学外コンペでビジネス体験
最強のガクチカをこのゼミで

情報マネジメント学部現代マネジメント学科 小野田哲弥 ゼミ

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情報マネジメント学部現代マネジメント学科 小野田哲弥 ゼミ

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  • #プレゼンテーション
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  • #業界・企業研究

ゼミ概要

本学の創設者上野陽一先生が日本初の経営コンサルタントであることから、本学の伝統と時代的ニーズの下、小野田ゼミでは社会に出て即戦力として活躍できる「コンサルタント」の素養を身につけることを目指します。学外コンペティションに挑戦し、企業へのコンサルティングを経験します。情報の取捨選択、コンセプト抽出、レポートの構成、アウトプットのビジュアル化等の実践的スキルを、ゼミ内外のプレゼンテーションやコンテストを通じて鍛えます。自信を持って「学生時代に力を入れたこと」(ガクチカ)を語れる経験を積み、ゼミでの活動を通じて、論理性・発想力だけでなく、周囲を巻き込む力・協調性も身につけます。

研究テーマ
リサーチデータを活用したコンサルティングの実践 ~ビジネスシーンで通用するプレゼンテーション力の養成~
ゼミの特徴
プレゼンテーション コンテスト参加
主な活動
ゼミ教授の「鬼の添削」により資料のブラッシュアップを常態化し、コンテストやプレゼンに挑む
ゼミ生の進路
多業種(情報通信、人材、広告、商社、金融、不動産、コンサルティングなど)
個人ワーク グループワーク
学内活動 学外活動
理論 実務

小野田ゼミ3つのキーワード

  • 最強のガクチカ
    「産チャレ」に挑む

    「産チャレ」は、神奈川県下に拠点を持つ大学と経済同友会会員企業・団体が協力して実施する産学連携プログラムです。学生チームが企業の経営課題に対する解決策を研究レポートとして提出し、企業が審査します。調査やフィールドワークを経て30ページのレポートを作成し、合格すれば企業でプレゼンを行います。レポートとプレゼンの評価が認められると、パシフィコ横浜での表彰式に参加できます。

  • 就職活動に活きる
    バーチャル株式投資

    500万円のバーチャル投資経験ができる「日経STOCKリーグ」に全員がエントリーし、日々リアルな株価の変動を観察することを通じて時事問題に強くなることができます。 業界研究として業界内の企業を東京証券取引所の3区分(プライム・スタンダード・グロース)に分けて分析します。グローバル企業・中堅企業・ベンチャー企業それぞれの特徴理解が進み、進路選択に活かすことができます。

  • コンサルタントとしての
    素養を身につける

    「雑誌記事プレゼン」では参考文献から要点を抽出する能力を鍛えます。産チャレの「Webアンケート」「フィールドワーク」では定量・定性での調査スキルを養い、企業研究を通じて「SWOT分析」を経験します。「宣伝会議賞への挑戦」ではコピーライト能力を、「動画制作・Preziを用いたプレゼン」では多様なプレゼンスキルを培います。上記の実践を通して、コンサルタントとして活躍するためのスキルを身につけます。

カリキュラム

2年生

実践ゼミⅠ(2年後期)

2年次では、3年次のビジネスコンテストを見据え、①ビジネス雑誌記事の要約プレゼン・②宣伝会議賞への挑戦・③有価証券報告書に基づく業界研究・④自作動画制作の4つの活動を行い、情報伝達力、キャッチコピーライティング能力、企業分析力、ストーリー構成力を磨きます。

3年生

実践ゼミⅡ(3年前期)・実践ゼミⅢ(3年後期)

3年次は「神奈川産学チャレンジプログラム」(産チャレ)への挑戦がメインとなります。企業が出題する課題に挑戦する過程において企業や市場を分析し、斬新なアイデアを生み出す力を養います。社長をはじめとした企業役員の前でプレゼンする機会もあり、実践的なビジネススキルが身につきます。

4年生

実践ゼミⅣ(4年前期)・実践ゼミⅤ(4年後期)

就職活動の振り返り、日経STOCKリーグへの挑戦、そして卒業研究へと進みます。日経STOCKリーグでは、新NISAの理解を深め、資産運用のシミュレーションを行います。4年後期の「実践ゼミⅤ」では卒業研究に取り組み、これまで培ってきた専門知識と総合力を発揮します。学生たちは4年間の集大成として、自らのテーマを深く掘り下げていきます。

