経営学部 齊藤弘通ゼミ

経営学科
質的調査の実践~見えないモノを見る
齊藤弘通ゼミでは、フィールドワークや行動観察、インタビュー調査といった質的な調査手法とその考え方を学び、自分たちにとって身近なテーマで問いを立て、データを集め、仮説を作る調査研究を行っています。質的調査を実践することで、見慣れた日常を見つめなおし、日常に隠された「意味」を「読み解く力」を養います。

ゼミの取り組み

Z世代の感覚や価値観をめぐる質的研究
現在は、2年次ゼミ・3年次ゼミにおいて、主にZ世代の行動の背後にある感覚や価値観をめぐる質的研究を行っています。さまざまな切り口から、Z世代の「普段の日常」を調査し、Z世代の行動や生活パターン、ライフスタイルに隠されたニーズやこだわりを明らかにし、研究成果をリサーチペーパーにまとめています。こうした研究成果はゼミ活動で共同している企業に対して定期的に報告し、企業と共同で現代の若者の価値観や心理を探索しています。
また4年次ゼミでは、各自で研究したいテーマを設定し、質的研究に取り組みます。

学生によるゼミ紹介

「なんとなく」ってどういうこと?

例えば、人気商品が売れている理由を考える際に、「なんとなく見た目が良くて買う」という理由に対して、「なんとなく見た目が良い」とはどういう考えから導かれているのか、買いたくなる理由の一つにある「なんとなく」とはZ世代にとってどのような感覚なのか、その仮説を立てて調査を進めるのがゼミでの主な活動です。やり方が分からなくても先生は優しく教えてくれますし、チームにも気を配ってくれてサポート体制は万全です。数字では表せない傾向や考え方にフォーカスを当てるところがこのゼミの面白いところだと感じています。(香川 裕司)

人を知ることで自分を知れるゼミ

皆さんには嫌いな人はいますか? 嫌いな人のことって知りたくないし興味ないですよね。でも皆さんが嫌いな人を好きな人もいて、皆さんを嫌いな人もいるかもしれない。他者を理解することはたとえ家族や友人であっても難しいことです。他者の考えは目には見えないし、別に知らなくてもいい。でも、自分には無い感覚や新しい気づきを得ることは視野を広げ、物事の見方を変化させ、自身を成長させます。
弘通ゼミではとにかく「なんで?」を追求します。そこから面白い価値観を見つけ、自身と比較すると自分も面白い側であることに気づきます。(梅田 真尋)

好きな人に刺さればいい、それでいい

正直に言いますと、弘通ゼミは産能で一番変なゼミだと思っています。変なゼミの定義は人それぞれだと思いますが、僕は「先生がおもろいこと」と「活動が唯一無二なこと」が変だと思います。ゼミでの弘通先生は普段の授業とは違って、ふわふわした雰囲気がとても心地よく、おもろいです。調査研究活動は、インタビューや自分の気づきなど主に人の考えが資源です。何かに基づいているものではないものを追求するのは、唯一無二すぎます。そんな産能で一番規格外のゼミを、別におすすめするわけではありませんが、僕はめちゃくちゃ好きです。(永野 風雅)

自分の感覚がデータになる!?

齊藤弘通ゼミは、私たちの日常に潜むなぜ? を追求するゼミです。アンケートやインタビューを通して、物事を漠然ととらえるのではなく、深く、さまざまな視点から見る姿勢が養えます。調査を通して、時々自分たちの発見がグサッと心に刺さることもあります。しかし、その感覚こそが正解か! 図星なのか! と感じています。身の回りのちょっとした疑問が解決されて、すっきりする事も。3年次後期には自由なテーマで研究ができるため、身近に疑問を感じている人、これって周りはどう感じているんだろう? と思う人は楽しくなること間違いなしです!(大林 歩未)
学生に期待すること
探究は自分たちの見慣れた日常、当たり前を見つめなおすところから始まります。
(1)問題意識を持つ 
(2)すぐに答えを求めようとしない
(3)無駄を楽しむ
(4)「A」か「B」かと問われたら「C」と答える
ような学生を求めます。