自由が丘コンシェルジュ

  Mission! 
「また来たい!」と、自由が丘を愛するファンを増やすこと

Lecture|この授業のポイント

街の案内人『セザンジュ』として活動し、自由が丘ブランドを高める

<自由が丘コンシェルジュとは>
街の案内人「セザンジュ」の活動は2010年にスタート。授業科目『自由が丘コンシェルジュ』は、今では自由が丘のシンボリックな存在となった「セザンジュ」の活動を通して“ホスピタリティとは何か”を肌で学びます。自由が丘商店街振興組合や目黒区と共同で進める、授業という枠を超えた授業です。
ホテル業界、ブライダル業界、テーマパーク業界など各ホスピタリティ産業を代表する外部講師を招いた特別授業も実施しています。
毎週日曜日と祝日にはユニフォームを着て街頭へ。ゴールデンウィークに開催されるイベント「スイーツフェスタ」など、来街者で賑わう多くの機会が活動の舞台となります。街の案内はもちろん、防犯のために目を配り、自由が丘のイメージUPにも貢献するセザンジュ。務めた学生に多くの気づきや発見、経験や成長をもたらしています。
<この授業で身につくチカラ>
■ホスピタリティの実践力
■現場判断能力・対応力
■コミュニケーション能力
■協働力
■礼儀作法・ビジネスマナー
<授業のプロセス>
自由が丘コンシェルジュ授業の流れ
step1
自由が丘スイーツフェスタ
●街のコンシェルジュ(見習い)として案内活動を行う
step2
コンシェルジュ実習・マナー研修
●コンシェルジュに必要な知識を修得する
step3
自由が丘女神まつり
●街のコンシェルジュとして防犯と案内活動を行う
●今後の課題を検討し発表する
step4
自由が丘クリスマスイベント
●街のコンシェルジュとして防犯と案内活動を行う
●業務日誌を作成する
step5
ホスピタリティ研修
●ホスピタリティの現場でおもてなしの実践
<2023年度 自由が丘コンシェルジュの活動>

Report|学生の声

「初めまして」に愛をもった対応を

佐藤 優衣 経営学部 3年 東京都私立 立正大学付属立正高等学校出身
将来の選択肢を広げたい
この授業を履修した理由は、二つあります。一つは、高校時代から憧れていたウェディングプランナーになる夢を叶えるためにホスピタリティの知識とスキルを身につけたかったからです。もう一つは、社会に出た時に役立つ対人スキルを磨きたいと思ったからです。授業では、教室で接客マナーやホスピタリティマインド、コミュニケーションスキルなどを学び、自由が丘セザンジュの活動を通して、知識の有効性の検証や実践でしか得られない現場対応力を身につけていきます。
知識やスキルが身につくことで、現場対応に余裕が生まれる
セザンジュの活動に参加した当初は、緊張もあり、予測不可能な来街者ニーズに応えることに戸惑いがありました。しかし、授業で接客マナーを身につけたことで、堂々と振る舞えるようになりました。また、思い込みを持たずにニーズに直接応えることがサービス向上につながることも学びました。たとえば、年齢や性別に関わらずニーズに対して誠実に応えていくといったことです。サービス・プロフィット・チェーン(従業員の満足度がサービスに影響を与える)という考え方にも共感しました。「初めまして」に愛をもった対応をというコンセプトを設定し、スタッフ間で話し合う機会を頻繁に設け、納得いくまで議論を尽くす。スタッフ間で働きがいを共有することが、接客の質の向上へとつながっていきました。人に寄り添うことがより良いサービスの提供につながる。そのことをこの授業から学びました。
※2023年取材