私の視点 Vol.5
内定者が語るそれぞれの
ターニングポイント
社会に出たときに
負けない力が身につく学びとは
私の視点 Vol.5
社会に出たときに負けない力が身につく学びとは?
SANNOで様々なことに挑戦をしてきた4年間。就職活動を終えて、今、どのように成長を実感しているのか?SANNOでの学びと経験が、夢の実現、就職活動にどう活かされたのか?細谷奈央さん(ソニーミュージックグループ内定)と里中孝太郎さん(富士通株式会社内定)、小泉由衣さん(フランスベッド株式会社内定)の3人の対談をお届けします。
就活を終えて思う、SANNOの良さとは?
小泉

今日は「就職活動(以下、就活)」をテーマに対談を進めていきたいと思います。よろしくお願いします。皆さん、入学当初から今の企業や業界に就職したいと思っていましたか?

細谷

私は、結果的には高校時代から憧れていたエンターテインメント業界に就職することになりました。もともと高校時代からエンターテインメントの世界に興味があって、そういったことを学べる大学を探していました。SANNOには、エイベックス・グループでお仕事をされていた谷口先生がいらっしゃることやビジネスをどう成り立たせるのかを学ぶことができると考え、第一志望に決めました。

細谷奈央経営学部4年
内定先:
ソニーミュージックグループ
小泉

初志貫徹ですね!
私の場合は、明確な目標はなかったけれど「何かに挑戦してみたい」という思いが強かったので、SANNOの企業と連携して行うプロジェクト授業が魅力でした。就活について意識していなくても、リアルなビジネスについて学ぶ授業が多いので、自然と業界のことに詳しくなれるというのはありましたね。

里中

僕も入学当初はグローバルに活躍できる人材になりたいといった思いはあったものの、明確な目標と言えるものはありませんでした。高校の先生に相談したところ、ビジネスの現場で活躍していた先生が多くて学びの質も良いということで、SANNO を勧められたんです。僕の場合、就活はゼミの先生からのアドバイスの影響が大きいですね。就活に挑む前から就活中もゼミの先生や仲間に支えられました。

小泉

私のゼミの先生も私のことを一番よく分かってくれていて、相談に乗ってもらいました。学生とゼミの先生に関わらず先生との距離が近いというのはSANNOの良さですよね。
就活中、他にもSANNOで良かったなと思うことはありましたか?

小泉由衣情報マネジメント学部4年
内定先:フランスベッド株式会社
里中

そうですね。SANNOは少人数なので、一人ひとりがチャレンジできる機会が多いと思います。例えば、授業で行うプレゼンテーションにしても、機会は多くなりますよね。1年次の時から鍛えられるので、人前で話す、プレゼンすることには必然的に慣れました。これは、就活にも大いに役立ちました。

細谷

就活では、インターンシップやグループディスカッションといった、複数名で取り組むケースもあるのですが、そこではSANNOでの経験が活かせたと思います。組織をうまく機能させるために自分はどのように動いたらよいか、タイムマネジメントをどうすればいいか、授業でずっと指導されてきたので自然と身についていました

里中

たしかに、1年次からずっとチームで取り組むことはやってきているので、集団の中で自分の良さを出したり、自分を活かすポイントがわかる、というのはありますね。

里中孝太郎経営学部4年
内定先:富士通株式会社
小泉

そういえば、初めてゼミでリーダーをやった時は全然まとまらなくて大変でした。たくさんつまずいてしまって、この大学でやっていけるかな?と思ったほどでした。

里中

変われたのはいつ頃から?

プロジェクト授業は、
真剣勝負だからこそ得られるものが大きい
小泉

2年次の「スポーツ・プロモーション」と専門ゼミでの経験が大きいですね。「スポーツ・プロモーション」は、学生が横浜DeNAベイスターズ様のイースタン・リーグ公式戦のプロモーションを目的に、学生たちでイベントを企画し、自ら運営するという授業でした。
企業の方や実際のお客様が相手なので、求められるクオリティは高いですし、鍛えられました。今思うと、やり抜く力が身についたと思います。

細谷

SANNOのプロジェクト授業は、大変なことも多い分、やり終えた後の達成感は大きいですよね。 私も授業「アーティストプロモーション」でライブコンサートの企画、出演アーティストのブッキング、運営に取り組んだときは、本当に苦しいこともありましたが、その分、ライブが終わった時の感動は大きかったです。
当たり前ですが、企業の方は学生としてではなく、ビジネスを一緒にする相手として私たちを見るので、企画書やプレゼンに対して結構きついダメ出しをされます
心が折れそうになることもあるのですが、そこで投げ出すわけにはいかないから、またゼロからやり直す。そういうことを何度も繰り返していたので、思考力、課題解決力と度胸が身についたと思います。

小泉

そうそう。追い込まれることありますよね。しかも、その授業だけやっているわけではないから、同時に他の授業の課題や企画を進めなくてはいけないということもあって。それでも乗り切れた原動力は、意地とプライドです

細谷

カッコいい!

小泉

やっぱり途中で投げ出したくない、最後までやり通したいっていう気持ちは強かったですね。時間がいくらあっても足りなかったな。

里中

SANNOの授業の特徴のような気がしますね。先生に強制されるわけではないけれど、学生が主体的に進めていく。とことんやれる環境があるし、それを応援してくれる先生や仲間がいる。主体性が身につきますよね
僕の場合は、ゼミでの活動も結果的に就活にプラスになったと思っていますが、お二人はどうですか?

