「産官学+メディア」プロジェクト
を実践、プロデュース能力を鍛える

情報マネジメント学部現代マネジメント学科 柴田明彦 ゼミ

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情報マネジメント学部現代マネジメント学科 柴田明彦 ゼミ

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ゼミ概要

社会で求められるのは自ら考え選択出来る人財です。電通出身教授の経験と人脈を通じてプロジェクトを実践し、企業人として必要となるプロデュース力を鍛え、身につけるゼミです。ゼミ内を擬似組織に見立て、テーマごとにプロジェクトを立ち上げ、親和性の高い企業を見つけ、スポンサーメリットを考え提案します。アドリブ脳がフル回転し、まさに擬似修羅場体験を得られます。プロデュース能力が各場面で求められ、あなたが社会で生き抜く上で重要な交渉力や企画力(企画書作成力含)を高めてくれます。

研究テーマ
社会で通用するプロデュース能力開発
ゼミの特徴
実践と訓練を繰り返しながらの自己能力開発
主な活動
企画力、調査力、プレゼン力、交渉力など
ゼミ生の進路
エンターテインメント、広告業界、メディア業界
個人ワーク グループワーク
学内活動 学外活動
理論 実務

柴田ゼミ3つのキーワード

  • 柴田ゼミは社会の縮図

    ゼミを会社の組織に見立て実践的なPBLを展開します。プロジェクト推進局と称し、プロジェクト1部~4部で構成、各部にはマーケッター、クリエイティブディレクター、メディアプランナー、プロモーションディレクターの役職があります。また以下行動規範に則り活動しています。①挨拶に始まり、挨拶に終わる「お蔭さまの精神と感謝の気持ち」②One for all All for one「誰も置き去りにしない」③プラグマティズム(pragmatism)「行動⇒気づき⇒受容」の好循環④狩猟・騎馬民族「受発注の枠組みから脱却⇒自ら獲物を探しにいく」⑤打てば響く「アドリブ脳全開、スピード感に溢れる」

  • 柴田ゼミ流
    「企画書作成力とプレゼン能力」

    プロデュース能力を高めるために必要な「伝える力=企画書作成力」と「動かす力=プレゼン能力」。ビジネス最前線で通用する企画書作成力向上のために、本番さながらのプレゼンプレビューを重ね企画書の質を磨き上げる実践的な経験を積みます。企業、団体、メディア、自治体へのプレゼン回数は群を抜いています。社会に通用しない企画は一片の価値もないという環境でゼミ生は鍛えられていきます。プレゼン能力を極めるために、強力なネゴシエーション(交渉力)のノウハウも学びます。

  • 自ら考え選択出来る人財
    (ゼネラリスト人財)を目指す

    人生100年時代、社会から求められるのは「自ら考え選択出来る人財(ゼネラリスト人財)」であり、柴田ゼミでの到達目標の一つとしています。「ゼネラリスト人財」とは使い勝手良く、使い捨てになるような「人材」ではなく、大局的に物事を捉え、 全体最適を考え、プロデュース出来る「人財」のことです。目標を見失わず、実践的に段階的にその能力を積み上げていきます。

カリキュラム

2年生

プロデユーサーの必要条件を学び、実地体験を重ねる

前期でプロデューサーの必要条件(プランニング、マーケティング、クリエイティブ、プレゼン、交渉、キャスティング等)を座学と演習を通じて学びます。また教員の書き下ろしコラム(「ことば戦略講座」「問う力戦略講座」ほか)を素材に文語力を身に付け、Facebookに毎日投稿しながらゼミ生自らが進化・成長を体感していきます。後期では本学が提携する大磯町の「郷土資料館」や、柴田ゼミが空間プロデユースしている平塚市保有の多目的空間「きちきち」でイベントプロデュースの体験を重ねていきます。

3年生

Sプロジェクトの実践、セルフブランディングとキャリアビジョンの構築

前期は大山“夏の風物詩”となった「Sプロジェクト」の実施。同プロジェクトは柴田ゼミ総出で取り組み、以下の体制で進行します。 共催:一般社団法人green4、大山阿夫利神社、後援:JTB、神奈川新聞社、伊勢原市、小田急電鉄、特別協賛:アサヒ飲料、Gakken、企画協力:空飛ぶペンギン社企画:産業能率大学情報マネジメント学部柴田研究室プロジェクト推進局。後期は就活を見据えた基礎工事として「セルフブランディング」と「キャリアビジョン」を構築します。

4年生

プロデュース能⼒の集⼤成と最前線で活躍するビジネスパーソンとの交流を通じて、社会に出てからも活用できる人脈を形成する

柴田ゼミは「学外顧問」と称したビジネスパーソンを数多くスタンバイしています。 前期にはビジネスパーソン(テレビ局、新聞社、出版社、ラジオ局、各企業)を訪問あるいは招聘、オンラインも駆使して就活⽀援講座を開催していきます。学外顧問と教員の「集団指導体制」で就活に臨みます。合わせてこの期間での交流はゼミ生が社会に出てからも継続的に活用できる人脈になります。後期は卒業制作に着手、後輩ゼミ生に各プロジェクト体験から得た知見を受け継いでいきます。

