PBL(課題解決型学習)
PBL(課題解決型学習)
SANNOでは、高レベルで課題解決を行える知識とスキルの修得を目的にPBL(課題解決型学習)を積極的に取り入れています。
1. PBLとは
PBL(Project Based Learning)は、学生が企業や地域の抱えるリアルな課題の解決に取り組みながら、その過程で新たな知識を修得したり、知識の活用力を身につける「課題解決型学習」のことです。

2. PBL のステップ
産業能率大学のPBLは、おおまかに、「課題設定」→「中間発表」→「成果発表と振り返り」のような流れになっています。
- Step1
課題設定
企業や地域が抱える問題の本質を突き詰め、課題を特定する
- Step2
調査・分析
チームで課題を取り巻く状況を調査し、収集した情報を分析する
-
Step3
中間発表
調査結果をもとに今後の活動の方向性や計画を発表する
フィード
バック -
Step4
企画・提案検討
チームでアイデアを出し合い、課題の解決策を検討する
-
Step5
最終発表
情報分析の結果に基づく最終的な課題解決策を発表する
フィード
バック - Step6
振り返り
検討プロセスや発表内容の改善点を洗い出し、つぎの挑戦につなげる
3. 産業能率大学のカリキュラム
プロジェクト授業、専門科目、ゼミをとおして、PBL(課題解決型学習)による取り組みがたくさん用意されています。
理論、ケース、実践を通してビジネスを理解する、課題解決型学習


専門科目
課題解決力の基盤となる幅広い専門知識を専門科目で修得していきます。
専門科目例
- 経営学科
ユニット専門科目
- マーケティング学科
マーケティング総合演習
- 現代マネジメント学科
コース専門科目
プロジェクト授業
企業や地域のリアルな課題に挑戦し、実践を通じて課題解決力を高めます。
プロジェクト授業例
- アーティスト・プロモーション
- ブランドプロデュース
- スポーツマーケティングリサーチ
- 地域創生プロジェクト実践
- 自由が丘イベントコラボレーション
- 自由が丘コンシェルジュ
- 自由が丘スイーツプロモーション
- 石垣島ー自由が丘ブランディング
ゼミ
少人数で専門学習を深め、社会で通用する真の課題解決力を身につけます。
ゼミの取組み例
- イベントの企画・実施
- 商品・サービスの企画・提案
- デジタルコンテンツの企画・制作
- 商品の販売方法の改善
- プロモーション施策の企画・実施
4. 社会人基礎力を修得し、課題解決力を身につける
社会人基礎力の修得
社会人基礎力には、 「前に踏み出す力(アクション)」「考え抜く力(シンキング)」「チームで働く力(チームワーク)」があります。
-
前に踏み出す力(アクション)
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一数前に踏み出し、失しても粘り強く取り組む力
主体性
物事に進んで取り組む力働きかけカ
他人に働きかけ巻き込む力実行カ
目的を設定し確実に行動する力
-
考え抜く力(シンキング)
-
疑問を持ち、考え抜く力
課題発見力
現状を分析し目的や課題を明らかにする力計画力
課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力創造力
新しい価値を生み出す力
-
チームで働くカ(チームワーク)
-
多様な人々とともに、目標に向けて協力する力
発信力
自分の意見をわかりやすぐ伝える力傾聴カ
相手の意見を丁寧に聴く力柔軟性
意見の違いや立場の違いを理解する力情況把握力
自分と周用の人々や物事との関係性を理解する力規律性
社会のルールや人との約束を守る力ストレスコントロールカ
目的を設定し確実に行動する力
出典:経済産業省
社会ではどんな資質、能力が期待されているのか
PBL で学ぶ「社会人基礎力」が、多くの企業が学生に期待している「資質」「能力」であることが経団連の調査でも明らかになっています。
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特に期待する「能力」
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特に期待する「資質」
出典:経団連「採用と大学改革への期待に関するアンケート結果」(2022 年 1 月 18 日)
https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/003_honbun.pdf
回答企業の約8割が
- 主体性
- チームワーク・リーダーシップ・協調性
- 課題設定・解決能力
- 論理的思考力
を挙げている
課題解決力を身につける
PBLでは、学生の主体的な学びを通して、課題解決のために必要な知識に気づき、新たな知識を獲得し、知識の活用力を身につけていきます。
