コンテンツビジネス実践

楽しむ側から作り手側へ。コンテンツづくりを通して視点が変化した。

大久保 楓花 情報マネジメント学部3年 福島県立郡山東高等学校出身

エンターテインメント業界に必要な専門性と現場力を身につけたい

中学生の時に行った初めてのライブで、アーティストと観客が創りあげる会場の空気に圧倒されました。そのことがきっかけで、将来はアーティストを支える仕事に携わりたいと思いました。進学先はコンテンツについて専門的に学ぶことができると考え、SANNOに決めました。また、エンターテインメントの業界では、現場で迅速かつ適切な対応や問題を解決する力が必要だと考え、SANNOでは、イベント企画や運営を実践的に学べる点も魅力でした。

2年次に横浜DeNAベイスターズとのコラボレーション授業「スポーツ・プロモーション」で、プロ野球の公式戦の観客動員イベントの企画・運営を行いました。この体験を通じて、イベントを創り上げていく楽しさと来場者と楽しさを分ちあえたことに達成感を得ました。

プロフェッショナルのものの見方、考え方に触れる刺激的な授業

3年次では、コンテンツビジネスコースで学んだ知識やスキルを実践の場で試したいと思い、「コンテンツビジネス実践」を履修しました。また、エイベックスで数々の事業を手掛けた穀田先生の授業を受けてみたいというのも履修の大きな理由です。

授業は毎回刺激的でした。穀田先生はもちろん、ゲストで来てくださる講師の方は、この授業でなければお話を聞けないような方ばかりでした。実際にエンターテインメントに携わる方のお話を伺うと、普段からアンテナを張り、どうすれば楽しませるか?興味を持ってもらえるか?という視点で考える好奇心旺盛な方ばかりでした。

授業では、実際にアウトプットをする機会があり、コンテンツの企画・プロデュースにも挑戦しました。実際に取り組んでみると様々な意見がぶつかり合い、なかなか前に進むことができないなど、コンテンツの作り手側の苦労を実感しました。

エンターテインメント業界へのあこがれが明確な目標へと変わりました

これらの経験から、何か作品を見る度に、作り手の視点で考えるようになり、物の見方が変わりました。「どのような人に対して、何を期待して企画されたのだろう?」「どれだけの人や時間、お金がかかっているんだろう?」以前はコンテンツを楽しむ側だったのが、その企画の意図や作り手の想い、作り上げる過程に興味を持つようになったのです。 SANNOでの3年間で、エンターテインメント業界へのあこがれが明確な目標へと変わりました。エンターテインメントをビジネスとして成立させるための手法、スキルを身につけたいと考えています。

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