情報マネジメント学部 三浦智恵子ゼミ

現代マネジメント学科
「教育」「コミュニケーション」の視点から学ぶマネジメント
社会で役立つ「教える技術」「コミュニケーション(対人コミュニケーション、マーケティング・コミュニケーション)」「マネジメント」を大きな3つの柱として活動しています。JA、IT企業、小学校、児童福祉施設、高齢者福祉施設など幅広い分野の方々との関わりを大切にしながら実践的な活動をしています。

ゼミの取り組み

JAすかなごっそとのコラボレーション
横須賀市にある、大型農産物直売所JAよこすか葉山「すかなごっそ」様と提携して活動しているプロジェクトです。
これまで"三浦大根生ふりかけ"の製作や販売、"わんちゃんクッキー"のパッケージ作成協力などを行ってきました。2023年度は、わんちゃんかぼちゃクッキーの販売プロモーションを企画・実施しました。また、すかなごっそ様の認知度を上げるという目的で顧客リサーチも行っています。今後は、わんちゃんクッキーの新フレーバー製造やPR動画作成、新商品案の提案など、さらに実践的なマーケティング活動を行っていく予定です。
TSUJIFESへの出店
2023年10月に辻堂駅前の活性化を目指したフェスティバルであるTSUJIFESに参加しました。
マーケティング力を高めるという目的を立て取り組み、わんちゃんクッキーや動物園パン、牛乳キャラメル、湘南ゴールドグミなどをすかなごっそ様から仕入れ、販売しました。また、商品販売時のアプローチの仕方を工夫し、多くの方に購入していただきました。TSUJIFESでの売上利益は、横須賀市内のこども食堂関連の団体に寄付をする予定です。
瑞木祭での活動
ゼミ発足時から学園祭である瑞木祭には毎年参加しています。 第45回瑞木祭では、模擬店と研究発表を行いました。模擬店では、「みうらんくふると」と称してフランクフルトを販売しました。普段のゼミで身につけたマーケティングの知識を活用し、2日間で用意していたフランクフルト700本をすべて売り上げることができました。研究発表では、「三浦ゼミ博物館」と称して1期〜7期までのゼミの地域連携・企業連携の歴史を振り返りました。また、各代の活動の様子の写真や当時のゼミTシャツなどを展示しました。
こどもサポート~働くママ応援PJ~
こどもプロジェクトは、広い意味での「こどものサポート」をテーマに活動しています。
「日々のお悩み解決マン」として、子育てを始めたばかりのパパママに役立つ情報の提供にチャレンジしました。株式会社アイネット様が運営するWebサイト「働くママ応援し隊」内で、私たちが作成した子育てに関するブログを掲載していただいています。
1年に2回、株式会社アイネット様の東京オフィスにて、活動報告および次年度の活動方針をプレゼンテーションする機会を設けていただいており、私たちのプレゼン力の向上に繋がっています。
地域×高齢者支援プロジェクト
伊勢原市の高齢者施設の利用者の方、ご家族の方、スタッフの方に向けた取り組みなどを行うプロジェクトです。
住宅型有料老人ホーム「風の丘」様が発行している、入居者のご家族向け広報紙「風の丘通信」の作成サポートを行っています。
また、伊勢原市老人福祉センター阿夫利荘様のご協力のもと、地域の高齢者の方に向けたスマートフォン教室を企画し、2回シリーズで実施しています。
その他、外出することが難しい高齢者の方向けに、比々多地域の名所を巡るお散歩動画を作成しています。
エリザベス・サンダース・ホームPJ
エリザベス・サンダース・ホームプロジェクトは、2023年度から始動した大磯エリザベス・サンダース・ホーム様との連携プロジェクトです。
施設のこどもたちに将来ビジョンを持ってもらうきっかけ作りをすることを目的に、大学生ならではの企画を考え、イベントを実施しています。第1回活動は小学生を対象に産業能率大学へ招待し大学見学やレクリエーションなどなどを行いました。今後は、大学行事への参加や、こどもたちと一緒にキャリアを考えるなど「大学は身近な存在である」ことをさらに伝える場づくりを検討していきます
その他の活動
卒業を控えた4年生が2・3年生に向けた「就活ワークショップ」を、3年生が2年生に向けた「プロジェクト体験」を、それぞれ企画・開催するなど合同授業も活発に行っています。
「プロジェクト体験」は、各プロジェクト内容を上級生から学び、ブログの作り方などを実際に体験することで2年生の本格的なプロジェクト選択に繋げていくという試みです。
卒業研究
実践ゼミV(4年生)の卒業研究のテーマは、「小学生向けアクティブラーニング~食育を学ぶ~」です。
昨年度の活動を存続しつつ、よりスケールを大きくしてアクティブなものにすることを目的とし、伊勢原市立比々多小学校5年生3クラスを対象に実施しました。食育・フードロスについての講義や6つのミニゲームをワークショップ形式で行い、楽しみながら学べるように工夫を凝らしました。
実践ゼミIから取り組んでいる、多様なPJが持つ要素を取り入れ、大学での学びの集大成にすることを目指しました。

学生によるゼミ紹介

みんなで成長できる場所

私は、教える技術や自分から積極的に行動する力をつけ、誰かの役に立つ活動をしたいと思い、三浦ゼミに入りました。
三浦ゼミでは、多様なプロジェクト活動があります。これら全ての活動は学生が一から作るものであり、企業様などに貢献することのできる活動になっています。目標に向けてメンバーで協力することや、新しいスキルを磨く機会があること、課題解決や創造的なアイディアの実現などをすることができます。三浦ゼミは、自分自身の成長に繋がることはもちろん、三浦ゼミのメンバー全員で成長できる場所であるところが魅力です。
(田中 莉寿)

自分らしく成長する

三浦ゼミでは、一人一人がゼミ内で役職を担当します。ゼミ内組織のマネジメントを自ら行うことで自分自身の強みを活かす機会があります。加えて、役職内や役職外でのコミュニケーションが求められます。そのため、主体性や積極性はもちろん周りと意見をすり合わせて一つの意見とするスキルを学ぶことが出来ます。学んだスキルを活かすグループ活動が多いため、自分の成長や変化を実感できるのが大きな魅力です。自分らしく「成長」できるのが三浦ゼミです。私は、三浦ゼミでこれまで培った自分自身の強みを活かして「成長」したいと思います。
(横堀 峻大)
学生に期待すること
学内外、さまざまな立場・年齢・価値観の人たちと自ら積極的に交流し、テキストにはない学びを得てほしいと思っています。
どうぞ、ゼミを「勇気を出して自分自身がチャレンジできる場」として使ってください。