「金融×社会課題解決」をテーマに
主体的に挑戦
自己の成長を実感する

経営学部経営学科 川並剛 ゼミ

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経営学部経営学科 川並剛 ゼミ

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ゼミ概要

川並ゼミは、企業研究やテーマ別研究を主な活動とし、「人間力」を養うことを目指すゼミです。様々なビジネスコンテストにチャレンジし、「執筆力」と「プレゼンテーション力」を鍛えると同時に、グループワークを通して、「適応力」や「コミュニケーション力」を身につけます。また、他大学ゼミ生との交流や社会人との意見交換の機会を設けることで、実践的な知識と社会の動きを理解する力を育みます。このゼミでは、金融や経済、環境問題など幅広いテーマに挑戦し、就職活動や社会人として役立つスキルを身につけることが可能です。学生はこれらの活動を通じて自己成長を実感し、将来に備えることができます。

研究テーマ
「金融×社会課題解決」をテーマに、業界研究・企業研究を行う
ゼミの特徴
ゼミ内の先輩と後輩が共にゼミを作りあげる雰囲気があり、進化を続けるゼミ
主な活動
業界研究・企業研究をグループワークで実施。少人数チームでビジネスコンテストにチャレンジ
ゼミ生の進路
金融関連業界、IT業界、製造業など
個人ワーク グループワーク
学内活動 学外活動
理論 実務

川並ゼミ3つのキーワード

  • 実社会に直結した学びで
    未来を切り拓く

    川並ゼミでは、全国レベルの金融・経済学習コンテスト「日経STOCKリーグ」や金融・経済への提言を行う「日銀グランプリ」への挑戦、社会人との意見交換を通じて、現実のビジネスシーンで必要なスキルと知識を習得するなど、実社会に直結した学びを提供します。
    これらの活動により、就職活動や将来のキャリア形成において大きなアドバンテージを得ることができます。

  • 外部との接点を持ち
    視野を広げる

    実社会や外部と関わりを持つ機会を多く設けています。フィールドワークの一環として、東京証券取引所や日本銀行を訪問し、実際の金融市場の仕組みを学び、社会の動きを実感します。また、業界研究・企業研究の議論や発表での社会人を招いた意見交換、京都橘大学経済学部ゼミとのゼミ交流会を毎年開催するなど、知識を蓄えると同時に、外部の人たちと交流する機会を多く持ちます。

  • 未来のリーダーとして
    成長する

    ゼミでは、学生が主体的に考え行動し、仲間と協力して成果を出す能力を育成します。様々なゼミ活動を通じて、適応力やコミュニケーション力を高め、人間力豊かな未来のリーダーとして成長することが期待されます。多様な社会課題に対応できるよう、様々なテーマに挑戦し、知識と実績を積み重ね、社会で活躍できる人材を目指します。これにより、学生は自信を持って将来のキャリアに挑むことができます。

カリキュラム

2年生

日経STOCKリーグで学ぶ

2年次には、日経STOCKリーグに参加します。このバーチャル株式投資コンテストでは、実際の市場を模した環境で投資戦略を立て、チームワークを強化します。2年生と3年生が合同で取り組むことで、異なる学年間の協力関係を築き、実践的な投資知識と協調性を養います。過去には二次審査を突破した実績もあり、挑戦する価値のあるプロジェクトです。

3年生

ビジネスコンテストで実践力を鍛える

3年次には、日銀グランプリや大学CSVビジネスアイデアコンテスト、ヤンマー学生懸賞論文、中小企業懸賞論文など、さまざまなビジネスコンテストに挑戦します。これらのコンテストでは、金融や経済に関する提案、農業や中小企業に関する提案を行い、提案力と実践力を磨きます。過去には最優秀賞を受賞した実績もあり、学生の創造力とプレゼンテーション能力が試される場となります。また、PBLを通して、学習塾 のプロモーション 提案を行い、実践力を鍛えます。

4年生

社会人千本ノックで社会準備

4年次には、企業や組織内で遭遇するであろうケーススタディを用いた「社会人千本ノック」や一般常識・時事問題に取り組みます。社会人として必要な知識を身につけ、卒業後の社会進出に向けた準備を整えます。自信を持って社会に羽ばたくための基盤を築きます。

カリキュラムは変更になる場合があります。

ゼミの取り組み

日経STOCKリーグへのチャレンジ

日経STOCKリーグは、全国レベルの金融・経済学習コンテストです。経済や社会課題、様々な企業を知るきっかとなり、社会を理解する洞察力を養います。論文の執筆だけでなく、フィールドワークで地域や企業に赴き、調査することもあります。川並ゼミでは、毎年チーム編成を変えながら企業研究の一環として取り組んでいます。2022年には、一次審査を通過し、2024年には二次審査を通過するチームもあり、先輩と後輩が学び合いながら取り組んでいます。

