コンテンツ産業における
プロデュース・アプローチの
研究と実践

情報マネジメント学部現代マネジメント学科 穀田正仁 ゼミ

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情報マネジメント学部現代マネジメント学科 穀田正仁 ゼミ

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ゼミ概要

穀田ゼミではコンテンツ産業におけるプロデュース・アプローチの研究と実践を行います。エイベックス・グループで約1,000タイトルの作品を手掛けた穀田教授の豊富な経験をもとに、コンテンツの企画から制作、マーケティングまでを実践的に学習し、外部企業との共同プロジェクトや調査協力等を通じて、業界の最前線を体験できます。将来、コンテンツ業界で活躍したい学生に個人ワーク、グループワーク両側面からコンテンツ産業の「鮮度ある学びの環境」を提供します。さらに、自己プロデュース力やプロジェクト牽引力も養成し、業界で即戦力となる人材育成を目指します。

研究テーマ
コンテンツ産業におけるプロデュース・アプローチの研究と実践、企画、制作、マーケティング、ビジネスモデルの構築
ゼミの特徴
現役プロデューサーの経験を活かした実践的な指導、外部企業との共同プロジェクトや現場見学で業界を体感
主な活動
コンテンツ企業との共同研究、撮影現場やリハーサル現場の見学、短編作品の制作とコンテスト出品、業界向け研究発表会の実施
個人ワーク グループワーク
学内活動 学外活動
理論 実務

穀田ゼミ3つのキーワード

  • 自己プロデュース力を磨いて
    即戦力を身につける

    ゼミ活動を通じて、企画力、マーケティング力、プレゼンテーション力を磨きます。自分の強みを活かし、仲間とともに弱みを克服する「自己プロデュース力」を身につけることで、コンテンツ業界だけでなく、様々な分野で活躍できる人材を育成します。また、個別指導やグループワークを通じて、自己分析力と他者との協働能力を高め、社会で活かせる即戦力を身に付けます。

  • コンテンツビジネスの
    最前線を体験

    コンテンツ産業の第一線でビジネスを行ってきた教員の経験とネットワークを活用し、実践的な学びを展開します。具体的には外部企業との共同プロジェクト等を通じ、座学だけでは理解できない「現場からの学び」を研究に活かす「右脳的視点」と、コンテンツ産業の最新動向及び課題を研究しながら個人だけでなくゼミ全体でコンテンツ産業への正しい知識と理解を深めていく「左脳的視点」を組み合わせ、事業を創造する力を磨きます。

  • 目指せ!次世代の
    コンテンツプロデューサー

    コンテンツ業界で活躍されているプロデューサーには3つの共通する力が備わっています。1つは常に新しい価値を創造しプロジェクトを牽引する「リーダーシップ力」、次に変化が激しい業界環境の中で、柔軟に対応し次の一手を導き出す「適応力」、そして各プロジェクトに応じて適切にプロジェクトを進行する「コーディネイト力」です。ゼミ活動を通じてこれら3つの力を養成し、次世代のコンテンツプロデューサーとして活躍できる人材を育成します。

カリキュラム

2年生

業界研究と基礎スキル習得

コンテンツ産業の各業種について調査し、「企業カルテ」を作成。業界環境の理解を深めるとともに、プレゼンテーションスキルを磨きます。グループ活動では、コンテンツ企業との合同プロジェクトや現場見学を通じて実践的な学びを得ます。

3年生

研究テーマの深掘りと実践

2年生で研究を進めたコンテンツ産業の企業研究を参考に各自の研究テーマを絞り込み、調査・研究を進めます。就職活動に活用できるよう、3年次中に研究成果の70%完成を目指します。瑞木祭での活動や外部向け発表会を通じて、プレゼンテーション力をさらに磨きます。グループ活動も継続して行います。

4年生

研究の集大成と進路決定

3年次からの研究を完成させ、卒業研究としてまとめます。就職活動と並行しながら、瑞木祭での活動や外部向け発表会を行います。下級生への指導やアドバイスを通じて、リーダーシップスキルも磨きます。

