
企画力とマーケティング力を磨き、
ビジネスの最前線へ
情報マネジメント学部現代マネジメント学科 清水正博 ゼミ
- #マーケティング
- #プレゼンテーション
- #コンテスト
- #業界・企業研究
ゼミ概要
清水ゼミでは、「企画」と「マーケティング」の理論と実践を学びます。実際の企業活動や地域連携プロジェクトを通じてビジネスの現場で求められるスキルを身につけ、グループワークやプレゼンテーション、ディベートを通じて、コミュニケーション能力や問題解決力を磨きます。学外コンペへの参加や地域イベントの企画運営など、実践的な経験を積むことで、将来のビジネスリーダーとしての素養を培います。多様な意見を尊重し、共通の目標に向かって仲間と協力し合う力を養い、実学の習得と人間力の向上を目指します。
- 研究テーマ
- 企画・マーケティングの理論と実践ノウハウ、ビジネスモデル分析、プロジェクトマネジメント、地域活性化戦略
- ゼミの特徴
- 実践重視の学び、多様な意見を尊重する環境、学外コンペへの参加、地域や企業との連携活動
- 主な活動
- ビジネスモデル研究、プレゼンテーションとディベート、学外コンペ参加、学外・学内イベント企画運営、地域連携プロジェクト
- ゼミ生の進路
- IT業界、コンサルティング、商社、広告業界など
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学外活動 |
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実務 |
清水ゼミ3つのキーワード
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何を考えるかを考える
「何を考えるかを考える」ことは、物事の本質を捉えることに繋がります。物事や人の言葉の表層なところだけを捉えず、「そもそもそれってなんだっけ?」から考察することが重要です。本質を捉えることで、向かうべきゴールを理解し、ゴールに辿り着くために必要な現状分析、問題点・課題の把握、やるべきことの優先順位の理解、やらないことを決めることができます。マーケティング戦略立案に必要なスキルです。
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プロデュース力の強化
「プロデュース力」とは、限られた期間や予算の中で、意見の違う人、利害関係の異なる人をまとめながら、「モノ」や「コト」を創造する能力のことです。マーケティングの主な活動として、商品企画・開発や広告宣伝などもありますが、目標達成までの道筋を総合的、体系的に捉え、企画から進行までを行い、プロジェクトをゴールまで導くプロデュース力が重要な役割を担います。
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デイベート力の強化
清水ゼミでは、ビジネスパーソンに必要な実践的なスキルとして、「ディベート力(交渉力)」を鍛えます。ビジネスモデルの研究では、レポートとデータ分析、プレゼンだけでなく、チーム間でディベート(議論、討論)を行います。他のゼミ生や教員からの質問・疑問に対して、最適な解答を導き出し、自分の意見を論理的にわかりやすく伝えるためには、表現力、対応力が必要になると同時に「論理的思考力」の訓練が重要です。
カリキュラム
2年生
基礎力の習得
ビジネスモデルの研究と分析、研究成果のプレゼンテーションおよびチーム間でディベート(議論、討論)を行い、企画立案スキルを習得します。実際の企業活動を題材に、マーケティングの基本を学びます。さらに、顧客視点での考察を重視し、ビジネスパーソンとしての基礎力とノウハウを培います。また、プレゼンテーション経験を積み、就職活動に向けた面談力も養成します。
3年生
実践力の強化
学外コンペへの参加、地域連携プロジェクトの企画・実施。神奈川産学チャレンジプログラムなどに挑戦し、実践的な課題解決能力を磨きます。企業や地域と連携したイベント企画にも取り組みます。これらの活動を通じて、企画力と運営ノウハウを実践的に学び、ビジネスの現場で通用するスキルを身につけます。
4年生
総合力の発揮
地域貢献活動の企画・運営、就職活動支援。これまでの学びを活かし、地域活性化プロジェクトを主導。同時に、キャリアデザインを深め、個々の進路実現に向けたサポートを行います。実際の地域や企業、産学連携プロジェクトの状況を見定め、学生自身で企画・マーケティングプランを立案し実行する力を養います。
カリキュラムは変更になる場合があります。
ゼミの取り組み
ビジネスモデルの研究
実在する企業のビジネスモデルを分析し、課題と原因を探ります。
グループでの研究活動を通じて、多角的な視点と分析力を養います。
研究成果はプレゼンテーションとディベートで共有し、表現力や対話力(交渉力)を磨きます。
この過程で、企業の戦略や市場動向を深く理解し、実践的なビジネス知識を獲得します。

