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自分の力を自分で見つける
「挑戦」と「感謝」の心理学

経営学部経営学科 中村浩史 ゼミ

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経営学部経営学科 中村浩史 ゼミ

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ゼミ概要

中村ゼミでは、感謝の心理学とリーダーシップを軸に、組織行動や心理学的知見を学びます。ゼミ生一人ひとりが互いの違いを認め、他者を尊重しながら、自身の可能性を引き出していきます。企業とのコラボレーションや社会人講師による特別講義、IDGsに関する調査など、多様な学びの機会があります。また、スウェーデンの大学教授による講義など、広く視野を広げられることも特徴です。感謝の力が組織や個人に与える影響を科学的に学び、将来のキャリアに活かせる実践的なリーダーシップスキルを磨きます。

研究テーマ
感謝やリーダーシップを通じた組織活性化と個人の成長
ゼミの特徴
学生主体の運営、社会人との交流、幅広い学びの機会を提供
主な活動
感謝とリーダーシップに関する研究、企業とのコラボレーション、社会人講師による特別講義、IDGsに関する調査
個人ワーク グループワーク
学内活動 学外活動
理論 実務

中村ゼミ3つのキーワード

  • 「挑戦」することを
    奨励する

    自分が目指すことを意識していきます。スウェーデンの大学教授による特別講義やスウェーデン発のIDGs (Inner Development Goals)活動の調査への協力、オランダの起業家の講話などを聞きます。これらの経験を通じて、刺激を受けて、日本だけでなく広く社会を捉えていきます。そうした中で、自らの目指すことを探り、確認し、挑戦することを奨励します。

  • 「感謝」の力で
    組織を変える

    「感謝」という身近な感情が組織にどのような影響を与えるかを心理学的観点から学びます。日常的な感謝の言葉がチームのモチベーションを高め、組織を活性化させる力を持つことを理解し、実践的なリーダーシップスキルを身につけていきます。この学びを通じて、学生たちは自身の行動が周囲に与える影響を意識し、より良い組織づくりに貢献できる人材を目指します。

  • 「挑戦」と「感謝」で
    可能性を引き出すリーダーに

    他者を尊重しながら自身の可能性を最大限に引き出せる人材を育成します。感謝の心理学とリーダーシップ論を学び、実践することで、組織の中で周囲を巻き込みながら成果を出せるリーダーシップを身につけることができます。学生たちは、多様性を尊重し、チームメンバーの強みを活かしながら、共に成長できるリーダーシップスキルを磨きます。

カリキュラム

2年生

社会と自己の探求

各自の関心のある業界や企業について情報収集・分析し、自身のリーダーシップについて考えます。感謝の感情について学び、グループディスカッションやプレゼンテーションを通じて理解を深めます。希望者はサブゼミに参加し、より実践的な活動に取り組みます。各自の関心ある分野について研究し、相互に学び合う機会も設けています。

3年生

組織行動の深化

組織行動や心理学の知識を活用し、社会や組織での行動について検討を深めます。感謝に関する心理学的・科学的研究知見に触れ、その機能等について学びを深めながら、自身のリーダーシップの発揮方法を探求します。国内外の実務家や専門家との交流、スウェーデンやオランダ等との交流を通じて、国外の視点も養います。サブゼミでは希望者がより専門的な活動に取り組みます。

4年生

学びの統合と実践

3年間の学びを整理し、今後の活かし方について発表します。これからの社会で重要になるテーマをゼミ全体で検討し、個々の学びを共有しながら、さらなる成長を目指します。内面の成長やキャリアの進め方など、実践的なテーマについてグループワークを行い、社会人としての準備を進めます。

カリキュラムは変更になる場合があります。

ゼミの取り組み

リーダーシップと感謝の心理学

感謝の心理学と各種リーダーシップ論を軸に、組織行動や心理学的知見を学びます。日常的な感謝の言葉がチームのモチベーションを高め、組織を活性化させる力を持つことを理解し、実践的なリーダーシップスキルを身につけていきます。これらの学びを通じて、自己と他者への理解を深めます。

社会人との交流でキャリアを考える

様々な業界で活躍する社会人をゲストスピーカーとして招き、現在の業界動向や実際の業務について学ぶ機会を設けています。特に2年生にとっては、将来のキャリアを考える上で貴重な経験となります。社会人の方々との対話を通じて、実践的な知識や視点を得ることができます。

スウェーデンの大学教授との交流

スウェーデンの大学教授との交流やIDGsの調査協力を通じて、広い視点を養います。これにより、身の回りの事象を新たな角度から捉え直す力を身につけます。国際的な課題に対する理解を深め、多様な文化や価値観を尊重する姿勢を育成します。

学生主体のプロジェクト運営

サブゼミでは、学生が主体となってプロジェクトを企画・運営します。企業とのコラボレーションを通じて、企画から運営など、実践的な経験を積むことができます。自ら考え、行動する力を養い、チームワークやリーダーシップを実践的に学ぶ機会となっています。

学生によるゼミ紹介

先生の手厚い指導の下、各々のステージで頑張れるゼミ

古田 昂也 
岐阜県立多治北高等学校出身

中村ゼミでは、ロバート・A・エモンズの著書『「感謝」の心理学』をメインテーマに据え、著書や論文の輪読、分析を通じて理解を深めます。また、興味を持つ業界や企業について自由に研究する“企業分析レポート”、国内外の多様な業界で活躍されている方をお招きする“ゲスト講演会”を通じて、社会で活躍するための基礎知識を学びます。先生は学生の視点に立ち、個々の活動に手厚い指導を行ってくださいます。自主的にプロジェクトを企画する学生もいて、ゼミの雰囲気はお互いの個性を尊重し合い、成長を大切にする温かさがあります。

感謝は人をつないでいく

太田 天 
横浜市立南高等学校出身

日常の「感謝」をより深く考えることができるのが中村ゼミです。毎週ゼミでは、その週に感謝したことを話し合い、「自分にも似たような場面あったな」と振り返ります。これにより、感謝に対してより敏感に反応できるようになります。高校生の時、感謝の語源は「有難し(ありがたし)」であり、そこから「ありがとう」ができたと知りました。「有るのが難しいもの」つまり、「普段あまりないこと」が感謝の対象になりがちですが、感謝を伝えられる場面は日常にたくさんあります。私たちと一緒に、感謝のプロフェッショナルになりましょう!

学生に期待すること

学⽣⼀⼈ひとりの個性と可能性を⼤切にし、互いの違いを尊重しながら⾃らの道を切り拓く姿勢を重視しています。短期的な成果だけでなく、⻑期的な視野を持って⾃⼰成⻑に取り組むことを⽬指す中で、⾃ら考え、⾏動し、他者と協⼒しながら、主体的に⼈⽣を築く⼒を養うことを期待しています。ゼミ活動を通じて、社会で活かせる実践的なスキルと豊かな⼈間性を⾝につけることを⽬標とし、皆さんが⾃分の可能性を信じ、挑戦し続けることを願っています。この経験が、より良い⼈⽣の基盤となり、社会で⾃らの⼒を⼗分に発揮できる⼈材へと成⻑する⼀助となることを期待しています。

中村 浩史 教授

九州大学教育学部教育心理学科卒  、九州大学大学院人間環境学研究科行動システム専攻 修士課程修了  、学校法人産業能率大学経営開発本部 研究開発部HRM研究センター入職 、学校法人産業能率大学経営管理研究所を経て、産業能率大学 経営学部 教授

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