第26回授業力向上セミナー

今年度の開催は終了しました
本学では、1998年より高校教員の能力向上と学校経営力の育成を側面から支援することを目的に、「高校教員のためのマネジメントセミナー」を実施してきました。これまで、のべ2,000人以上の先生方にご参加いただき、現場にて活用されている報告も多く頂戴しております。2009年より、教育現場での実践方法を学ぶ場へと進化させ、「授業力向上セミナー」としてご案内しております。
皆様のご参加をお待ちしております。

開催要領



日 時 2023年7月1日(土)  
時間:プログラムにより異なります

会 場 産業能率大学  自由が丘キャンパス
参加費 【会場型】10:00~17:00の講座 3,000円 / 半日のみの講座 2,000円
・当日現金支払い

【オンライン型】:1,000円
・事前のクレジットカード決済または銀行振込
・申込み3営業日以内に案内メールをお送りします。
・メールが届かない場合はページ下記、問い合わせ先までご連絡お願いします。
 ※10:00~17:00の講座にご参加の方へは軽食をご用意いたします。

お申込み

【申込受付を締め切りました】

プログラム

下記より講座をご選択ください。
講師のプロフィールはこちら 
① 質問で関わると何が変わるか。コーチングスキル養成
 
    【会場開催】 開催時間: 10:00-17:00
    【担当講師】
    ユマニテク短期大学 学長 鈴木 建生 先生 (※元 三重県県立高校教諭)

「自ら課題を発見し、その解決に向けて主体的・協働的に探究」していける人を育てる極意は教師の質問力にあります。教えることから質問で関わる技術がこれからは必須のスキルになると考えています。今年は「ひとり1on1ミーティング」、「生徒の主体性を引き出す質問」、「自分自身のBeingに気づく質問」などを通して、質問で関わることの価値、自分の価値、また、生徒や同僚の価値を引き出す方法を使えるようになることを目的にします。
② 探究を深める「問いのデザイン」と探究を支える「ファシリテーションスキル」を学ぶ
 
    【会場開催】開催時間: 10:00-17:00
    【担当講師】
    札幌市立札幌開成中等教育 (IBMYP・DP 認定校、SSH 指定校) DP コーディネーター 黒井 憲 先生

この講座では生徒・教師が共に学び合い、主体的に学び、成長できる問いのデザインとファシリテーションについて学びます。生徒がイキイキと学び、成長できる「問い」とはどのようなものでしょうか?またその様な「問い」を生み出し、探究を支える教師のスキルやマインドとは何でしょうか?授業だけでなく、学級・学年経営においても、生徒・教師双方がワクワクする実践を皆さんと考えていきましょう。(なお講座ではGoogle Docsを活用します。後日、メールにてリンク先を送付いたします。)
③ 授業づくりにかける想いや工夫、改善の効果を最大化する 〜ワークショップデザイン&ファシリテーションでアップデートする授業づくり〜
 
    【会場開催】開催時間: 10:00-17:00
    【担当講師】
    合同会社 Active Learners 共同代表 山ノ内 凜太郎 氏
    産業能率大学 米元 洋次

学習者の主体性を発揮されやすくする環境づくりと働きかけとしてのワークショップデザイン、ファシリテーションについて学びながら、それらを活かして自身の授業を改善するヒントを獲得することを目指します。 ゴールの設定、効果的なレクチャーやワークの方法、観察と介入、振り返りの実施といったポイントを押さえ、アップデートした自身の授業案を参加者同士の相互フィードバックを行いながら共に検討します。 授業への想いを効果的にカタチにするためのファシリテーターとしての教師のあり方について、イメージを膨らませる機会になれば幸いです。
④ 課題設定コーチング~生徒の問い立てを支援し、導くためのスキルを学ぶ~
 
    【会場・オンライン開催】 開催時間: 10:00-13:00
    【担当講師】
    産業能率大学 学長補佐 教育支援センター長 杉田 一真

生徒が「自ら問いを立てる(課題設定)」際にどこでつまずくか? 抽象度の設定を適切に導く考え方と、生徒へのコーチングスキルを養成。
生徒が「海」をテーマに「問い」を立てようとしています。しかし、いきなり課題設定に取り組むと、「海をきれいにしたい」や「近くの海岸をきれいにするにはどうするか」といった問いを立てがちです。前者は抽象的過ぎて探究していく筋道が見えてきません。逆に後者では抽象度が低すぎて「海岸の掃除をしよう」といった答えと直結してしまいます。このような、生徒にありがちな「問い立て」における抽象度のレベル設定の問題をいかに乗り越えさせるのか。問題列挙→原因の調査と整理→個別課題の整理→絞り込んだ課題の深堀りへと向かうように、先生方が生徒にコーチングするための研修プログラムです。

【オンライン申込の方の当日の参加方法について】
・Web会議システムZoomを使用します。
・ZoomのIDは、6月30日(金)にメールにてご案内します。
⑤ 管理職・ミドル・若手の幸せな学校づくり
 
    【会場・オンライン 開催】 開催時間: 14:00-17:00
    【担当講師】
    福岡大学 人文学部 教授 和田 美千代 先生
    ファシリテータ— 産業能率大学 皆川 雅樹

学校経営者はもちろん校長ですが、学校は校長だけでは成り立ちません。いろいろと決断を求められるけれど、校長はスーパーマンではありません。傍目には何でも分かっているように見える校長先生も、内心は孤独で悩みと迷いの塊です。この変革期、学校の進むべき道は?どうしたら生徒と職員が WEII BEING を感じられる学校になるんだろう……幸せな学校づくり、幸せな組織づくり、そして幸せな仕事づくり。管理職、ミドル、若手、一緒に考えませんか?答えを創るのは私たち自身です。

【オンライン申込の方の当日の参加方法について】
・Web会議システムZoomを使用します。
・ZoomのIDは、6月30日(金)にメールにてご案内します。
⑥ 振り返りによる探究学習の活動と評価 ~他者との対話を通した自己の資質・能力への気づき~
 
    【オンライン開催】 開催時間: 13:30-16:30
    【担当講師】
    北海道札幌東高等学校 研究部長 高嶋 裕 先生

探究学習における自己評価の可能性を探ります。探究学習を「物事の本質を探り、自分の到達点を見きわめる」と考えたとき、その学習評価は、振り返りによる自己評価が足掛かりとなります。知識を統合し、自ら設定した課題に対する自身の到達度を振り返り、新たな課題を設定していく中で見えてくるものは、未来の理想的な自分の姿です。また活動を通して発揮した資質や能力は、他者との関係性の中で発揮したもので、他者が客観的に計れるものではありません。自分や他者を内省的に捉えることによる評価のあり方を考えます。

【当日の参加方法について】
・Web会議システムZoomを使用します。
・ZoomのIDは、6月30日(金)にメールにてご案内します。
高校教員対象プログラムに関するお問い合わせ先
産業能率大学 セミナー・フォーラム事務局(企画課)
TEL:03-3704-0731/FAX:03-3704-9766
E-mail:kikaku@hj.sanno.ac.jp