学外コンペ挑戦
実際の企業が抱える課題に対して解決策を提示する「神奈川産学チャレンジプログラム」に参加します。チームで協力して解決策を考案し、研究レポートにまとめ、企業へプレゼンテーションを行います。
実践的な経験を通じて、問題解決能力とプロジェクトマネジメント力を養成します。他大学の学生と切磋琢磨し、リアルなビジネス現場の要求に応える能力と、チームワークの重要性を学びます。
2022年初参加ながら最優優勝&優秀賞、2023年は優秀賞を獲得しました。2024年では最優秀賞を獲得し初参加から3年連続入賞しています。

オリジナル企画(ブレンド&焙煎)Coffee販売
辻堂の街の活性化を目的に開催される「TSUJI FES」や学内イベント(瑞木祭、納涼祭)に積極的に参加しています。
物品販売を通じて、企画から運営までを行い、オリジナル商品の開発や販売戦略の立案など、実際のビジネスに近い形で、マーケティングや販売施策、オペレーションの経験を積みます。2023年には学生が企画したオリジナルブレンド(焙煎)コーヒーの開発と販売を行いました。

伊勢原 地元のパン販売
地域の課題解決や活性化に向けたプロジェクトとして、2024年には、伊勢原 地元のパン屋さんと連携してオリジナルパンを制作し販売しました。
パンの種類や形状を検討する商品開発を行い、お客様にとって心地よい販売方法などの営業戦略なども絡め、実際に商品を自分たちで販売することで得られる学びも大きく、コミュニケーション能力や社会貢献意識を高めると同時に、実践的な対応力や企画力、問題解決スキルを養います。

学生によるゼミ紹介
主体的に考え行動し、結果につなげる

宮井 文夏
神奈川県立湘南台高等学校出身
清水ゼミには、「良い加減」がモットーの清水先生をはじめ、様々な個性を持つ学生が所属しています。2年次後期は、企業のビジネスモデルの研究・発表を2回行い、考える力を養います。3年次は、産学チャレンジプログラム(産チャレ)と地域貢献に分かれて活動します。私たち3期生は3チームが産チャレに参加、うち2チームが最優秀賞を獲得しました。先生は程よい距離感で、ゼミ生が主体となって動けるようサポートしてくれます。清水ゼミは、いつ何をするかを学生が考えて行動するため、やりたいことができ意見を言い合える環境です。
培ったマーケティング力で掴んだ最優秀賞

髙橋 杏伍
神奈川県立藤沢清流高等学校出身
清水ゼミは、私たち3期生で初めて全学年が揃った新しいゼミですが、神奈川産学チャレンジプログラムでは、毎年入賞と実績のあるゼミです。2年後期は、グループで興味のある企業のビジネスモデルを研究、スライドにまとめ発表し、次週フィードバックという流れで活動しました。これにより、マーケティングの専門性が高まりました。3年前期には、2年次の経験をもとにマーケティングの知識をフル活用し、産学チャレンジプログラムに取り組みました。半年以上に及ぶ大変な活動でしたが、最優秀賞を受賞し、非常にやりがいを感じました。
学生に期待すること

「物事の本質を捉える力」を養い、多様な考えを意識しながら、自ら考え・ 判断し・⾏動することを期待しています。ゼミの活動を通じて理論と実践のバランスを重視し、企画⼒とマーケティング⼒を磨き、 実社会で活躍できるビジネスパーソンを⽬指しましょう。 そして、共通の⽬標に向かって協⼒し合える仲間との絆を深めてください。
清水 正博 教授
日本大学経済学部卒 、株式会社ハンズ(旧東急ハンズ) 、株式会社ジェーシービー(JCBカード) 、楽天グループ株式会社他を経て、産業能率大学情報マネジメント学部教授
【教員紹介】清水 正博 教授 ページへ