経営学部 小々馬敦ゼミ

マーケティング学科
若者価値観研究から「幸せ」を実現するマーケティングのミライをインサイト(洞察)する
次世代社会を支えるZ世代の価値観研究を通じて社会の幸せを探究し「未来のマーケティングのあるべき姿」を産学協同研究により考察しています。2015年から若者の価値観変容を追跡調査し、日本マーケティング協会と学生と社会人の対話「ミライ・マーケティング研究会」を開催しています。

ゼミの取り組み

「Z世代の生活価値観」からマーケティングのニューノーマルを探究する
人口減少が進みSNSが進化する日本社会では、経済成長時代に形成された旧来のマーケティングアプローチでの対応が難しくなっています。「Z世代の価値観・消費行動調査」による研究成果を多様な業界の企業の方々と共有し、商品開発やマーケティング活動の進化について実証しています。2020年度は、三井不動産商業マネジメントと「商業施設の未来を考えるプロジェクト」に取り組み、ららぽーとの館内にZ世代が理想とする「ときめきショッピング」を実証実験するポップアップショップを企画運営。資生堂、ビデオリサーチ と「S N S時代の化粧品マーケティングのあり方」を調査研究、また、IoT技術を利用したテレビ視聴調査の実証実験など新しいマーケティングの手法について考察しました。

学生によるゼミ紹介

ワカモノがときめく「ずっときショッピング」を企画・実践!

三井不動産商業マネジメント株式会社との共同プロジェクトで若者の購買行動を考え直し「未来の商業施設とショッピングのあり方」を描きました。『こんな風に買い物できたら幸せ!』というコンセプトを策定しショップの形にしました。実際にららぽーと横浜でPOP UP SHOPで実証実験する機会をいただき、多くの方に共感をいただけるショッピング経験を実現できたと感じています。企業へ企画を提案するには、根拠やストーリーがしっかりとできていないと予算を掛ける決裁をいただくことはできません。企画を実現するためのプレゼンテーションや分析力が身に付きました。(長島優香)
学生に期待すること
社会のパラダイムが大きくシフトしていく今こそ、「ミライをどんな社会にしたいのか?その社会にどのようなタレント(才能)を発揮して貢献していくのか?」自身の社会における存在意義を考え抜き、いかなる困難な状況に遭遇しようとも、自分がやりたいことを選択できるキャリアを築き、自由な人生を愉しんで欲しいです。