カフェレストランのランチメニューの企画・販売に「経営学の視点」で挑戦
倉田洋ゼミ、田中彰夫ゼミと株式会社ラムラの産学連携プロジェクト

- #商品開発
- #消費者心理
- #ゼミの学び
人気カフェレストランとの産学連携プロジェクトで商品企画力を養う
経営者の視点でメニュー開発に取り組む
私のチームは「6種のスパイスが香る大人のチキンカレー」というメニューを考案しました。実際に販売されるまでには、二つの課題がありました。
一つ目は、食材の魅力の引き出し方です。きのこは食材として個性が強く、扱い方が難しい食材です。普段、経営学を学んでいるため調理方法については未知の領域でした。きのこの風味の良さを引き立てながらもカレーのスパイスと調和させるために、何度も試作を行い味のバランスを調整した結果、納得のいく商品が出来上がりました。
二つ目が「おいしいだけでなく、利益を出せる価格設定を行う」ことでした。そこで、実際にスーパーに足を運び、野菜や食材の価格を細かく調べました。1g単位でのコストを計算し、採算が取れる価格を導き出す作業は、想像以上に大変でしたが、ビジネスの現実を肌で感じる貴重な経験となりました。
チーム内では、頻繁にディスカッションを行い、味付け、見た目、価格設定について何度も意見を出し合いました。自分たちの考えをメニューとして形にすることの難しさを実感するとともに、メニューが実際に採用されて販売された時の喜びはひとしおでした。この経験を通じて、効率的なデータ収集や分析の重要性、そして消費者に響くメニュー作りの奥深さを学びました。
一つ目は、食材の魅力の引き出し方です。きのこは食材として個性が強く、扱い方が難しい食材です。普段、経営学を学んでいるため調理方法については未知の領域でした。きのこの風味の良さを引き立てながらもカレーのスパイスと調和させるために、何度も試作を行い味のバランスを調整した結果、納得のいく商品が出来上がりました。
二つ目が「おいしいだけでなく、利益を出せる価格設定を行う」ことでした。そこで、実際にスーパーに足を運び、野菜や食材の価格を細かく調べました。1g単位でのコストを計算し、採算が取れる価格を導き出す作業は、想像以上に大変でしたが、ビジネスの現実を肌で感じる貴重な経験となりました。
チーム内では、頻繁にディスカッションを行い、味付け、見た目、価格設定について何度も意見を出し合いました。自分たちの考えをメニューとして形にすることの難しさを実感するとともに、メニューが実際に採用されて販売された時の喜びはひとしおでした。この経験を通じて、効率的なデータ収集や分析の重要性、そして消費者に響くメニュー作りの奥深さを学びました。

赤間 捺妃 経営学科3年 宮城県泉高等学校出身
仲間と協力しながら乗り越えたメニュー開発の難しさ
私のチームが考案したメニューは「4種のきのこと彩り野菜のキーマカレー」です。
当初、「common café 丸の内センタービル店」には女性客が多いと思っていましたが、実際に店舗を訪れ調査をしてみると、男性客も多く来店していることが分かりました。また、お客様がオーダーしているメニューは見た目が華やかなものが多いことが印象的でした。こうしたお客様の属性や注文内容から、男女問わず楽しんでいただける料理で、見た目の華やかさが求められていることを感じ、それに応えるメニュー作りが重要だと感じました。
調査の結果を踏まえ、ターゲットに合う商品を開発するために試作を重ねると同時にコストを計算し、どのような価格設定にするのかを検討することを繰り返しました。スパイスの配合や野菜との組み合わせ、調理方法まで細部にこだわり、何度も改良を重ねました。実際にチームで考案したメニューが採用されたときには大きな達成感がありました。
また、このプロジェクトでは、1年生のPBL(問題解決型学習)で培ったチームで協力して物事を達成する経験が役立ちました。グループメンバーと協力して同じ目標に向かって問題を一つずつ解決していく経験は、自身の成長に繋がったと感じています。
当初、「common café 丸の内センタービル店」には女性客が多いと思っていましたが、実際に店舗を訪れ調査をしてみると、男性客も多く来店していることが分かりました。また、お客様がオーダーしているメニューは見た目が華やかなものが多いことが印象的でした。こうしたお客様の属性や注文内容から、男女問わず楽しんでいただける料理で、見た目の華やかさが求められていることを感じ、それに応えるメニュー作りが重要だと感じました。
調査の結果を踏まえ、ターゲットに合う商品を開発するために試作を重ねると同時にコストを計算し、どのような価格設定にするのかを検討することを繰り返しました。スパイスの配合や野菜との組み合わせ、調理方法まで細部にこだわり、何度も改良を重ねました。実際にチームで考案したメニューが採用されたときには大きな達成感がありました。
また、このプロジェクトでは、1年生のPBL(問題解決型学習)で培ったチームで協力して物事を達成する経験が役立ちました。グループメンバーと協力して同じ目標に向かって問題を一つずつ解決していく経験は、自身の成長に繋がったと感じています。

小宮山 武士 経営学科3年 東京都立第一商業高等学校出身

企画のプレゼンテーションの様子

試食会の様子

「6種のスパイスが香る大人のチキンカレー」

「4種のきのこと彩り野菜のキーマカレー」
※2024年度掲載
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