ターゲットが求める情報を的確に把握し、伝える。

「イベントプロデュース」を履修し、編集の難しさと面白さを実感。

鈴木 春花  情報マネジメント学部3年 愛知県立昭和高等学校出身

「創ること」と「ビジネス」の両方を学びたい

子供の頃から雑誌は身近な存在でした。高校時代にはボランティアでフリーペーパーの編集に携わり、自分が投稿した記事が雑誌に採用されたこともありました。この経験から「文章を書く」こと、「何かを創る」ことが喜びに感じるようになり、ビジネス視点からもコンテンツ業界を学びたいとも思うようになりました。そして、コンテンツとビジネスの両方が学べるSANNOの存在を知り、迷わず進学を決意しました。

メディア特性やターゲットに応じて、情報伝達の方法は変わる

文章を創るという点で、「イベントプロデュース」を通して多くの発見がありました。日刊スポーツ新聞社とのコラボレーション授業で、プロフェッショナル方々から新聞記事の書き方の指導を受けることができます。記者の方からは、「限られた時間の中で、読む」という新聞というメディア特性を考慮し、結論から書き、要点を簡潔にまとめるという視点を学びました。この授業を通してターゲットは誰なのか?どのように読まれるのか?といった読者目線を知ることの重要性に気づきました。それは、消費者行動を観察する経営学のマーケティングに通じる考え方でもあります。

大学の学びが役立つことをアルバイトで実感

現在は、大手出版社の小学生向け雑誌の編集部でアシスタントとしてアルバイトをしています。企画立案やコンテンツのWeb展開、原稿の整理など、さまざまな業務を体験する中で、大学の学びが活かされていることを実感しています。特に「Webページの作成」の授業で学んだ知識やスキルは、コンテンツのWeb化が進む出版業界で役立つことがわかりました。また、経営学を学んだことで、自分に与えられた仕事を事業の一部と捉えられるようになり、責任ややりがいを感じながら業務と向き合うようになりました。今後は、ビジネスコンテストにチャレンジする小野田ゼミで、自分が高めたい論理的思考力やマーケティング、伝える力を磨いていきたいと思います。

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※2023年度掲載