企業との連携プロジェクトを通して「働くママ」の課題解決にチャレンジ

学生視点とビジネス視点の違いを学んだ

情報マネジメント学部3年 藤田樹  神奈川県私立青山学院横浜英和中学高等学校出身
企業との連携プロジェクトを通して「働くママ」の課題解決にチャレンジ
私が所属する矢田ゼミでは、企業や自治体と連携した地域振興への取り組みを通して、マーケティング・マネジメントを実践的に学んでいます。今回、株式会社アイネット様と連携したプロジェクトに取り組むことになりました。株式会社アイネットとは、クラウドサービスなどを中心に様々な事業を展開しているIT企業です。私たちは、同社のプロジェクトチームが運営する横浜市内の保育園や幼稚園などの情報を提供するウェブサイト「働くママ応援し隊」をプロモーションし、アクセス数を増やすというテーマに取り組むことになりました。
ウェブサイトからの気づきを提案にまとめる
「働くママ応援し隊」のウェブサイトを見てみると、使いやすく、情報も豊富でユーザーに親切にできていると感じました。それなのになぜ、さらにアクセス数が伸びないのか?詳細に分析してみると、ウェブサイトでの利用のみを想定していることがわかりました。
子育て中のママ世代では情報収集の際に、ウェブサイトよりもアプリを活用する機会が増えています。
こうした現状を踏まえるとママたちは、サイトにたどり着けない可能性が高いと考え、私たちは、ウェブサイトへの流入経路の強化を目的に、LINE公式アカウントの活用を企画書にまとめ、中間発表に臨みました。しかし、アイネット様からフィードバックをいただき、自分たちのプランの甘さを知るとともに、ビジネス視点の重要性に気づくことになりました。

実践したからこそ気付けた多角的な視点、長期的な視点

私たちはアイネット様から大きく二つの指摘を受けました。一つは、費用面の指摘です。LINE公式アカウントへの登録は無料ですが、登録者が1000人を超えると有料サービスに移行されます。そのことに私たちは気が付かず、費用の捻出元についてはノーマークだったのです。もう一点は、LINE公式アカウントをユーザーはどうやって知ることができるのか?ということでした。
プランの実現化には、アイデアだけではなく、実現に向けあらゆる可能性を想定しなくてはならない。そのことは、企業の方々と直接議論することで芽生えた視点です。消費者視点や市場動向の調査方法などについては、授業から理解を深めることができます。しかし、ビジネス視点は、実際に伺って具体的なお話を聞かせていただくまで、気づけないことがたくさんあります。このプロジェクトを通して、アイデアや理論だけではなく、ユーザーや企業といった多角的な視点から検討していくこと、実現、継続していける長期的な視点に立った企画立案が求められることなど、実践したからこそ気付くことができました。最終プレゼンテーションに向けて、提案をブラッシュアップして実際に採用してもらえるような企画を作っていこうと取り組んでいます。

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※2021年掲載