大和証券株式会社に内定

「人と向き合うことの大切さ」を学び、見出した理想の仕事

就職活動では、金融業界を中心に取り組みました。関心を持つきっかけになったのは、２年次に履修した「ファイナンシャル・プランニング技能検定３級対策講座」です。金融商品は形のない商品であり、大切な資産を預かって運用する責任が伴います。だからこそ、自分の専門知識や提案力でお客様に価値を届けられる点に魅力を感じました。

金融業界の中でも証券会社を志望したのは、さまざまな金融商品を扱い、お客様一人ひとりの課題やニーズに応じて最適な提案ができるからです。そして何より、「お客様に寄り添い、長く信頼関係を築く仕事」に大きなやりがいを感じました。こうした価値観の土台には、授業やゼミ活動を通して学んだ「人と向き合うことの大切さ」があります。

学び合いが育んだ、多様なコミュニケーション力

１年次から取り組んだグループワークやPBL（課題解決型学習）では、相手の考えを受け止めながら議論を深める経験を何度も重ねました。その中で、自分の考えを積極的に発信する力や、異なる意見を調整しながら合意を形成する力が身についたと感じています。仲間と協力して課題に取り組む中で、主体性や行動力も自然と養われました。

２年次に履修した「自由が丘イベントコラボレーション」では、地域イベントの企画・運営に携わり、チームで成果を生み出す難しさと楽しさを実感しました。また、「SA（スチューデントアシスタント）」を志願して務めた経験も、自分の成長を大きく後押ししてくれました。１年生の学習サポートを通じて、物事を論理的にわかりやすく伝える力や、相手の立場で考える姿勢を磨くことができました。これらの経験が、人と関わるうえでの自信につながっています。

あらゆる学びが一本の線でつながった4年間

1・2年次に得た知識や経験は、企業と連携して課題に取り組むゼミ活動にも活かされました。所属した漆田ゼミでは、新商品の企画立案から役員の方々へのプレゼンテーションまで、一連の流れを経験。課題解決のプロセスや実践的なスキルを身につけるとともに、最後までやり抜く姿勢も自然と育まれました。

４年間を振り返ると、学んできたことが一本の線でつながり、進路選択の軸が明確になったと感じます。就職先では営業職を務める予定ですが、入学当初は人前で話すことに苦手意識がありました。その壁を乗り越えられたのは、仲間と協力しながら課題に挑戦する実践的な学びの環境があったからだと思います。

これからも専門知識や提案力を磨き続け、お客様に寄り添いながら信頼を築くことで、「頼られる存在」を目指していきます。