コンテンツビジネス実践

放送局が手掛けるアニメ・漫画に特化した「ふるさと納税サイト」のPR施策を提案

今井 あずさ 情報マネジメント学科4年 神奈川県立茅ケ崎高等学校出身

最前線で活躍する方からの“インプット”とビジネスプランを提案する“アウトプット”を経験

 「コンテンツビジネス実践」はコース横断プロジェクトの授業のため、所属のコースに関係なく、マーケティング企画コース所属の私も挑戦することができます。総合エンターテインメント企業のエイベックス・グループで長年多くの作品をプロデュースされた穀田先生をはじめとして、コンテンツビジネスの最前線で活躍される外部講師の方からビジネスの裏側や最新情報をインプットできるだけでなく、実際に企業にコンテンツビジネスの事業プランを直接企画提案するアウトプットの両方が経験できる点に惹かれ、この授業を履修しました。

これまで大学で学んできた分析手法や企画立案の実践経験が活きる

授業で私たちが挑んだ課題のひとつは、株式会社BS日本(BS日テレ)様が運営に携わるふるさと納税サイト「アニふる」の新たなPR施策を考えるというものでした。「アニふる」はアニメ・漫画作品とコラボレーションしたオリジナル返礼品を提供するという、まさにコンテンツを活かしたサービスです。
課題発表から施策提案まで3週間ほどしかない中、また、プレゼンテーションの時間も10分間という限られた時間で、株式会社BS日本様に提案しなくてはなりません。ここで、これまでのSANNOの授業で学んできた分析手法や企画立案の実践経験が役立ちました。チームメンバーと毎日のように打合せを行い、現状の把握・情報分析、課題の抽出、企画のコンセプト設定、施策案作成までを進めていきました。
施策提案のプレゼンテーションでは、株式会社BS日本の伊藤 幸弘様はじめ審査をしてくださった方々から直接講評をしていただき、企業のビジネスとして成立させるためのシビアな視点についても学ぶことができました。さらに、私たちのチームは、ターゲットの設定の工夫などが評価され、最優秀チームに選ばれました。

実社会と同じ厳しい条件を理解できたからこそ自信につながる

この授業で、コンテンツビジネス実践で、私たちが楽しむ側のコンテンツを提供する側の視点を学べたことはとても興味深かったです。また、穀田先生から実際のビジネスの現場でも短期間で企画提案を行うことや、コンペティションでは10分程度で施策のプレゼンテーションを行わなければならないこともあるとのお話がありました。学生のうちに企業の方への施策提案やプレゼンテーションの経験を積めたことは自信にもなりました。社会に出てからもこれらの経験を活かすことができると感じています。

プレゼンテーションの様子

表彰式の様子

株式会社BS日本の本社を訪問し、
表彰式には代表取締役社長 粕谷賢之様にもご出席いただきました。

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※2024年度掲載