スポーツマーケティング・リサーチ2019年度レポート

REPORT|2019年度スポーツマーケティング・リサーチ

スポーツマーケティング・リサーチはプロバスケットボール、Bリーグに所属する横浜ビー・コルセアーズとのコラボ授業です。現場で変革が必要な、経営課題となっている問題を提示していただき、それについて学生が企画を提示します。実際に試合会場を視察し、リサーチを重ね、実際に横浜ビー・コルセアーズのスタッフの方々に企画をプレゼンテーションします。この講義のポイントは案を出しただけでは終わらないところ。学生が出した案で、実現可能なものは、実際に試合で実現します。
学生によるプレゼンテーションの様子
横浜ビー・コルセアーズのスタッフの方が学生のプレゼンテーションのスクリーンを撮影
横浜ビー・コルセアーズのスタッフの方から講評をいただく
2019年度の授業では12月14日(土)、横浜国際プールで開催された試合で、その成果を発揮しました。例えば、来場者にオリジナルの「荷物置きシート」をプレゼント。床に直接荷物を置きたくない、でもゆったり座りたい、というニーズに応えたアイディアで、特に女性の来場者には人気だったようです。「チェックの柄がきれいだから」と、本のカバーにしたいと持ち帰る人もいたようです。アンケートに回答した人、また選手への応援メッセージを書いてくれた来場者へは、横浜ビー・コルセアーズ公認のオリジナルのステッカーをプレゼントしました。来場者が書いた選手へのメッセージは、実際にビー・コルセアーズの選手たちに届けられました。
きれいな配色のチェック柄が大人気
選手へのメッセージを書き込む家族連れ
来場者へ配布されたステッカーと選手たちへのメッセージ
他にも、等身大の選手の写真とともに記念撮影が出来るスポットでの声掛けではフットワークも軽く、家族連れの来場者に、にこやかに対応し、和やかな雰囲気の中、記念撮影をしていました。
選手の等身大パネルが飾られた写真撮影スポット
撮影スポットで来場者の写真撮影をする学生スタッフ
等身大パネルの前で来場者を待つ学生スタッフ
今回実施には至らなかったものの、企画された数々のアイディアの中には、今後実現したいと、チーム・スタッフの方々にも評価していただきました。横浜ビー・コルセアーズの植田CEOは、「学生ならではの斬新な発想は刺激になるし、自分で作っていた限界を見直すことにつながっている」とのお言葉をいただきました。

スポーツマーケティング・リサーチの授業の取り組みは、ビー・コルセアーズのウェブマガジンである「ビーコル・マガジン」(2020年1月10日号)でも大きく特集され、取り上げられました。是非ご一読ください。
http://b-cormagazine.com/partner/2020/01/11/sanno