的な思考力を養い、ビジネス環境での即戦力となる能力を磨きます。

  • 新規活動の検討と挑戦

    毎年、ゼミ生全員で活動案を作成し、検討します。
    ある年は、大手ベンチャー企業の新規事業立ち上げプロジェクトに参加し、高齢者支援サービスの企画からターゲット選定、チラシ作成、配布まで一貫して携わりました。実際のビジネス立ち上げやプロセスを体験することで、市場分析やリスク管理など、事業運営に必要なスキルも習得できました。

  • 合宿という場で
    課題解決力を身につける

    自ら考え行動する力を養います。合宿の企画から実行まで全てを学生が担当することで、問題発見能力、解決力、コミュニケーション能力が磨かれます。社会に出てからも自立して課題に取り組める人材を目指します。さらに、チームワークやリーダーシップ、時間管理能力など、ビジネスシーンで不可欠なソフトスキルも自然と身につけることができます。

カリキュラム

2年生

ゼミ活動のスタートダッシュ

夏には2~4年合同の合宿があり、先輩たちと交流しながら研究企画に参加します。後期には初めての外部プロジェクトに挑戦し、マーケティングの実践を学びます。3月の春合宿では2年生だけで企画を立て、懇親と学習の両立を図ります。

3年生

プロジェクトと個人研究の充実

3年次はゼミ活動の中心となる年です。前期には2つ目の外部プロジェクトに取り組み、マーケティングスキルを磨きます。同時に、新2年生の勧誘や夏合宿の計画も進めます。後期は大学祭での出店を目指し実践的な経営を体験。個人研究にも着手し中間発表を行います。就職活動への準備も始まります。

4年生

研究の集大成と進路決定

4年次前半は就職活動に注力します。ゼミでの経験を活かし、自信を持って企業に挑みます。後半は個人研究の最終発表を行い、これまでの学びの集大成を披露します。ゼミ活動の締めくくりとして、後輩たちへの経験伝達も行います。

カリキュラムは変更になる場合があります。

ゼミの取り組み

春夏合宿で成長を実感

ゼミ生主体の髙畑ゼミでは、取り組み課題を選定するところから合宿準備がスタートします。例えば地域活性化を目的とした合宿では、実際に観光地に合宿先を設定し、現地捜査を行いながら、地域の魅力の発掘やプロモーション方法についてなど、グループに分かれてプレゼンテーションを行います。2~4年生のゼミ生50人以上が集まり、2泊3日の合宿を全力で過ごします。

活動から生まれる信頼関係と相互理解

プロジェクトは基本的に全員参加し、グループ別に分かれてコンペ形式でプレゼンテーションを行います。共に調査し、互いの意見をぶつけ合うことで、仲間一人ひとりの良さを再認識し、「仲良し」ではなく、同じ目的に向かって真剣になれる「仲間」に出会えます。また、合宿初日にはスポーツ大会を行うなどレクリエーションも学生自ら企画し絆を深めています。

みずたま農園製茶場との商品開発

静岡県牧之原市でお茶の加工・販売を行なっているみずたま農園製茶場のネット販売商品を共同開発するプロジェクトに取り組みました。プロジェクトチームでは各自役割を持つことで、自主的に活動することができます。また、企業とのメールでのやり取りから、段取りなども行うことで社会人としてのマナーや基礎知識を身につけることが可能です。

ディベートやクイズを用いた活動で
基礎力を養う

マーケティングの基礎学力を向上させるため、座学だけではなく、ディベート方式を用いて課題について知識を深めます。合宿では、2年生は価値論題を、3年生は政策論題について議論を交わしました。また、互いにマーケティングについてのクイズを作成し、問題を出し合うなど、楽しみながら学ぶ機会も設けています。

学生によるゼミ紹介

学生主体の活動で実力をつけ成長を実感

池田 健人 
私立関東第一高等学校出身

高畑ゼミは、学生主体の色が強く、授業やイベント、プロジェクトの企画から運営までを全て自分たちで進めます。この環境は、主体性や協調性を磨く絶好の場であり、積極的に意見を出し合う中でリーダーシップや課題解決力も養われます。また、学生主体の中でも先生からの的確な指導により、取り組みをさらに改善することができ、想像していた以上の成長スピードを実感できます。さらに、多様な業界の企業と連携したプロジェクトに関わることで、マーケティングの知識だけでなく、就職活動にも役立つ実践的な経験を積むことができます。

仲間と力を結集し、無限の可能性を生み出す

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寺岡 楓華 
日本体育大学柏高等学校

高畑ゼミでは夏合宿や春合宿があり、その中でも様々なイベントを行います。特に私が印象に残っているのは、夏合宿で行った政策論題で戦うディベート大会です。難しい内容ではありましたが、一人一人が真剣に向き合い、一切妥協せず知識とアイデアを掛け合わせることで、単なる足し算ではなく、掛け算のようなレベルの高い戦いとなりました。高畑ゼミに所属したことで、今までで一番だといえる素晴らしい仲間と出会うことができ、力を結集すると、一人では絶対にたどり着けない景色を必ず一緒に見ることができるということを学びました。

学生に期待すること

2020年にマーケティング学科で開講し、2022年に経営学科に移転した本ゼミは、まさに発展途上。現状に満足せず、常に新しいことにチャレンジする姿勢が大切です。企業との連携プロジェクトや新規事業立ち上げなど、自ら行動して実践的な経験を通じて成長してほしいと考えています。ゼミを作り上げる気概と、何事も面白がって取り組む姿勢、そして、自分にとって何が大切かを発見できる機会になることを願っています。

髙畑 泰 准教授

早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学 、他大学講師等を経て、産業能率大学 経営学部准教授

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