自由が丘イベントコラボレーション

  Mission! 
自由が丘の街と学生がタイアップ 街をイベントで盛り上げろ!

自由が丘の街とコラボレーションし、50万人が集う「女神まつり」を舞台にイベントの企画を立案。
失敗をくりかえしながらも挑戦する学生の姿を追いかけます!

Lecture|この授業のポイント

地域と協働してイベントを企画・運営し、自由が丘の街の魅力を発信する。

<自由が丘イベントコラボレーションとは>
この『自由が丘イベントコラボレーション』を受講する学生に与えられるミッションは、毎年5月に開催する「自由が丘スイーツフェスタ」や、10月に2日間開催される「自由が丘女神まつり」の運営を通じて、自由が丘の魅力をプロモーションすることです。自由が丘の魅力はスイーツ、ファッション、インテリアなどトレンドのショップばかりではありません。街に関わる人々が、都市整備や緑化活動、イベントによる地域活性化に取り組むことで、街の魅力をさらに高めています。学生が自由が丘の街と協働し、イベントを企画・運営する中で、地域創生や街づくり、プロジェクト・マネジメントについて実践的に学びます。
<この授業で身につくチカラ>
■イベント企画の基礎知識
■イベント進行手法
■臨機応変な対応力
■地域社会・企業への交渉力
■グループ活動による協働力
<授業のプロセス>
自由が丘イベントコラボレーション授業の流れ(2022年度例)
step1
自由が丘の歴史・文化、協賛各社の事業内容を学ぶ
●自由が丘と協賛企業について調査を行い理解を深める
step2
自由が丘女神まつりの企画プランを検討する
●個々にアイデアを出し合い、チーム内で検討する
●自由が丘商店街振興組合に企画を提案する
●担当する商店街や協賛企業と打合せを行う
step3
自由が丘女神まつりの運営
●学生ボランティアの募集、指導
●担当ブースの運営

<2023年度自由が丘イベントコラボレーション>

Report|学生の声

「学生だから」という甘えが消え、「社会の一員」という自覚が芽生えました。

友利 琉夏 経営学部2年 沖縄県立那覇西高等学校出身
この授業を履修した理由は主に二つあります。
ひとつは、組織として一つのことを成し遂げる体験を積みたかったからです。自由が丘という街を舞台にイベントを一から作り上げていくことは、困難な問題に直面しながらも自分の成長を実感できると期待しました。もうひとつは、社会人と対等にやり取りができる力を身につけたかったからです。商店街や協賛企業の方々と調整や交渉を行う場面が多いため、信頼関係を築ける自分を目指しました。
授業に臨む中で芽生えたのは、「社会の一員である」という自覚でした。授業の一環とはいえ、小さなミスも大きな問題に発展しかねません。「学生だから」という甘えは、成長の機会を自ら台無しにすることにもなります。大学生とはいえ、社会人として動くことが求められていると実感しました。また、チームリーダーを務める中で、組織を強くするために必要なことを学びました。個々のメンバーの強みを最大限に活かすことがチーム力を高めると気づき、日常的にコミュニケーションをとることで互いに理解を深めました。
組織のリーダーに求められるのは、生じた問題に対応する冷静な判断力であり、周到な事前準備がリスクの予見力になる。その教訓を今後の学びや将来に活かしていきたいと考えています。
※2023年取材