ゼミでの実践的な学びが就職につながった
小泉

実は、私は、行動経済学を学ぶゼミでフランスベッド様と研究活動を行ったことがきっかけで内定をいただくことができたので、まさにゼミと就職が直結していました。
フランスベッド様のある商品のマーケティングについて、仮説を立てて実証するというのが課題でした。チーム対抗で取り組んだのですが、私は一人で1日に100件のアンケートを行ったんです。そういう初対面の人が相手でも臆さず会話できることや行動力、粘り強さみたいなことが評価されたのかなと思います。

細谷

それは、すごい!
私はマーケティングプロジェクトを実践するゼミで、あるお店の出店先を東急大井町線・池上線のどの駅にするか提案するという課題に取り組みました。実際にエリアマーケティングをして企画を提案書にまとめてプレゼンをしました。ゼミで実践的に学んだことは就活に活かせたと思いますが、私にとって一番大きいのはゼミで得られた仲間ですね。私のことを誰よりもわかってくれていますし、就活中もお互い支え合っていました。

里中

僕のゼミの研究テーマが、企業が社会に対して責任を果たすために行うCSR活動だったので、地域との連携活動が多かったんですね。例えば区の行政の方や地域住民の方と協力してイベントを行うのですが、様々な立場の方と交渉し、段取りを行うなど、あらゆる経験をして成長できたという気がします。学生のうちに現実の社会を体感できるのがSANNOのいいところですよね。
就活では、そういったリアルな活動に取り組んだことが評価されたのかなと思います。

コロナ禍での就活。内定のタイミングも悩みも十人十色
里中

細谷さんの就活はどうでしたか?

細谷

年が明けたらコロナ禍で、ちょうど就活の時期と重なってしまいました。会社説明会にも行けずに家にいて、一人でいると本当に何もできないんです。同じように危機感を感じたゼミの仲間と、毎日決まった時間に起きて、ニュースを読んで電話で話し合うというルーティンを作ることにしました。そうやってお互いを励まし続けたんです。それがなかったら就職できなかったんじゃないかな。そのゼミの仲間の中では、私が一番内定をいただくのが遅かったんですが、私の就活にずっと付き合ってくれて、本当に感謝しています。

里中

ゼミの仲間は大事ですね。
僕が富士通株式会社から内定をいただいたのはインターンシップの参加がきっかけでした。
2週間のインターンシップでは、エンジニア部門に配属されました。それまでもプログラミングを学んではいたのですが、いろいろなところに営業に周り、最終的に一つのアプリを開発して発表するというところまでやり遂げるというのは結構大変でした。もちろん、それをやり遂げたことが評価されて内定をいただけたのですが。

細谷

すごいですね!
私は就活の前半はボロボロでした。SANNOは確かに就職に強い大学だと思いますけど、やっぱり就活は自分一人でやらなきゃならないんです
私、面接の時にどう話していいかわからなくて、最初はものすごく準備していったんです。一般的な大学生はこうあるべきみたいなことをやろうと思って。でも、そうしたら面接で自然に会話ができなくて、ことごとく落ちちゃって。そんなことが続いた時、ゼミの先生から「自分の良さが出せていない。あえて準備をせずに受けてみろ」とアドバイスされて、その通りにしたらうまくいったんです。
面接官に聞かれたことに対して、その場で自分が思ったことを答えた結果、内定をもらうことができました。面接の現場で自分の考えをしっかり伝えることができたのは、SANNOでの4年間の成果だと思いました

SANNOでの4年間。無駄なことは一つもなかったと思えるはず
里中

ところで、お二人は就職してからの目標はありますか?

小泉

内定先の企業はベッドや寝具周り商品を取り扱っているほか、医療や介護などに関わる事業も展開しています。どこに配属されるかまだわからないのですが、将来的にはマネジメントにも挑戦したいと思っています。

細谷

就活では大学で学んだライセンスマネジメントに携わりたいと話していました。アニメ部門やアーティスト部門など多岐にわたる領域をカバーしている会社なので、どの部門に行ってもスポンジのように何でも吸収できる人材になりたいですね。

里中

僕は高校時代から経営を学ぶからには、グローバルに活躍できる人材を目指したいと考えていました。そのためにも語学力は必要だろうと思い、今は、英語の勉強を頑張っています。この前の英語能力テストTOEIC® Listening & Readingでは800点だったので、満点を目指してまたチャレンジするつもりです。

小泉

最後に、進路を考えている高校生やこれから就活を控える在学生にメッセージを一言ずつ。

里中

高校までは「学びを習う=学習」ですが、大学は「学びを問う=学問」をする場なので、そこを意識して、自分の考えや視点を得られるよう、何事にも挑戦してほしいし、主体的に取り組んでほしいと思います。
SANNOにはチャレンジできる環境があるし、授業や先生方からビジネスについて学んだり、経験することができるので、まだやりたいことが決まっていないという方にもお勧めできます。

細谷

そうですね。私も大学を受験する時点では「大学で何をやりたいか」というのが具体的に見えていなかったと思います。それでも、SANNOで出会った仲間と切磋琢磨するうちに、社会に出たときに必要な力が自然と身について、最終的には高校時代に漠然と目指していたエンターテインメント業界に就職することができました。

小泉

SANNOは挑戦できる機会が多いと思います。最後まで何かをやり抜くという経験をするといいと思います。私自身は、いろんなことを「とにかくやってみよう」と挑戦し続けた4年間でした。挑戦の過程で得られたことが最終的には一本に繋がって、無駄なことは一つもなかったと思えるはずです。

SANNO REAL|卒業生の声
SANNOでの4年間を経て就職した今、プロジェクト授業で得た気づきや成長について卒業生が振り返ります。
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