未来洞察と
バリューエンジニアリングから
コアスキルを発掘する

情報マネジメント学部現代マネジメント学科 神戸正志 ゼミ

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情報マネジメント学部現代マネジメント学科 神戸正志 ゼミ

  • #業界・企業研究
  • #プレゼンテーション
  • #マーケティング
  • #経営戦略

ゼミ概要

「未来への価値提供を考える」をテーマに掲げ、未来洞察を基にしたビジネスモデルの考案を行います。10年先の社会を見据え、価値の高い製品やサービスを提供するための仕組み(バリューエンジニアリング)を考えます。少人数のチームで企業研究を行い、業界(アパレル、小売り、リゾート、エンタメ、飲食・酒、ソフト・広告、古着・リサイクルなど)ごとにビジネスモデルを比較・検討し、独自の提案を行います。

研究テーマ
未来洞察によるビジネスモデル構築
ゼミの特徴
チームでの企業研究と実践的な模擬店活動
主な活動
企業のビジネスモデル研究や瑞木祭での模擬店出店を通じて実践的な学びを得ます
個人ワーク グループワーク
学内活動 学外活動
理論 実務

神戸ゼミ3つのキーワード

  • 未来洞察とビジネスモデル

    未来洞察を基にしたビジネスモデルの考案を中心に学びます。10年から15年先の社会を想像し、その中で価値を提供する方法(バリューエンジニアリング)を探ります。未来洞察は、単なる予測ではなく洞察し将来を見通し創造する力を育みます。このプロセスは、新たなビジネスチャンスを発見し、実際に価値を生み出す実践的な問題解決能力と創造的思考力を養います。

  • 実践的な模擬店運営

    瑞木祭での模擬店運営を通じて、実践的なビジネス体験をします。企画から運営まで全てのプロセスを担当し、材料調達、価格設定、販売戦略など、ビジネスの各要素を実践的に学ぶことで、理論だけでは得られない貴重な経験と洞察力が身につきます。この活動はチームワークとリーダーシップの向上にも寄与し、将来のキャリアに役立つスキルを養成します。

  • 自分の価値を発見

    ゼミ活動を通じて、自分自身が自信を持てる強みを見つけ出し、将来のビジネス環境を見通す力を養います。未来洞察に基づき、10年先のビジネスモデルを考案することで、企業を目利きする力も鍛えられます。変化する社会で通用するために自分の価値を高め、戦略的思考力と実行力を身につけることができます。

カリキュラム

2年生

チーム作りと基礎知識

グループワークを中心にビジネスモデルの基礎知識を習得します。学生は興味のある企業を選び、研究を通じて業界の理解を深めます。モチベーショングラフを用いた自己紹介やチームビルディングを通じて、協力し合う環境を築きます。各自の研究方向性を模索し、ゼミ活動の基盤を形成します。

3年生

未来洞察とプランニング

グループワークと個人ワークを組み合わせて実施します。前半は未来洞察に基づくビジネスモデルキャンバスなどのフレームワークを用いた業界研究を行い、後半は個人ワークで10年から15年後の未来シナリオを作成し、より価値の高い製品やサービスを提供できるビジネスモデルを考案します。

4年生

ビジネスモデルの具現化

個人またはグループでビジネスモデルの具体化に取り組みます。プロトタイピングを通じて試作・試行し、実践的な知識を深めます。最終的には卒業研究として成果をまとめ、論文としてまとめます。このプロセスで得た経験は、将来のキャリアにおいて重要な資産となります。

カリキュラムは変更になる場合があります。

ゼミの取り組み

価値提供を考える
バリューエンジニアリング

企業研究や事例研究を通じて、未来に向けた価値提供方法を探求します。顧客が求めるものを理解し、商品やサービスを提供するための仕組みを整え、10年先の社会にとってより価値のあるビジネスモデルの構築手法を学びます。

未来洞察をみんなで考える

ゼミでは、未来洞察を用いて将来のビジネス環境を創造する力を養います。10年から15年先の未来を想像し、その中でどのように価値を提供できるか。シナリオプランニングやバックキャスティングといった手法を用い、非線形な未来に備えるための戦略的思考力を育成します。

自分が考える未来を発表する

チームや個人で業界別に分かれ、新たな価値提案方法について考えます。自らの興味関心に基づき、選んだ業界の現状と未来予測を分析し、新しいビジネスモデルやサービス提案を行います。学生が独自の視点で問題解決に取り組む能力を高めることを目的としています。

模擬店運営で実践体験

瑞木祭での模擬店運営は、ゼミ活動の一環として行われます。企画から運営まで全て自分たちで行い、実際のビジネスプロセスを体験します。材料調達、価格設定、販売戦略など、理論だけでは得られない貴重な経験と洞察力が身につき、将来のキャリア形成にも役立ちます。

学生によるゼミ紹介

主体性と自信を育み、やりたいを深める

五百久 桃子 
神奈川県立厚木西高等学校出身

神戸ゼミは2023年に新設され、明るく元気な人と真面目で着実な人の両方がいるため、どんな人にも合うゼミです。ゼミ長がおらず、やりたい人がやりたいものを提案、実行するので主体性のある人が多いです。グループワークも多く和気あいあいと活動しています。また、ゼミでは「自分が自信を持てるものを見つける」を目標としており、個人ワークでは自分の興味を深めることで、やりたいことや自信を持つきっかけを見つけることができます。授業外では瑞木祭に参加したり、スポーツレクを行ったりと、皆でけじめをつけて楽しく活動しています。

自主性を大切にして自分たちで作り上げるゼミ

山田 弥生 
私立旭川明成高等学校出身

神戸ゼミは2023年にできた新しいゼミです。自主性を大切にする先生の方針から、ゼミ長を決めておらず意見を出す人が毎回違うため、皆でゼミを作ることが出来ます。また、ゼミの雰囲気は明るく落ち着きがあるため、どんな人も馴染みやすいです。神戸ゼミ初年度の瑞木祭では模擬店を出店しました。前年の実績がないため不安はありましたが、やりたいことを実現するために、授業で学んだビジネスモデルを活用し、無事に成功させることが出来ました。ゼミ生が主体となる神戸ゼミは、自分の意見を持つ人や自主的に活動したい人に向いています。

学生に期待すること

「自分の得意なこと」を見つけ、それを活かして自分の価値を高め、社会で自信を持って活躍してほしいと指導をしています。ゼミ活動は団体戦であり、チームワークを通じてお互いに協力し合い、自身の強みを発見する場です。各自が興味や関心を深く追求し役割を果たすことで、個々の成長だけでなく、全員が共に成功することができます。将来を見据えた判断力や目的思考力を身につけ、社会に価値を提供できる人材へと成長することを目指してください。

神戸 正志 教授

茨城大学工学部機械工学科卒 、東京理科大学大学院イノベーション研究科技術経営専攻課程修了(技術経営修士) 、千代田化工建設株式会社 、株式会社ジェムコ日本経営 、学校法人産業能率大学総合研究所研究員を経て、産業能率大学情報マネジメント学部教授

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