チームで雑誌制作に挑戦!~プロの編集者の視点やメンバーとの協働で視野が広がる~

エディター養成プログラム

経営学部2年 増田 啓里

香川県立坂出高等学校出身
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チームで雑誌制作に挑戦!~プロの編集者の視点やメンバーとの協働で視野が広がる~

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チームでの制作を通じて編集スキルやマネジメント力を磨く

エディター養成プログラムとは、プロの編集者の方から雑誌づくりの「企画」から「製作」までのプロセスを学び、実際にオリジナル雑誌制作に取り組むという授業です。4名程度の編集チームを組んで雑誌を制作する過程で、編集技術やチームマネジメントスキル、マーケティングの視点を学ぶことができました。


株式会社マガジンハウスで「anan」や「POPEYE」など数々の有名雑誌の編集に携わったプロの編集者である北原徹先生から雑誌編集について教えていただけることもこの授業の魅力のひとつです。先生の指導は単なる知識やスキルを伝えるのではなく、実際の編集現場でのリアルな経験に基づいた編集者独自の視点は、私たち学生にとって大きな学びとなりました。

「ターゲットが求めているもの」を意識して制作する

私たちのチームは20代前半の男女をターゲットに「好き」をテーマにして雑誌を制作することにしました。私は編集長(リーダー)を務めましたが、雑誌に掲載するさまざまな企画をまとめ、ひとつの雑誌として統一感を出すことが最大の課題でした。私たちの雑誌が、自分たちと同世代を設定していたこともあり、「ターゲットが求めているもの」ではなく、ついつい「自分たちが好きなもの」に偏ってしまうことがありました。きちんとターゲットやコンセプトに立ち返り、「ターゲットに何を伝えたいのか?」「ターゲットが求めているものは何か?」を意識することが重要だと気付きました。


また、制作するうえで特に頭を悩ませたのが、雑誌の顔でもあり、コンセプトを表現する表紙デザインを決める工程です。先生からは、フォントのサイズや色の統一などで雑誌全体の一貫性を保つことが重要という点を教えていただいたのですが、私たちの班はメンバーそれぞれ趣味嗜好が異なっていたので、全員が納得するデザインを作り上げるために、議論を重ね、何度も試行錯誤を行いました。
また、ひとつの雑誌をチームのメンバーで分担して制作するため、タスク管理が重要となりました。メンバー同士で「報連相(報告・連絡・相談)」を徹底することで、タスクごとの進捗状況を可視化できるようにしました。最終的には、チーム全体で納得のいく雑誌を完成させることができました。

チームでの協働を通じて視野が広がる貴重な体験

この授業では、チームで雑誌を制作する難しさと楽しさを学ぶことができました。また、メンバー全員がそれぞれの視点を尊重したからこそ、視野が広がったと実感しています。ひとつの作品として形にできた時には、言葉にできないほどの達成感と自分自身の成長を実感しました。この授業で得た知識やスキルは、他の授業や専門ゼミでも大いに役立つと確信しています。

エディター養成プログラムの画像②
エディター養成プログラムの画像③
エディター養成プログラムの画像④

※2024年度掲載

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