
戦略(経営+マーケティング)とは?
を追求する
経営学部マーケティング学科 木村剛 ゼミ
- #経営戦略
- #マーケティング
- #業界・企業研究
ゼミ概要
木村ゼミでは、マーケティングを中心に企業の組織的課題を総合的に学びます。自転車で言うとマーケティングは前輪で、駆動力はありませんが方向性を決めます。経営戦略は後輪で、推進力はありますが方向が決まっていないとうまく動かせません。この両輪を視野入れ、ケーススタディやマーケティング基礎理論の習得、業界研究を通じて実践的なスキルを身につけます。特筆すべきは、実際の企業が直面している課題に取り組み、解決策を提案する機会があることです。これにより、理論と実践を結びつけ、ビジネスの現場で通用する力を養成します。グループワークと個人ワークを組み合わせることで、チームワークと個人の能力を同時に向上させる環境が整っています。
- 研究テーマ
- 経営戦略とマーケティング戦略の違いと融合、企業の実際の課題解決に向けた実践的アプローチ
- ゼミの特徴
- 実企業との連携、理論と実践の融合、グループワークと個人ワークのバランス、多様な業界研究
- 主な活動
- マーケティング基礎理論の学習、ケーススタディ、業界研究、企業コラボレーションによる課題解決プロジェクト、フィールドワーク、プレゼンテーション
- ゼミ生の進路
- IT関連業界 、各種メーカー、サービス業界など
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学外活動 |
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実務 |
木村ゼミ3つのキーワード
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基礎理論から得る
総合的ビジネス力マーケティングの基礎理論に加え、会計の基礎、商学の基礎、経営学の基礎など幅広い知識を身につけることが可能です。また、マーケティングを学ぶ上で必要な人物や事象などのベースも一通り学びます。理論を理解しながら、さらにケーススタディで企画力を養うことで、より深い考察ができる様になり、ビジネスの現場で求められる総合的な能力が身につき、就職活動や社会人生活での大きな強みとなります。
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業界研究
将来の就職先をリサーチ特定の業界について学び、調査・研究してみることで業界の調べ方を習得し、就職先の業界などを研究するなど、社会に出てからの準備を行います。早い段階から興味のある業界や企業の資料を集め、リサーチをすることで、就職活動の強い武器となります。またさまざまな社会経験や知識から、企業の探し方のアドバイスも行い、魅力的な就職先を見つける手助けをします。
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ケーススタディで
リアルな課題に挑戦マーケティングの基礎理論を学ぶだけでなく、実際の企業が抱える課題に取り組みます。2年次から4年次まで、グループワークを中心に少しずつレベルを上げていくケーススタディを通じて分析力を磨き、企業コラボレーションでは現場を訪問し、リアルな課題に向き合います。これにより、教室で学んだ知識を実践に結びつけ、強靭なスキルを身につけることでビジネスの最前線で活躍できるような人材を育成します。
カリキュラム
2年生
企画力養成と資格取得を通じ基礎を固める
資格取得の推奨や企画力養成講座を通じて、マーケティングの基礎を学びます。ケーススタディや業界研究の手法を習得し、グループワークで実践的スキルを磨いていきます。近年はスポーツ・マーケティングの分野での研究も進め、プロスポーツクラブとのコラボレーションによるインターンシップも実施しています。
3年生
ケーススタディでスキルを向上
ケーススタディを通じて企画立案力を強化し、就活対策も並行して行います。後期からは企業との協働プロジェクトに取り組み、実際のビジネス課題に挑戦します。インターンシップやボランティア活動も積極的に推奨し、実務経験を積みます。
4年生
個別研究と総仕上げ
企業コラボレーションの最終報告をまとめ上げます。同時に、各自の興味関心や就職先の業界に基づいた個人研究を進め、4年間の学びの集大成として卒業研究を作成します。ゼミメンバー全体で卒業生のものを含めた卒論集を共有し合うので、就活では自分にあった進路を見つけやすい環境です。
カリキュラムは変更になる場合があります。
ゼミの取り組み
フィールドワークとマーケティング・リサーチ
企業から提示された課題に対してマーケティング・リサーチを実施します。現場での調査を通じて、座学だけでは得られない洞察を得ることができます。これにより、企画の精度が向上し、企業の方が納得してくれるような実効性の高い解決策を提案することが可能になります。

