~内定者の声~富山まひる

富山 まひる 情報マネジメント学部 4年
内定先:積水ハウス株式会社
出身校:神奈川県立有馬高等学校

学びたいことを学んだ先に、理想の就職先との出あいがありました

イベント企画運営を通して変化した志向
就職先を選ぶ上で私が重視していたのが、「どんな仕事を任されたとしても働きたいと思えるかどうか」でした。SANNOに入学する前の私は「自分のやりたいことだけを頑張るタイプ」でしたが、大学での学びを経て「求められる役割や期待に精一杯応えたい」という志向に変わっていきました。特に私が高校生の頃から興味を持ち、入学の決め手になった特色授業の「イベントプロデュース」が大きなきっかけでした。小学生対象のビーチバレーボール大会を新聞社と共同開催する中でイベントの企画運営に取り組みました。イベントプロデュースを通じて、自分の考え方を変え、新しい自分にチャレンジできたと思います。
やりたいことは、周囲の理解を得てこそ実現できる
イベントプロデュースを履修したことで得られた教訓は数えきれません。自分の目線をイベントを楽しむ側から楽しませる側へと移し、自分のやりたい企画を何十案も出しました。しかし、いくら自分が良いと思っても仲間や関係者の理解・賛同を得られなければ実現はできません。どうしたら実現できるかを考え試行錯誤した中で、交渉力や調整力を養うことができたと思います。また、大学に入るまでは未経験だったリーダーという立場を担当部門で務めたことも成長に繋がったと思います。活動の目的や行うべきタスクを明確にし、メンバーに共通認識を根づかせ、個々の意見を汲み取りながらも大事な局面ではしっかり決断すること、これらの大切さを知ることできました。当初は温度差があったメンバーのモチベーションが上がり、部門としてイベントの成功に貢献できたことは、人や組織をマネジメントする自信になりました。
期待に応える取り組み姿勢や行動力が養われたゼミ活動
イベントプロデュースで培った経験を活かすために力を入れたのがゼミ活動でした。地域振興を目的としたイベント企画運営に取る組む矢田木綿子ゼミに所属し、神奈川県二宮町を舞台としたお祭り行事を開催しました。より多くの交流を生むために、事前に観光マーケット調査や住民アンケート調査を行い、分析結果を踏まえて町役場への企画提案や交渉を進めました。ここで、人々の地元や暮らしに対する深い愛着に触れられたことは、内定をいただいた住宅メーカーを選ぶきっかけにもなりました。採用選考で評価されたと感じたのは、これまでのイベント企画運営に取り組む姿勢や期待に応えるための行動力だったと思います。大学に入学する前から学びたかったことを学び、働きたい会社と出会う。そんな満足度の高い4年間を過ごすことができ、SANNOを選んで良かったと思っています。