情報マネジメント学部 松岡俊ゼミ

現代マネジメント学科
「食」による地域ブランドの創出とそのマネジメント
「違いに気づき、違いを創る」がモットーのゼミです。違いに気づく」はマーケティング力、「違いを創る」はブランディング力。フードビジネスの基盤となるこれら二つの力を様々な実践的な活動を通じ、身に着け、磨くことがゼミ活動の最大の目標です。 前学期は知識重視。後学期は実践重視。なかでも、後学期の恒例行事として定着しているゼミの活動が3つあります。それが、「東京24」、「学園祭での研究発表、劇」と「BBQ」です。

ゼミの取り組み

「東京24」 メガロポリス東京、その息吹と変貌を24時間かけてフィールドワーク
「せっかく東京をフィールドワークするなら24時間かけてやりたい」10年前、「東京24」はそんなゼミ生の発案から始まりました。 早朝2時、築地市場のマグロの競りを見に来る外国人観光客。ゼミ生以外周りは全て外国人観光客です。10年前の光景が激変しました。外国人が日本に求める価値も変わりつつあります。観察力と感性とその両者を総動員しながら動きながら考え、動きながら感じる。それが「東京24」の最大の狙いです。
「野菜嫌いをなくす最初の一歩のお手伝い」 学園祭での研究発表とミュージカル
野菜嫌いの原因は何だろう?5年前、ゼミの大きな研究テーマとして取り上げることにしました。以来、この課題に様々な角度から取り組んできました。
毎年11月に開催される本学の学園祭では、100組の親子を招待し野菜を食べていただき、その際の子供や親子の会話から原因を探る活動をしています。驚くことに多くの野菜嫌いだった子供が私たちのイベントでは野菜をぺろりと食べてしまいます。「うちの子は野菜を食べません」そんな親の思い込みに気づいていただくきっかけの提供も目的の一つです。
「ゼミ生60人で運営するBBQ」 量的な経験が自信と質的向上をもたらす
ゼミ生60人で実施するBBQもすっかりゼミの恒例行事となりました。
フードビジネスのゼミですから食品ロスは許されません。2年生から4年生まで60人分の食材を細かくロスが出ないように計算し調達。そのうえ、メニューの満足度も求められます。食欲の秋にもかかわらず、毎年、食材調達グループの胃が痛くなるのも秋です。60人分の食材調達、質の高いレクレーション。これだけの量を一度に体験する経験はなかなかありません。量的な経験は自信につながります。自信はまた質的な向上をもたらします。ゼミ生が成長する重要な秋のイベントです。

学生によるゼミ紹介

何とかする力 〜一番就職に強いゼミ〜

「今週中によろしく!」「期日は明日◯時!」そんなことを言われ続けて2年半。この期間で上記の力を身に付けました。期日を守る事は当たり前。その中で最大のパフォーマンスをする事、それは社会人として必要な力であると今ご覧になっている皆さんも思いません?
学校行事だけでなく、学外、ゼミ内イベントを行ってきました。数々の場数を踏んだからこそです。そしてこれらの経験の中で一番大事な、「自分のブランドを創る」ことも学びました。自分自身の長所や能力の確立、それが就職活動に一番強いと言われる松岡ゼミの所以です。(周藤 希)
学生に期待すること
思考と経験のサイクルをいかに速く回し、そしてその回数をいかに多く重ねるか。解が一つではない時代です。試行錯誤は当然です。ゼミでの経験を活かし、社会に出てもその力を持続してほしいです。