限界をつくらず、考え抜く。 そうすれば、結果はついてくる

初年次PBL

経営学部1年 中村 烈鳳

埼玉県私立西武台高等学校出身
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限界をつくらず、考え抜く。 そうすれば、結果はついてくる

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弱点を克服するために挑んだ初年次PBL

SANNOに入学すると、1年生全員が1クラス25名程度のゼミに所属します。初年次ゼミでは、4年間を過ごすうえで必要な基礎固めを目的としています。そのゼミの柱となるのが初年次PBL(課題解決型授業)です。初年次PBLは、与えられたテーマをもとに1チーム4から5名でグループを作り、課題解決策を考え、コンテスト形式でプレゼンテーションを行います。ゼミ内予選を勝ち抜いたチームは、入学直後・前期・後期に実施される全3回のゼミ対抗のコンテスト形式のプレゼンテーション大会に出場します。
私は高校時代に参加したオープンキャンパスで、来場者の前で堂々と振る舞う先輩方に憧れて、SANNOに入学を決めました。SANNOで学べば、人前に立つと緊張感から頭が真っ白になってしまう自分を変えられると思ったからです。どうすれば、先輩たちのようになれるのだろう?その疑問に答えてくれたのが、初年次PBLでした。

失敗を糧に自分に限界を作らず、挑む

前期(7月の後半)に開催されたゼミ対抗のプレゼンテーション大会では、最優秀賞をもらうことができましたが、その背景には、入学直後に行われたプレゼンテーション大会での失敗がありました。失敗の要因は、提案アイデアの背景にある根拠が曖昧だったことだと、他のチームの発表を見て気づきました。その時の反省や悔しさから、前期の初年次PBLでは根拠を示すための分析に注力しました。評価された点はもう一つありました。人前に立つと頭が真っ白になる弱点を克服するべく、自ら志願して担当したプレゼンテーションです。さまざまな手法を動画で研究し、シナリオに合わせて身振り手振りを交えながら、時には壇上を歩きまわり回って審査員や学生に語り掛けました。緊張することなく堂々とプレゼンテーションができたのは、プランや企画が自分の中に染みわたるまで考え抜いたからだと思います。

規格外フルーツは、子どもの学びになる体験価値になる

最優秀賞をもらったPBLの課題は、沖縄県石垣市で生産された規格外フルーツを使用したフルーツスタンドの開設・運営でした。規格外フルーツの廃棄問題の解決や観光振興などにつながるプランが求められました。私たちのチームは、情報収集や調査・分析を行う中で、石垣島の観光客の「子どもが楽しめる施設が少なくて困った」という声の多さに注目しました。そこで、家族連れにも人気が高い竹富島での開設・運営を想定し、“旅育”をテーマに企画したのが、子どもの学びになる体験型のフルーツスタンドです。規格外フルーツをのせたオープンサンドを提供し、収穫体験、正規品フルーツとの食べ比べ、販売員による解説もプランに盛り込みました。 失敗から始まった初年次PBLからは多くのことを学びました。たとえば知識やスキルはアウトプットすることで自分の中に確実に定着していく、調査の深さが説得力のある根拠につながっていく、暗記できるほど練習を重ねることが堂々を振る舞う基礎になる、といったことです。さらなる高みを目指して3回目のプレゼンテーションも頑張ります。

初年次PBLの画像②
初年次PBLの画像③
初年次PBLの画像④
初年次PBLの画像⑤

「初年次PBLの様子を動画でチェック」

※2024年度掲載

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