チームで課題に挑戦!初年次PBL

入学後2日間で、これほど自分が変わるとは思いませんでした

西山 彩夏  経営学部1年 東京都私立拓殖大学第一高等学校出身

苦手意識を克服し、自分を変えていくファーストステップ

SANNOに入学したのは、PBL(課題解決型授業)をはじめとした実践的な授業の多さに惹かれたからです。
オープンキャンパスでは学生スタッフのプレゼンテーション力の高さに感動し、「私もこうなりたい!」と思いました。私は初対面の人と話しをすることが苦手で、リーダーシップを発揮できる自信もない。そんな自分を変えていくためにSANNOを選びました。
そのファーストステップとなったのが、入学後最初の授業「初年次PBL」です。初年次PBLでは、ゼミ内(全ての一年生が30人程度の初年次ゼミに所属)で4〜5名のチームに分かれ、課題に対し、企画案を考え、プレゼンテーションを行います。
チームのメンバーとは初対面だったため、最初はかなり緊張しましたが、冒頭でアイスブレイク(緊張感のある場を和ませるためのコミュニケーション手法)の時間が設けられていたことで、徐々に打ち解けることができました。「初対面であることはみんな同じ」「今を乗り越えたら後は何とかなる!」と意識が変わった瞬間でした。

グループワークの中で見出した、自分が果たすべき役割

PBLは2日間にわたって行われます。
今年度の課題は、沖縄本島・石垣島を旅行先とし、4人の大学4 年生グループに対し、「卒業旅行企画」を提案すること。初日は、チーム内でアイデアを出し合い、議論を重ねていきました。沖縄に知人がいる人、話が上手な人、パワーポイントを使える人など、メンバーはそれぞれ強みやスキルを持ち合わせていました。その中でチームに貢献できるように、自分の役割について考えてみました。そして、個々の意見や議論の行方を把握し、プレゼンテーションのシナリオを考える役割を担おうと決めました。
初日はシナリオをうまくまとめられませんでしたが、「ここで諦めたらSANNOに入学した意味がない」と自分を奮い立たせ、チームメンバーと企画案ついて粘り強く協議を続けました。そうした努力が実り、私たちのチームはゼミの代表に選ばれ、2日目のゼミ対抗戦でも最優秀賞をいただくことができました。

臆せずに自分の意見や気持ちを伝える

私たちが提案した卒業旅行企画は、沖縄の星空を見に行くナイトツアーです。審査では、ツアーコンダクターとして現地の「観光ドライバー」を起用するというアイデアが評価されました。 企画を考える際に大切にしたのは、誰か1人に負荷がかかることなく、全員が平等楽しめることです。また、企画の魅力が相手に伝わりやすいように、プレゼンテーション用の台本を作ったことも評価されました。 この初年次PBLを通じて学んだのは、自分の考えを臆せず伝え切ることの大切さです。多くのアイデアやチームの力を結集することが、成果を最大化させる秘訣であり、その元となるのが、自分の意見を言うということだからです。今後は、学んだ経営学やマーケティングなどの知識をプラスして、より高度なPBLに挑戦していきたいと思います。

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※2023年度掲載