ブランドプロデュース

  Mission! 
食品メーカー × 飲食店で新たな価値を創造する商品をプロデュース!

Lecture|この授業のポイント

商品のブランディング・販売のプロからノウハウを学び、商品プロデュースに挑む

<ブランドプロデュースとは>
地域商品のブランディング・販売のプロフェッショナルである「生産者直売のれん会」様とのコラボレーション授業です。 商品の隠れたブランド価値を発見し、新たな視点・発想を加えてブランド価値を向上させるための戦略を学びます。 商品の価値を高めるブランドについて理解を深めるとともに、情報収集、調査活動、プレゼンテーションの重要性について実践的に学びます。
<この授業で身につくチカラ>
■ブランド戦略
■商品開発のプロセス
■販売戦略
■プロフェッショナルとの協働
<授業のプロセス>
ブランドプロデュース授業の流れ
step1
ブランド理解・コンセプト理解に向けた事前学習を行う
●売り場調査
●製造環境調査
●顧客単価調査
step2
ブランドコンセプトの立案
●セグメンテーション(商品ジャンル)の実施
●ターゲット市場の選定
●ポジショニングの決定
step3
プロモーション方法の検討
●宣伝・販売方法の決定
●プロモーションツールの作成
step4
中間発表
●生産者直売のれん会の方に向けたプラン提案
step5
最終プレゼンテーション
●リブランディングから販売戦略までを提案

<2020年度ブランドプロデュース>

食品メーカー、飲食店とのコラボレーションから、新たな価値を生む食品を企画・提案する

コロナ禍で売り上げが減少している飲食店の新たな収入源をつくることをテーマに、スーパーマーケットに流通している食料品をベースに、食品メーカーと飲食店とのコラボレーションによって付加価値を生む商品企画に取り組みました。
企画立案における条件
ベースとなる商品 スーパーマーケット等で現在販売されている食料品を使うこと
改編可能な範囲 製造や保存の方法など食品衛生に関すること以外で提案すること。
(味、容量、価格、パッケージデザイン等のアレンジは自由)
飲食店 日本国内に店舗を構える日本企業とのタイアップを考えること。く/td>
ロイヤリティ 売上5%を飲食店運営会社に支払うことを前提に利益計算などを行うこと。
企画商品 ・商品価値の向上を目的としたブランド戦略に基づいていること。
・ロングセラー商品となる可能性があること。

Report|学生の声

「論理的思考+デザイン思考」で物事を見極める目が養われました

関野 夏海 経営学部2年 神奈川県立大和高等学校出身
「当事者」になれる実践の機会を求めて
この授業を履修した理由は二つあります。一つは、もともと商品のブランディングや企画開発に興味があったこと。もう一つは、この授業を通して引っ込み思案な自分の性格を変えたいと思ったことです。事前の授業説明で、当事者意識を持って考え抜き、自らアクションを起こさないと解決できない課題だと知り、「このチャンスを逃してはならない」と履修を決意しました。
企画立案にあたり注目したのは、コロナ禍の影響による「家食」の増加でした。そして「家食」をとりまく家族の問題点についてチームで考えることにしました。自分たちの経験から思春期の子供を抱える家族には、親子間のコミュニケーションが不足する傾向にあること。母親の調理負担が増えることが問題点として挙がりました。商品を通して、時間が省け、美味しく、しかも温かい会話や空間を生み出せる。
そんな性質を持つ商品について考えました。
あらゆるケースに応用できる「思考法」と「選別法」
提案した『ほっ。角煮めし』は、提案先である生産者直売のれん会様から最高評価をいただきました。プロジェクトに積極的に取り組めた結果、評価をいただけたことは大きな自信になりました。
この経験を通して感じたこの授業の一番の魅力は、最終プレゼンテーションに至るまでのプロセスだと思います。企画を立てる上で有効だったのが、企業側の視点で検討する「論理的思考」と、消費者の視点で検討する「デザイン思考※」です。双方の立場から考えた結果、生まれたのが「団らんを生み出す新しい一品」というブランドコンセプトでした。また、ターゲットとなる消費者や商品の詳細を決める上で考慮したのが、「中心価値」と「周辺価値」という考え方でした。中心価値とは、ブランドコンセプトなど商品の核となる、消費者へ譲れない価値です。一方周辺価値とは、パッケージの形状など消費者のニーズに合わせて変わっていく要素です。こうしたフレームワークに則った思考法は、プレゼンテーションを行う際に効果がありました。企画書を通して商品の特徴と背景にあるブランド価値を説明し、商品がイメージしやすいように試作品やパッケージを作成すると共に実食用の調理サンプルも用意しました。この授業で学んだ多様な視点は、ブランディングに限らずあらゆる課題解決に応用できると思います。

※デザイン思考:価値を感じるポイントや利用したいシーンなど、カスタマー視点の定性的な要素に注目し、新たなビジネスや商品サービスの創出や設計に役立てる思考法

■過年度の取り組み
<2018年度 西会津産「メイプルサップ」を使った福島の復興に貢献できる新商品プロデュース>