情報マネジメント学部 中川直樹ゼミ

現代マネジメント学科
スポーツイベントから学ぶマネジメント
中川ゼミでは、スポーツイベントの企画・実施を通じて、あるいはスポーツイベントにスポーツボランティアとして参加することで、リーダーシップ、企画力、計画力、協働力、課題解決力等のプロジェクトマネジメントに対する理解を深め実践力を身につけることを目標としています。
ゼミの取り組み
スポプロサポートイベント
スポーツプロモーションのサポートイベントとはスポーツプロモーションの授業とは別に中川ゼミがブースの一角をお借りしてイベントを実施します。今回は、コロナ禍でのイベント運営だったため感染予防に配慮しながら企画を練りました。消毒やソーシャルディスタンスを徹底し中川ゼミブースでは、だるま落とし×野球のイベントをお客様に提供しました。「コロナ禍においてイベントが無い中、イベントを通して楽しんでもらえる場を提供する」といったコンセプトを掲げ、ゼミ生で初めてのイベントをチーム一丸となって取り組むことが出来ました。

二宮町観光協会コラボイベント
二宮町ファンを増やすために、参加者を一般募集し、謎解きをしながら、ウォーキングで二宮町内を巡ってもらいます。そして、自然・歴史・文化・食などの町の魅力を伝え、町の魅力を知って頂きます。また、歩くことの大切さを感じて頂くことにより、健康増進への啓蒙・普及の一助となるようこのイベントを開催しています。下見を何回も繰り返して発案されたコースや学生手作りのコースマップや謎解きの作成、学生によるクイズの出題やコーヒーの試飲などのお楽しみ企画満載で、老若男女問わず楽しんで頂けるイベントとなり、参加者の方から好評を得られました。

ブラインドサッカー体験会
障害の有無などに関わらず誰もが楽しめるスポーツの魅力を多くの人に知ってもらいたい、古本パワープロジェクトをもっと広げたいという想いの下ブラインドサッカーについて学んでいます。ブラインドサッカーのリアルを知る為に神奈川県唯一のブラインドサッカーチーム、ブエンカンビオ横浜様に体験会を開いて頂きました。体験から想像以上に難易度が高い事を感じたと共に、想いを言葉にする大切さや沢山のサポートで成り立つスポーツである事を学びました。今後はゼミ生が小学生にブラインドサッカーの魅力を伝える立場になり、イベントを企画・開催します。

古本パワープロジェクト
障がい者スポーツである「ブラインドサッカー」を、盛り上げるための活動の一環として行なっています。活動では、学内に古本の回収ボックスを設置し、学生から使用しなくなった古本の回収を行いました。更には、参加を促すチラシの作成や、SNSでの呼びかけも行いました。回収させて頂いた古本は、100冊でブラインドサッカーで使用するボール2つと交換することができます。中川ゼミでは交換して頂いた備品を、ブラインドサッカーチームへ寄贈させて頂く予定です。ブラインドサッカーを少しでも盛り上げられる取り組みとして活動しています。

学生によるゼミ紹介
学生主体でそれぞれが成長を実感
年間を通して様々なイベントを企画・運営するにあたって、学内外を問わず様々な方とお話しする機会が多く、自分の考えを伝える能力が大きく成長したと感じました。また、ゼミ生同士の連携も非常に重要であり、全員が役割を持って活動するため、コミュニケーション能力だけでなく、課題解決力を伸ばすことができるゼミです。昨年は新型感染症流行の影響もあり、対面でイベントを運営することの難しさに直面しましたが、感染症対策を講じた上で最大限お客様に楽しんでいただけるイベントを創造することができたと感じております。(渡辺雅也)

自分達の色を出す難しさ
中川ゼミでは、多くのイベントを企画・運営をします。私は、二宮町とのイベントを担当し、上手くゼミ生を巻き込められていない壁にぶつかりました。そのため、このイベントを通して、協力し合う重要性を知り、どうメンバーを巻き込み、協力し合える環境を作ればいいのか、といった“協調性”についてのスキルを学び、身に付けることができました。
また、イベントを通してゼミ生の中が深まり、さらに全体の協調性が深まったと思うので、ゼミ全体で成長できたと思います。(内海智恵子)

主催イベントでの成長、経験
私は中川ゼミでの活動で、主体性を持って積極的に行動し、責任をもって役割を果たすことの重要性を学ぶことが出来ました。
自分の担当するイベントは新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいましたが、その分他のイベントで積極的に行動し、ゼミに貢献しようと心掛けました。そこで私は、プロジェクトリーダーとして活動するのではなく、自分の置かれた状況を理解し、各イベントでの役割を自覚して行動する調整役に徹しました。この活動を通じて自分が成長したと実感できたのでゼミでの経験は貴重なものになったと思います。(椙﨑能史)

学生に期待すること
ゼミでは学生の主体性と協働力を尊重しています。それは、大学で学んだマネジメント等の知識を使い、実践できる場を提供したいと考えているからです。身体を動かすことで得る経験知を学生には大切にして欲しいです。