イベントプロデュース

  Mission! 
ビーチバレーボールの普及を目的に、日刊スポーツ新聞社と協働してスポーツイベントを企画!

Lecture|この授業のポイント

日刊スポーツ新聞社との共催イベント「SANNO CUP」を学生が主催し、運営する

<イベントプロデュースとは?>
ビーチバレーボールの普及を目的に、小学生を対象にしたスポーツイベント「SANNO CUP」を学生が主催し ます。日刊スポーツ新聞社とのコラボレーション授業で、スポーツイベントの開催ノウハウを幅広く学びます。
<この授業で身につくチカラ>
■イベントプロデュースの手法
■交渉力
■発想力
■イベント開催の実践力
■プロフェッショナルとの協働
<授業のプロセス>
イベントプロデュース授業の流れ
step1
プロデューサーの役割と視点について学ぶ
日刊スポーツ新聞社主催のイベントに参加、スポーツイベントの運営について学ぶ
「SANNO CUP」の概要および活動計画の検討
「世界陸上」をテーマにスポーツイベントのマネジメントを学ぶ
新聞記事の書き方、報道写真の撮影方法について学ぶ
step2
イベント運営についてプロフェッショナルに学ぶ
外部団体主催イベントに参加、イベントと報道の連携について学ぶ
step3
●企画立案
●プロモーション
●撮影方法を学ぶ
●記事の書き方を学ぶ

統括チーム、広報チーム、運営チーム、報道チームごとに、SANNO CUP開催に向けて準備を行う
※SANNO CUPとは・・・小学生を対象にしたビーチバレーボール大会で、神奈川県、東京都を中心に強豪バレーボールチームが湘南キャンパスに集結します。将来的には、全国小学生ビーチバレーボール大会の開催を視野に入れています。
step4
イベントの開催
step5
日刊スポーツ新聞にレポート記事を掲載する


<2022年度 SANNO CUP>

Report|学生の声

複数のステークホルダーに気を配る。
イベントの成功は、事前準備にあります

今井 あずさ 情報マネジメント学部2年 神奈川県立茅ケ崎高等学校出身
小学生の時に参加したSANNO CUPが印象に残った
ビーチバレーボール大会「SANNO CUP」の存在を知ったのは、小学校6年生の時です。当時、キャプャテンを務めていた地域の小学生バレーボールチームが「SANNO CUP」に参加することになりました。私は下級生チームの引率者としてSANNOに来ました。到着してまず驚いたのは、大会が想像以上に本格的だったことです。大勢の大人(当時の私には大学生も大人に見えました)が関わり、協賛企業の旗が立っており、開会式や閉会式もある。この雰囲気に小学生たち表情が真剣になっていったのを覚えています。そして、イベントを陰で支える運営という役割に興味を持つようになりました。
人を喜ばせる運営の仕事にやりがいを感じた
中学や高校では体育祭や文化祭などの運営委員を自ら務めるようになりました。イベントが滞りなく進み、同級生たちが喜ぶ姿を見ることにやりがいを感じました。進学先にSANNOを選んだのも、学生がSANNO CUPを主催する「イベントプロデュース」の授業を通して、イベント企画を本格的に学びたかったからです。この授業が履修できるのは、2年次のため、1年生の間は経営学の基礎やグループワークの運営方法など徹底的に基礎固めを行いました。そして、「イベントプロデュース」の授業を履修し、一年次の基礎教育の重要性に気づくことになりました。
プランニングが成功の鍵を握る
「SANNO CUP」に携わり感じたのは、高校までに体験したイベントと「SANNO CUP」とでは、責任の重さが全く違うということでした。高校までは、生徒の役割は先生方の指示に従いながらイベントの運営を円滑に進めることでした。しかしこの授業では、大会開催に至るまでの全てのプロセスを学生が担います。つまり、大会実施以前のプランニングこそが、大会成功の鍵を握っているのです。大会を成功へと導くためには、どのような実行計画が必要なのか?プランニングを行う上で役立ったのが、「経営学の基礎」の授業で学んだステイクホルダーという考え方でした。この大会には、プレーヤーとして参加する小学生はもちろん、協賛企業、後援組織、大学、学生など多くの人々(ステイクホルダー)が関わります。全ての人々が納得できるようなシナリオを考え、調整を行い、計画的に動くこと。この授業から学んだ視点は、今後社会に出る時に必ず役立つと感じています。
※2022年取材
学生が新聞社とのコラボレーションでスポーツイベントを主催する授業。開催にいたるまでの軌跡を学生自身が記録し、紹介します。