授業科目紹介

「プログラミング入門」 情報マネジメント学部2年次・前学期開講

担当:情報マネジメント学部 川野邊 誠 教授

どのようなことを学ぶ授業?

この科目では、コンピュータプログラミングに初めて臨む人を対象に、Python(パイソン)というプログラミング言語を使って、プログラミングに必要な知識・技術を基礎の基礎から時間をかけて学びます。

この授業の面白さや、学生に学んでほしい、興味をもってもらいたいポイントは?

コンピュータを“使う”ことから、コンピュータを“操る”ことの楽しさに気づく。自分が頭の中で考えたコンピュータに処理してほしいことをプログラムとして実装して、エラーが発生したときはそのエラーを克服しつつ、思い通りにコンピュータが動いたときの喜びを感じる。これがプログラミング学習の面白さのひとつです。

授業内容に関する近年のトレンドは?

本科目で取り扱うPython(パイソン)というプログラミング言語は、パソコンのアプリケーションやWebアプリケーション、ゲーム開発やスマートフォンアプリの制作、人工知能やロボットの制御など様々な場面で利用されていますので、本科目で基礎を身につけ、さらに発展学習すれば、いずれ実用的なアプリケーションを作ることも可能になります。

授業内での工夫は?

予習では、教科書の指定した範囲を熟読の上、掲載されているサンプルプログラムを写し実行して試してみることを課しています。
授業中は、パソコンを操作せずに、予習で試したサンプルプログラムがどのような原理で動作したのかを徹底的に解説することで、プログラムの制御について理解を深めます。
授業後は、復習として演習課題に取り組むことで、知識の定着を図っています。
多くのプログラミング系の授業では、演習として授業中にプログラムをパソコンに打ち込む作業を行いますが、それではなかなか動作原理の理解は難しいと考えています。プログラムは、組む人の頭の中で「どのように動作させるか」をイメージできないと組むことができません。
したがって、本科目では、実際に手を動かす作業は予習と復習で行い、授業中は、あるプログラムを実行することにより、コンピュータがどのような振る舞いをするのかの理解に専念することで、プログラミングの本質を理解するという独自のカリキュラムで講義を展開しています。
2020年度は、オンラインでライブ配信していますが、iPadを使っての板書授業手法を取り入れ、対面授業と同様の授業を実施しています。
※iPadを使用した板書授業の様子

これまで受講した学生で、印象に残っているエピソードは?

文系の学生がプログラミングに挑戦して、AIやIoTのシステム開発を卒業研究のテーマとしたり、情報サービス業界にエンジニアとして就職したりするのは、科目を担当していてやりがいを感じます。

授業で学ぶことが、卒業後にどのように役に立つ?

AI、IoT、ビッグデータなど、社会、経済活動において情報通信技術が果たす役割は更に大きくなっています。
義務教育でのプログラミング必修化の流れもあることから、文系理系関係なく、大学時代にプログラミングを経験しておくのは非常に意味があることと考えます。

授業に関連して、併せて受講してほしい科目、習得してほしい知識は?

「情報システムフィールド」や、「コンテンツ制作フィールド」の各専門科目を系統的に学習すると、より面白みがわかると思います。

授業を通じて学生に伝えたい事

プログラミングの授業は、図工や技術の授業に近く、目の前でモノが出来上がっていく様を楽しみながら、学んでください。