カリキュラムは変更になる場合があります。

ゼミの取り組み

デジタル雑誌記事の要約+α

小野田ゼミでは、2年後期の「実践ゼミⅠ」で自由度の高い「雑誌記事プレゼン」に取り組みます。学生は興味のある記事を選び、独自の視点で発表を行います。例えば、FFS理論の記事を選んだ学生は、心理検査を交えた参加型のプレゼンテーションを実施し、聴衆を巻き込む工夫をしています。

動画制作

2年後期の「実践ゼミⅠ」では、「自作動画」の品評会が行われます。学生たちは相手の視点に立ち、どうすれば印象付けられるかを意識しながら制作に取り組みます。最近ではエントリーシートの替わりに動画の提出を求める企業も増えており、就活ヘの備えにもなります。

ビジネスコンテスト「産チャレ」挑戦

3年生全員が挑戦する「神奈川産学チャレンジプログラム」(通称「産チャレ」)は、ゼミ活動のクライマックスです。2024年度は40社が課題を出題し、18大学204チームが参加する中、小野田ゼミは2つのテーマで最優秀賞、1つのテーマで優秀賞を獲得。入念なフィールドワークと独創的なプレゼンで成果を上げています。

卒業研究

2023年度の卒業研究は、(1)心理学、(2)コンテンツ、(3)ラーニング、(4)ツーリズム、(5)ライフスタイルの5つのカテゴリーに分かれ18テーマの研究を実施。絵文字コミュニケーション、MBTIと職業選択、乳幼児へのスマホの影響など、いずれもWebアンケートに基づく論理性と新規性を備えた「学生時代の集大成」となりました。

学生によるゼミ紹介

論理的思考力を身につけ、プレゼンで勝負する

宮野 夏実 
私立浜松日体高等学校出身

高校まで部活動に熱中していた私は、ビジネスコンテストで他大学を抑えて最優秀賞を獲得した先輩たちの姿に、こういう「試合」や「優勝」の形もあるのだと強い憧れを抱き、小野田ゼミを志望しました。これまでプレゼンはインパクト勝負だと考えていましたが、ゼミで学んだのは論理的思考力の重要性です。統計データを活用し構成を工夫すると説得力が格段に向上しました。企業の社長や社員様へのプレゼンなど、数々の貴重な経験もできました。就職活動は一種のプレゼンだと思うので、自分の長所を論理的に伝え、希望の進路を実現したいです。

産チャレで鍛えるリアルなチームマネジメント力

徳竹 彩花 
神奈川県立湘南台高等学校出身

小野田ゼミの魅力は、3年次の神奈川産学チャレンジプログラム(産チャレ)です。このプロジェクトはチームでの活動になるため、私にとって新たな試練となりました。チームリーダーとして、メンバー全員の意見を尊重し、納得のいくアイデアに仕上げることは想像以上に大変でした。さらに、出題企業の要望を満たしつつ実現性を意識する中で、挫折も経験しました。しかし、「チームの士気を上げる」「お客様の満足度を高める」ためのリアルな実践経験となりました。ゼミで得た力をさらに伸ばし、社会に必要とされる人材に成長したいです。

学生に期待すること

プレゼン資料などは本番1週間前までにドラフトを提出してもらい、私の添削を受けてブラッシュアップに努めることを常態化しています。 この習慣を忘れず、社会人になってからも先を読んで計画し、上司に事前確認を取ることで着実に成果につなげてほしいです。とはいえ小野田ゼミにはメリハリがあります。例えば大きなプレゼンの後には必ず懇親会を開催しています。社会に出てからも仕事とプライベートを両立しながら、心身の健康を維持しましょう。「人生100年時代」では資産運用も不可欠なスキルです。ゼミで体験するバーチャル投資経験を活かして、自身に合った運用方法を見つけ、安定と挑戦のバランスを取りながら、いつまでもイキイキと楽しい人生を歩んでいってほしいと願っています。

小野田 哲弥 教授

慶應義塾大学総合政策学部卒 、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了、博士(政策・メディア) 、産業能率大学情報マネジメント学部教授

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