ビジネスコンテストにチャレンジ

金融・経済・社会に関する政策やアイデアを小論文とプレゼンテーションで提言するビジネスコンテストに挑戦しています。株式会社メンバーズ主催の「大学CSVビジネスアイデアコンテスト」は企業が設定するテーマのもと社会課題解決のビジネスアイデアを競います。2022年度には、「海中美術館ビジネスヘの進出」のアイデア提案により、ANAホールディングス賞を受賞しました。「ヤンマー学生懸賞論文」では、2024 年度に論文「小学校の農業教育の推進」が優秀賞を受賞しました。これらのビジネスコンテストに積極的に参加することで、社会課題に主体的に向き合い、発想力や文章力、プレゼンレーション能力を鍛えていきます。
※ CSV(Creating Shared Value =共通価値の創造)経済価値と社会的価値の両立を実現する取り組み。

新たなプロジェクトへの挑戦

川並ゼミは、比較的に新しいゼミです。先輩、後輩が共に進化を重ねながら作り上げていく雰囲気があり、年々、新たなことに積極的に挑戦しています。サイエンス俱楽部と共同して行うPBLでは、小学生向けの理科実験教室のプロモーション施策を提案し、地域への貢献を果たすと同時に、問題解決力、創造的なアイデア発想力を高めることができます。学生たちが主体的に活動し、理想のゼミを実現できる環境です。

日本経済新聞の「日経未来会議」への継続的投稿

日経新聞の紙面で展開される「日経未来会議」記事は、毎月、企業の方などから提示されるテーマに対して学生が具体的なアイデアを投稿します。決められた分量の中で自分の意見を的確に伝える難しさがあり、就職活動時のエントリーシートなどの作成の訓練にもなることから、個人ワークとして取り組んでいます。2022年5月にゼミ生の意見が優秀者として紙面に掲載されて以降、2025年1月までに延べ20名のゼミ生の意見が掲載されました。

学生によるゼミ紹介

自分の殻を破り成長を実感できるゼミ

北村 太一 
横浜市立横浜商業高等学校出身

川並ゼミの活動として、ビジネスコンテストの一環で取り組んだヤンマー学生懸賞論文では、農業の担い手不足を解決するための施策を仲間と模索する中で、問題に実直に向き合う姿勢の大切さを学びました。また、定期的に開催される社会人や他大学との交流は、大学の垣根を超えた新たな視野の獲得につながり、1人では気付くことができない多くの学びを得ることができました。川並ゼミでは仲間と協力し、主体的に新しいことへ挑戦できる環境があります。新しくゼミに入る皆さんも仲間と主体的に行動し、ゼミ活動で成長を実感してほしいです。

自由な学びで知らなかった自分に出会う

籾山 浩輝 
神奈川県立海老名高等学校出身

ゼミ生の多くは先生の人柄に惹かれゼミを選択しています。ゼミ生同士が得意不得意を補完し合い、暖かい雰囲気の中で活動できます。比較的新しいゼミのため、自身でやりたいプロジェクトを決めることができ、ビジネスコンテストや企業タイアップなど、多面的に学んでいます。私は自由が丘の理科実験教室「サイエンス倶楽部」とのタイアッププロジェクトを通して、イベントの企画・運営やSNS運用の知見を高めました。ただ一つのゼミルール「仲間を大事にすること」を守り、自由に学びを深められる川並ゼミは、無限の可能性を秘めています。

学生に期待すること

自分でしっかり考えて行動できる人、仲間を大切にする人になってくれることを期待します。多くの企業が学生に求めるものは、主体性とコミュニケーション力です。ゼミ活動を通じて、仲間と協力し成果を出す力を養い、研究やビジネスコンテストへの挑戦を通じて、社会に対する問題意識を高く持つことを期待します。また、外部の人とネットワークを持つことを意識し、交流を通じて多様な価値観に触れ、視野を広げてほしいです。ゼミ活動で身に付けた「適応力」や「コミュニケーション力」を持って、「人間力」を磨き、自己の成長を常に実感できる人生を送ってください。35年間の社会人経験から得たことを少しでも多く学生に伝えていけたらと考えます。

川並 剛 教授

金沢大学経済学部卒 、日本債券信用銀行(現:株式会社あおぞら銀行)を経て、産業能率大学入職 、在職中に産業能率大学大学院総合マネジメント研究科総合マネジメント専攻修士課程修了 、現在、産業能率大学経営学部教授

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