カリキュラムは変更になる場合があります。

ゼミの取り組み

コンテンツビジネスを深く研究する

音楽や映像、ゲーム等をはじめとする「コンテンツ産業」には、国内外を相手にビジネスを成長させる多くの可能性があります。ゼミでは各個人で研究テーマを設定し深く掘り下げ、卒業研究としてまとめます。また発表を通じてプレゼンテーション能力も磨きます。

コンテンツ企業と合同プロジェクト

実際のコンテンツ企業やクリエイターと共同でプロジェクトを行います。企業のニーズに応えるための企画立案や調査協力、マーケティング戦略の策定など、実践的な経験を積むことができます。業界のプロフェッショナルから直接指導を受ける貴重な機会です。

撮影現場・リハーサル現場等を視察

コンテンツ産業の実態をより深く理解するため、実際の撮影現場やリハーサル現場等を視察します。プロの仕事を間近で観察し、現場の雰囲気や制作プロセスを肌で感じることで、座学だけでは得られない貴重な学びを得ることができます。

短編映像作品を様々なコンテストに出品

ゼミ生が協力して短編作品を制作し、様々なコンテストへ出品します。企画から制作、編集まで一連のプロセスを体験することで、チームワークやプロジェクト管理能力を養います。また、外部の評価を受けることで、客観的な視点も身につけられます。

学生によるゼミ紹介

コンテンツ産業のプロジェクトを通して力を養う

坂下 凌空 
神奈川県立上鶴間高等学校出身

主にコンテンツ産業のプロデュース探究を行います。個人、グループやゼミ全体での取り組みなど活動は多岐に渡り、主体性や協調性、社会で通用する良識力などが養われます。コンテンツをビジネスの視点で捉え思考し行動するため、将来的にコンテンツ産業に従事したい、実践から経験を積みたい学生に最適です。アイデア出しやグループ活動では、全員が相手の立場で考えコミュニケーションを取るため、相手を敬いフォローする意識が高いです。そして、最大の魅力は先生の穏やかな人柄や的確かつ学生の考えを尊重するサポート体制にあります。

コンテンツ業界を目指して経験を積む

小林 萌々夏 
神奈川県立住吉高等学校出身

私は将来コンテンツ業界の仕事に就きたいと考えており、この業界を深く知る必要があると感じました。穀田ゼミは、コンテンツ業界に触れる機会が多く、実際の現場を見ることができるだけでなく、様々な業種についての視野を広げられることに魅力を感じ、穀田ゼミを志望しました。ゼミで最初に感じたことは、ゼミ生の個性溢れる性格とそれぞれが異なるコンテンツに触れてきた経験があることでした。音楽やCG、アニメなど、多様な経験・知識があるからこそ、グループプロジェクトでは異なる視点や斬新なアイデアが生まれ成長を実感できます。

学生に期待すること

穀田ゼミはコンテンツ産業を表面的な「イメージ」ではなく、研究と実践を通じて産業構造や課題、未来の可能性等を鑑み、産業全体を深く洞察する視点をゼミ活動を通じて養います。未来のプロデューサー候補として興味と情熱を持つ学生の参加を歓迎します。コンテンツ業界は人々を楽しませる一方、現場では日々様々な問題に直面します。そんな困難に立ち向かうために「ひたむきさ」「ポジティブさ」「相手への敬意」「未来志向」の心構えが大事になります。ゼミ活動を通じて、自分の可能性を最大限に引き出し、様々な事業プロジェクトをけん引する力を養い、活躍の場を広げてほしいと願っています。

穀田 正仁 教授

東洋大学経営学部卒 、エイベックス・エンタテインメント株式会社 、エイベックス・ピクチャーズ株式会社 、株式会社カッティング・エッジ、株式会社アニメタイムズ社等 、エイベックス・グループに約27年間勤務 、その他、産業能率大学コンテンツビジネス研究所客員研究員 、高知県IT・コンテンツビジネス起業研究会個別支援アドバイザー等を経て、産業能率大学情報マネジメント学部教授

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