東日本旅客鉄道株式会社に内定
徳竹彩花 情報マネジメント学部 4年
神奈川県立湘南台高等学校出身
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「本当にやりたい仕事は何だろう?」と向き合った就職活動
SANNOへ進学したのは、マーケティングを実践的に学びたいと考えたからです。学びを深める中で、自分の職業観や価値観と向き合い、「人々の暮らしを支える仕事」に強い働きがいと使命感を抱くようになりました。その思いが、日々の移動を支える交通インフラを守る鉄道業界を志望するきっかけになりました。
面談や最終面接では、大学4年間で培った経験や成長を率直に伝えました。飾らない自分を受け止めてもらいたいと思ったからです。
「自分を変えたい」と踏み出すきっかけになったプロジェクト活動
成長のターニングポイントとなったのが、2年次の授業「スポーツ・プロモーション」です。子どもの頃からファンだった横浜DeNAベイスターズに関われるチャンスに胸が躍りましたが、提出した企画は「来場者に本当に喜ばれるか」という視点が不足しており、何度も見直しを求められました。
プロジェクトではリーダーを務めましたが、40人というメンバーの数だけ異なる意見があり、それらを一つの方向へまとめていく難しさに直面しました。この経験を通じて、相手の立場で考えることの大切さ、意見に耳を傾けながら成果をつくる協働姿勢の重要性を実感しました。
それまでの私は、うまくいかないことを恐れて自分を強く見せようとする場面もありました。しかし、このプロジェクトでの試行錯誤が、「もっと謙虚に、人と一緒に価値をつくれる自分になりたい」と意識を変えるきっかけになりました。挫折ではなく、次の挑戦につながる大きな学びだったと感じています。
成長は挑戦からはじまり、経験が糧になることを実感
その学びを胸に挑んだのが、小野田ゼミでの活動です。企業の経営課題に取り組む『神奈川産学チャレンジプログラム』では、チームメイトからの推薦に背中を押される形でリーダーを務めました。
「誰かの意見に流されてしまうチームにはしたくない」と考え、一人ひとりが意見を言いやすい雰囲気づくりや個別での対話に力を入れ、全員が主体的に関われるチーム運営を徹底しました。プレゼンでは全員で成果を示すことにこだわり、納得いくまで練習を重ねて本番に臨みました。
入賞が決まった瞬間、「徳竹さんがリーダーで良かった」と先生や仲間から声をかけてもらったことは、今でも忘れられません。努力が実を結んだ達成感と、支え合って成果をつくれた喜びが胸いっぱいに広がりました。
SANNOには、行動すれば自分を変えられる学びと環境があります。挑戦するほど成長につながり、失敗さえも価値ある経験になる。4年間でそれを実感できたことは、これからの人生を支える大きな財産です。
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