ONとOFFでメリハリのある学生生活
グループワークや最新のマーケティング理論のレクチャーなど、集中的な学習を行います。同時に、クリスマス・パーティーや懇親会、レクリエーションなどのイベントも積極的に開催し、メリハリのある活動を心がけています。これにより、学びと楽しみのバランスの取れたゼミ生活を送ることができます。

企業コラボレーション
3年生の後期からは、実際の企業が抱える課題に取り組みます。これまでにレベルを上げながら行ってきたケーススタディで得た知識やスキルを活かし、企業の方々の前でプレゼンテーションを行う機会が設けられています。実務に直結した経験を通じて、実践的な問題解決能力を養うことができます。

多様な活動機会
ゼミ内での活動だけでなく、サークル活動や学校外の活動にも力を入れることができます。産能祭への出店やスポーツ大会の開催など、学生主体のイベントも多数あります。これらの活動を通じて、主体性や企画力、コミュニケーション能力を高めることができます。

学生によるゼミ紹介
学びもイベントも全力で挑戦

遠藤 冬樹
埼玉県立伊奈学園総合高等学校出身
木村ゼミでは、ケーススタディを通してマーケティングの基礎やプレゼンの知識を学びます。3年後期には学んだ知識を企業とのコラボレーションに活かして発表し、評価をいただきました。このような経験を通し、プレゼンテーション力や企画力を養うことができ、とてもやりがいを感じています。また、行事にも積極的に取り組んでおり、ゼミ合宿や産能祭への出店、クリスマスパーティー、スポーツ大会といったイベントを行い、先生含めゼミ生の仲がとても良いです。サークルや学外での活動を頑張っている人も多く、皆のびのび活動しています。
学びと課外活動の両立が叶う

大見山 有沙
相模女子大学高等部高等学校出身
木村ゼミは、マーケティング戦略を実践的に学びながら、合宿や産能祭、青旗祭などのイベント参加もする活発なゼミです!2年生でケーススタディを終えると、3年生では実在する企業課題に取り組み、プレデンテーションの機会が増えます。戦略を学んだ後なので、より具体的な提案ができます。毎回異なるグループで取り組めることも魅力の一つです。また、課外活動で活躍している人が多いため、活気で笑顔が絶えず、自分も頑張ろう!と気持ちを奮い立たせてくれます。全力を注ぎたい人、ゼミ以外にも挑戦したい人におすすめです!
学生に期待すること

皆さんの積極性と探究心を大切にしています。マーケティングの世界は日々変化し、新しい課題が次々と生まれています。そんな中で、自ら問題を見つけ、解決策を考え、実行する力が求められます。ゼミ活動を通じて、個人の学びとグループワークのバランスを取りながら、実践的なスキルを磨いていってほしいと思います。企業との協働プロジェクトや様々なイベントに主体的に参加し、自分の可能性を最大限に引き出してください。ゼミでの経験は、きっと皆さんの将来のキャリアに大きな影響を与えるはずです。共に学び、成長し、マーケティングの未来を切り開いていきましょう。
木村 剛 教授
明治学院大学経済学部卒 、明治学院大学大学院商学研究科博士前期課程修了 、明治学院大学大学院経営学研究科博士後期課程満期退学 、成城大学、桜美林大学、香川大学非常勤講師 、嘉悦大学専任講師を経て、産業能率大学 経営学部教授
【教員紹介】木村 剛 教授 ページへ