カリキュラムは変更になる場合があります。

ゼミの取り組み

Sプロジェクト

通称Sプロ。今や大山“夏の風物詩”となっています。「⼿作り⽯鹸ワークショップ体験」を通じて異世代コミュニケーションを活性化させることが⽬的です。⼤⼭阿夫利神社をプロジェクト拠点とし、多くの企業、団体、メディア、自治体を巻き込み、SDGsを体感できるプロジェクトです。

SSC(柴田ゼミ・サテライト・キャンパス)

本学が協定を結ぶ大磯町「旧吉田茂邸」「大磯町郷土資料館」ならびに平塚市が保有する多目的空間「きちきち」でキャンパス疑似体験の各種プログラムを展開しています。開催エリアの活性化と本学のリブランディングを目的にしています。

出前授業

神奈川県立平塚中等教育学校の自己探求プログラムのプロデュースを請け負い、年間複数回の出前授業(異世代コミュニケーション、地元商店街活性化、防災教育等)を展開しています。ゼミ生は高校生に対する「教育実習」という貴重な体験となっています。

ノジマステラ神奈川相模原プロモーション

WEリーグ(女子サッカー)加盟、同クラブのプロモーションを展開しています。ホーム(ギオンスタジアム)で試合を行う際にブース出展して各種プログラムを展開しています。またアンケートを実施することでWEリーグの知名度向上、観客動員に繋げる分析も行い、次回プロモーションに役立ています。

社会に出てからも役にたつ
「人脈」形成

各界で活躍するビジネスパーソン(テレビ局、新聞社、ラジオ局、他)と関わりが持てる「人脈」形成の場がゼミ活動の随所に点在しています。ゼミ生が、この環境を千載一遇の好機と捉えれば、プロジェクト遂行と就職活動に大きく役に立つ一方、社会に出てからも活用できる人脈が備わります。

機能分化体制での取り組み

プロジェクトを機能別に分け、体制を理解することから始めます。ローテーションを組み全員が各領域のスキルを高めて、機能分化体制の中で「チームビルディング」と「役割分担」を学び相乗的な向上と、最強のプレゼン集団を目指しています。

学生によるゼミ紹介

社会人の視点で考える能力が身につくゼミ

長尾 好彩 
神奈川県立厚木商業高等学校出身

柴田ゼミでは、先生の熱意ある指導のもと、イベントの企画、運営を通して社会で通用するプロデュース力が鍛えられます。関わる方々が、私たちを一人の社会人として接してくださるため、責任感やプレッシャーに向き合いながら、社会人としてあるべき姿や心得など、先生が伝えたいことの真意が徐々に理解できるようになりました。また、「誰も置き去りにしない」をルールに、ゼミ生全員が仲良く、非常に良い雰囲気で活動しています。共に多くの時間を過ごす中で、仲間とともに社会人の視点で考える力が身についていることを実感しています。

企画を実現させさらなる進化を続ける

福西 蒼平 
山梨県立北社高等学校出身

柴田ゼミは、企業や自治体との協働プロジェクトを通じ、理論だけでなく現場での実行力を重視しています。私はトレンド分析やターゲット特定をするマーケッターを担当しています。ゼロから新しい企画を生み出し、それと親和性の高い企業をリサーチして企画書を作成します。自分が作成した企画書のプレゼンで、相手の理解や賛同を得たときに最もやりがいを感じます。現在は、半年の準備期間を経て実現した社会人インタビュー企画に取り組んでいます。企画がカタチになることで成長を実感しており、さらなる完成度を目指して進化したいです。

学生に期待すること

すべてにおいて「選択する」という意志が必要です。選択とは行動であり、自ら掴み取る力のことです。選択肢は奪えても選択する能力(自由意志)は誰にも奪うことは出来ません。自身に対して、絶えずトレードオフ(何かを達成するためには何かを犠牲にしなけれいけない関係性)を課して、コスパを考え、まさに最小の時間で成果を最大化する意識を持ち続けるよう指導します。劣化した誰かのコピーではなく、自身のレゾンデートル(存在意義)を絶えずアップグレードしていくことが必要です。自らの意志で人生100年時代をしなやかに生き抜いて欲しいと願っています。

柴田 明彦 教授

慶應義塾大学法学部政治学科卒 、株式会社電通勤務 、新聞局出版広告部長、同局出版・コンテンツ開発部長、同局業務推進部長を歴任後、独立 、多様性工房株式会社設立、代表取締役社長 、産業能率大学情報マネジメント学部教授

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