大好きな英語がもっと好きになりました

Global Communication Camp Advanced

小林 瞭太 経営学部2年 神奈川県立荏田高等学校出身

大好きな英語をもっと学びたい。

私の父が海外出張が多かったこともあり、幼いころから英語に親しみがありました。SANNOに入学してからは、SEP を1年次の必修授業として受講したことで、文法だけではなく相手に伝わる発音や表現が大切だと気付きました。1年次の春休みにはフィリピンのセブ島に短期留学に行くなど、英語に触れる機会を増やしていきました。GCCA(Global Communication Camp Advanced)を履修したのも、大好きな英語をもっと学びたいと思ったからです。

不安よりもワクワクが勝つ

GCCAは日本を代表するグローバルIT企業である楽天グループ株式会社と協働で実践する体験型プログラムです。春休みの3日間で行われ、2日目と3日目には二子玉川にある楽天クリムゾンハウスで、、海外出身社員(=メンター)をチームに交え、英語でコミュニケーションをはかりながら、地域の課題解決プロジェクトに取り組みます。
今回は「海外出身社員に向けた世田谷観光案内ツアーの企画立案」という課題でした。1日目に課題が発表されたとき、英語で相手に伝わるように説明ができるか不安な気持ちがありましたが、それ以上にこれまで学んできた英語力を試すチャンスだ!とワクワクしました。
いよいよ、2日目から企画立案に取り掛かりました。企画を考えるために、まずはメンターにヒアリングを行います。「相手は日本の何が好きなんだろう」「日本のどこに1番魅力を感じているんだろう」と考えながら、英語で問いかけていきました。日常生活で外国人を相手にヒアリングをする機会はほとんどありません。そのため、自分の英語で本当に伝わるのか、表現方法はあっているのかなど不安な気持ちでした。

相手の文化を理解し、伝わるように工夫する

何度もヒアリングを重ねた結果、メンターは何かを「体験」「経験」することに価値を感じているということが分かりました。そこで、私たちは“五感で楽しむ”をテーマに、世田谷区の5つのスポットを巡る観光案内ツアーを企画しました。3日目は各チームが企画したツアー内容を英語でプレゼンテーションし、評価を受けます。
私たちのチームは、プレゼンテーションの方法にも工夫しました。「アメリカの文化と言語」や「コミュニケーションの方法」といった授業で、海外では日本よりもボディランゲージが重視されるということを学んでいたため、普段よりも多めにボディランゲージを取り入れたり、シーンや前後の文脈に合わせた適切な表現方法を意識しました。
結果的に、私たちのチームは最優秀賞に選ばれました。審査員からは「十分にヒアリングがされており、相手のニーズにマッチした内容になっている」「相手に伝わるような表現方法だった」と評価コメントをいただき、これまでの努力が実を結んだのだと実感しました。
私はGCCAを受けて、相手と会話のラリーが続くことに喜びを感じ、自分の英語力に自信がつきました。今後は、ヨーロッパ留学に行き、未知の場所でさらに英語力を高めていきたいです。

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※2023年度掲載