Global Communication Camp開催レポート

- #グローバル
Global Communication Camp
SANNOでは、外国人留学生と一緒に英語でグループワークやPBL(課題解決型授業)を行う3日間の夏期集中プログラムを実施しています。
今回は、このプログラムに参加した学生にインタビューし、どのような成長や気づきがあったのかを語ってもらいました。



Global Communication Camp参加レポート

小山 紗奈 マーケティング学科1年 神奈川県立麻生高等学校出身
英語が苦手から楽しいへ
私は長い間、英語に対して苦手意識を持っていました。ところが、産業能率大学に入学して英語の授業 を受けるうちに、それまで「できない」「話すのが恥ずかしい」と感じていた英語が、少しずつ「楽しい」「もっと話してみたい」と思えるようになったのです。
特に、グループワークを通じて、実際に英語でコミュニケーションを取ることの楽しさに気づけたのは、自分にとって大きな変化でした。
こうした前向きな気持ちの変化があったからこそ、さらに成長の幅を広げたいと考え、GCC(Global Communication Camp) への参加を決意しました。
違いがあるから面白い!
初日は、参加者同士のアイスブレイクを行った後、2・3日目の留学生との学びに備えて、異文化理解ワークや写真を英語で説明するゲームを実施しました。
「伝わること」の本質を理解し、センテンスを使った表現方法を学ぶことで、気持ちに余裕が生まれ、良いウォーミングアップとなりました。
2日目からはネパールの留学生が加わり、プレゼンのテーマである「留学生の出身国で展開するビジネスプラン」を検討。現地の生活や社会問題をヒアリングし、日本との違いや共通点を分析した結果、「ネパールの交通渋滞を解消する方策」を提案することに。
異なる文化背景を尊重しつつ議論する楽しさと、英語でのコミュニケーションの難しさを実感しました。
通じた喜びが、学びへの原動力に
留学生との会話はすべて英語で行われました。最初は知っている単語をつなげるレベルでしたが、通じたときの喜びがモチベーションとなり、気がつけば英語を使うことが楽しくなっていました。
一方で、どうしても通じない壁も感じましたが、そのおかげで語彙力や言い回しなど、自分に不足している部分に気づくことができました。
今後は英語力をさらに高め、来年はより成長した自分でGCCに再チャレンジすることを目標としています。また、この3日間で得た経験を活かし、語学力だけでなく、多様な価値観を理解し異文化の人と協力できる力も身につけていきたいです。
※2025年度掲載
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