「横浜DeNAベイスターズファンフェスティバル2015」に行って来ました

研究員コラム
「横浜DeNAベイスターズファンフェスティバル2015」に行って来ました
横浜DeNAベイスターズは今シーズン前半戦を首位で折り返す躍進を見せるものの後半に失速し、まさかの最下位。ジェットコースターのようなシーズンとなりました。 横浜スタジアムには多くのファンが観戦に訪れ、ホームゲーム1試合平均観客動員数は昨対比118%の25,546人、71試合総観客動員数1,813,800人、チケット完売22回となり、球団最高記録を更新。これは親会社がDeNAになる前の2011年と比較すると、4年間で動員数は165%と大幅に増加。球団公式ファンクラブの会員数も、4年間で約10倍増になったことになります(毎日新聞2015年11月17日)。 またDeNAは「コミュニティー・ボールパークプロジェクト」と題して、球場を開かれたコミュニティスペースとしてビジネス展開もしています。今回のファンフェスティバルにも、そのDeNAらしさが随所に感じられました。 球場メインスペースでは選手とのキャッチボールや人気選手のトークショー、ファッションショー、横浜DeNAベイスターズオフィシャルサポーティングガールズユニットdiana(ディアーナ)の歌と踊りが繰り広げられていました。 その一方、球場外ではコンコースの狭さゆえの店舗数の少なさを補うかのように、球場外にも充実のフードコートが設置されていました(球場は出入り自由)。中でもファームチームの選手寮である青星寮のカレーと初の球団オリジナルビール(BAYSTARS ALE)は人気だったように思います(時折選手も来店していました)。 当日、球場で本学情報マネジメント学部の授業科目である「スポーツ企画プロジェクト」(横浜DeNAベイスターズファームチームの公式戦1試合を“産業能率大学スペシャルゲーム”と称し、球場内外でのイベントを企画・実施する)を受講した学生と遭遇しました。「あらためてスポーツイベントを企画することの復習に」という動機で来場したとのこと。また次年度受講しようと考えている学生が「予習のために」と訪れてもいました。 株式会社横浜スタジアムの株を公開買い付けによって連結子会社化を目指し、球場と球団、そして地域の絆をより一層深めようとするDeNA。この「球場(球団)と地域」の関係性をいかにとらえ、そしてDeNA南場社長が提唱する「良質な非常識」という考え方を、スポーツ企画プロジェクト(産業能率大学スペシャルゲーム)をより一層充実させる上でどのように取り込めば良いのかを検討してみようと、今回のファンフェスティバルに参加して感じました。
2016.02.29 09:30 AM | 投稿者:椎野睦