Global Communication Camp [Advanced]

グローバル・コミュニケーション・キャンプ [アドバンスト]

グローバルIT企業の海外出身社員と
英語でプロジェクトを実践

「グローバル・コミュニケーション・キャンプ [アドバンスト]」は、日本を代表するグローバルIT企業である楽天グループ株式会社と協働で実践する体験型プログラムです。最新のワーク環境を備えた楽天クリムゾンハウス(本社)で、海外出身社員と英語でコミュニケーションをはかりながら地域の課題解決プロジェクトに取り組みます。
プログラムの流れ

2023年度授業の様子

教員・履修生の声

グローバルIT企業の海外出身社員との交流を通して、 可能性を伸ばしてほしい
経営学部准教授 ペニャ 詠子
この授業の魅力は、日本を代表するグローバルIT企業の海外出身社員とともにPBLに取り組めることです。最終日に結果をプレゼンテーションすることが求められるため、実践レベルでの英語力や積極性を試す絶好の機会になります。英語でのコミュニケーション力を身につけるため、このプログラムでは主に2つのポイントを伝えています。ひとつは間違うことを恐れずに伝える努力をすること、もうひとつは、話の内容が相手に正しく伝わっているかを確認しながら会話を進めることです。文化や習慣が異なる人々とのコミュニケーションでは「言わなくてもわかる」は通用しないからです。SANNOの学生は、SEP(SANNO English Program)やアクティブラーニングを通じて鍛えられているため、間違うことを恐れずに自分の意見を発信するマインドを培っています。そのマインドをベースにこの授業で「通じるまであきらめない」という心の強さを身につけて、将来の可能性を広げてほしいと思っています。
表現の幅が広がると、自分の可能性も広がる! 新たな目標が生まれました
須田 優月 経営学部3年 横浜市立戸塚高等学校出身
「外国人の方が利用しやすい世田谷区のWEBサイトの防災ページを考える」という世田谷区からの課題に取り組み、最終日に施策をプレゼンテーションしました。わたしたちのチームにはメンターとしてロシア出身の社員の方が参加してくださいました。日本語表記が苦手な外国人の視点でアイデアをいくつも出してくださり、視覚や聴覚で 読み取れる防災マップの作成という施策を提案しました。プレゼンテーションを終えると、他のチームの社員の方から「すごく良かった」とおっしゃっていただき、充実した気持ちでプログラムを終えることができました。当初、英語が通じるか不安がありましたが、参加して正解でした。自分の考えを表現し、コミュニケーションがとれたこと、さらにネイティブの方と一緒に課題に取り組んだという経験は大きな自信になりました。英語を活かすことで、自分自身の世界を広げていきたいという、新たな目標が生まれました。
プロジェクトでの協働を通じて英語でのコミュニケーションに自信がつきました。
新田 慎一郎 経営学部3年 岩手県立黒沢尻北高等学校出身
1年次のSEPで英語学習の手応えをつかみ、英語でアウトプットする機会を求めて履修したのが「グローバル・コミュニケーション・キャンプ[アドバンスト]」でした。楽天グループ株式会社の海外出身社員の方とプロジェクトに取り組むというのは、英語を活用する絶好の機会だと思いました。取り組んだ課題は「外国人の方が利用しやすい世田谷区WEBサイトの防災ページを考える」というもので、海外出身社員の方と改善策を話し合いました。当初は、自分の英語が使えるレベルにあるのか不安でしたが、活発に意見を出し合うことができ、意見や考えが伝わった時の喜びは格別なものでした。キャンプを通して感じたのは、分かり合おうとするマインドが重要だということです。特に、異文化の方とプロジェクトで協働するには、より積極性が求められると思いました。今回の経験で、英語でのコミュニケーションに自信を持つことができました。今後も実践できる機会を自ら求めていきたいと考えています。
※2023年取材