経営学部 川並剛ゼミ

経営学科
企業研究・テーマ別研究を通した自己成長
企業研究やテーマ別研究を主な活動として、3期目に入ったゼミです。企業研究などで知識を蓄え、社会の動きを理解することで、就職活動や社会人になっても役立つようにします。ゼミ活動を通じて「適応力」や「コミュニケーション力」を身に付けて「人間力」を養い、自己の成長が実感できることを目指します。

ゼミの取り組み

「日経STOCKリーグ」への参加
2年生だけのチーム、3年生と2年生の合同チームなど、毎年チーム編成を変えながら、川並ゼミのテーマである企業研究の一環として取り組んでいます。本格的な企業・業界研究であること、また全国レベルでのコンテストということもあり、悪戦苦闘しながら全チームがレポートを提出しました。第2期ゼミではコンテストの一次審査を通過するチームもあり、本年度も先輩と後輩が学び合いながら取り組んでいきます。
ビジネスコンテストへの挑戦
テーマ別研究の一環として、日本銀行主催の金融・経済に関する小論文とプレゼンテーションのコンテスト「日銀グランプリ」や、株式会社メンバーズ主催の「大学CSVビジネスアイデアコンテスト」に挑戦しています。CSVコンテストは企業テーマに沿って社会課題をビジネスで解決するアイデアを競うものです。2022年度にはANAホールディングス株式会社への「海中美術館ビジネスへの進出」のアイデア提案により、ANAホールディングス賞を受賞しました。これらのビジネスコンテストには、今後も積極的に取り組みます。 ※CSV=Creating Shared Value。経済価値と社会的価値の両立を目指すこと。
日本経済新聞の「日経未来会議」への継続的な投稿
日経新聞の紙面で展開される「日経未来会議」記事は、毎月提示されるテーマに対して読者が意見を投稿するものです。400字程度で自分の意見をまとめる難しさを体験し、就職活動時のエントリーシートなどの作成の訓練にもなることから、個人ワークとして取り組んでいます。2022年5月にゼミ生の意見が優秀者として紙面に掲載されて以降、2023年11月までに11名のゼミ生の意見が掲載されました。今後も継続的に取り組みます。
他大学とのゼミ交流会の開催
ゼミ生の視野を拡げるために他大学とのゼミ交流会を行います。2022年度に初めての試みとして京都橘大学経営学部・経済学部の学生・先生30余名が産業能率大学自由が丘キャンパスに来られました。2023年度も同大学との交流会を行いました(両校合わせて65名参加)。グループディスカッションによる情報交換、パネルディスカッションによる就活座談会など行い、他大学の様子や学生の考えを聞く貴重な機会となりました。今後も継続して開催します。
社会人を招いたサブゼミと社会見学
川並ゼミのテーマである企業研究では、ゼミ内での議論や発表において、社会人を招いて意見交換する機会を設けています。社会人講師によるセミナーは「動き出したWeb3.0」、「会社経営とリーダーシップ」、「地域創生と地域金融機関の役割」などと題して行いました。また、企業の人事部の方をお招きしてゼミ生とのフリーディスカッションの機会も設けています。本年度も社会人を招いて意見交換を行ないます。加えて、社会見学として実地にて見聞を広めます(東京証券取引所、日本銀行本店などの見学会を開催)。

学生によるゼミ紹介

暖かい雰囲気の中で実践力が身につくゼミ

3年次では、ビジネスコンテストや幼児から中学生のための実験教室「サイエンス俱楽部」とのプロジェクトに取り組みました。後期に3期生とともに取り組んだ「日経STOCKリーグ」では、3年生は昨年の経験を活かし、2年生は今までの学びを活用し、それぞれ成長を実感することができました。「サイエンス俱楽部」とのプロジェクトでは女神祭りに出店し、地域の子どもたち200人以上に楽しんでもらうことができました。2023年度には4年目を迎える川並ゼミですが、毎年内容がレベルアップしています。新しく仲間となる4期生の皆さんも、ゼミに参加するだけでなく、一緒に川並ゼミを創っていきましょう! (4年 籾山 浩輝(第2期ゼミ長))

半年の活動と来年への抱負

2年次後期は「日経STOCKリーグ」に取り組みました。社会課題の中から投資テーマを設定し、レポート作成というマラソンを完走しました。活動を通して、投資への理解が深まるとともに、チームワークの大切さを実感しています。この経験は来年につながる価値あるものです。私たちはまだゼミの3期生ということもあり、新たなことに積極的にチャレンジしたいと思っています。先輩方が積み上げてきた基盤や文化を継承しながら、常に前進し「川並ゼミに入ってよかった」と思われるゼミを目指していきます。(3年 北村 太一(第3期ゼミ長))

更なるゼミの成長と後輩ゼミ生への期待

「自ら考えて行動すること」「仲間を大切にすること」をゼミの約束事として掲げ、第1期生として、川並ゼミの基盤や文化を作ってきました。グループでビジネスコンテストやテーマ別の研究、外部組織とのプロジェクトを行いながら、新しい仕組みを作る大変さ、他者と協力して成果を出すことの難しさなどを学ぶことができました。まだ3期と歴史が短いゼミなので今後の成長が大いに期待できます。後輩ゼミ生には、私たちが築いてきたものを土台として、さらに良いゼミにしてくれることを期待します。 (2023年度卒業生 大島 颯太(第1期ゼミ長))
学生に期待すること
自分でしっかり考えて行動できる人、仲間を大切にする人になってくれることを期待します。そして、社会のマナーを身に付け、社会に対する問題意識を高く持つことを期待します。