情報マネジメント学部

川野邊 誠 教授


「人間の感性と像情報との関係を探求する」 

人間の感性と像情報には、未知なる部分が多く存在します。

川野邊 誠 教授KAWANOBE Makoto

学位
博士(ソフトウェア情報学) 岩手県立大学

音楽や映像などの情報を像情報といいます。人間は、像情報から色々な事を感じ、考えます。これらは、非常に身近な事でありながら、未知なる部分が多く存在します。その未知なる部分を解明すべく、像情報と人間の感性との関係に深く着目して研究しています。講義では、知識・技術の他に“日々観察する事”と“論理的に物事を考える事”の大切さを伝えて行きたいと考えています。

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専攻・専門分野

  • 情報科学
  • 感性情報処理
  • マルチモーダル
  • マルチメディア
  • 音楽情報処理
  • サイバネティクス
  • メディア・コミュニケーション
  • 芸術科学
  • IoT
  • AI

担当授業

情報マネジメント学部の学び方、デジタルビジネス入門、実践ゼミⅡ、先端デジタル分野の理解Ⅱ、デジタルビジネスの考え方、実践ゼミⅣ、イベントプロデュース、先端デジタル分野の理解Ⅰ、デジタルビジネス企画ワークショップ、実践ゼミⅢ、実践ゼミⅤ

略歴

産能大学経営情報学部情報学科卒
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士前期課程修了(情報科学修士)
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程単位取得退学
岩手県立大学大学院ソフトウェア情報科学研究科博士後期課程修了、博士(ソフトウェア情報学)
産業能率大学情報マネジメント学部教授

学生に期待すること

皆さんには、これからの社会を切り拓く「最強のカード」になって欲しいと期待しています。社会が変化し、⽇本の⼈⼝減少や⾼齢化が進む中、リーダーシップとクリエイティビティを兼ね備え、どんな場⾯でもソロで勝負できる⼒を⾝につけて欲しいと考えています。しかし、決して孤⽴することなく、周囲と協調しながら共に成⻑していける「真のプロフェッショナル」として輝いてほしいです。個々のテーマに真剣に取り組む中で経験する苦楽は全て未来の皆さんの⼒になります。社会課題に取り組み、社会に貢献しながら、デジタルと共⽣する未来を築いて欲しいです。広い視野を持ち、挑戦を恐れず、デジタル時代だからこそ忘れてはいけない人としての尊厳の在り方を絶えず考え、質の⾼い満⾜度を追求する社会を創り上げていってください。

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教育研究業績

教育上の能力に関する事項

  • 「HEY POI」スマートイルミネーション横浜2018 入賞
  • 「Fumillunation」スマートイルミネーション横浜2016 入賞
  • 「P.O.I」スマートイルミネーション横浜2015 優秀賞
  • 日刊スポーツ新聞社からの委託によるスマートフォンアプリの制作 2013年~2014年
  • デジタルコンテンツラボ公開講座(年2回開催)2008年~

職務上の実績に関する事項

  • 神奈川工科大学 私立大学研究ブランディング事業 学外研究評価委員 2019年~
  • 大磯町連携事業における旧吉田茂邸PR映像制作 2018年~2020年
  • 伊勢原市・厚木市・秦野市との連携事業「大山アプリ塾」「大山アイデアソン」アドバイザー 2017年~2019年
  • 秦野市観光振興基本計画策定検討委員会 委員 2010年~2011年
  • 秦野市デジタル観光案内装置設置委員会 委員長 2009年

研究業績等に関する事項

【著書】

  • コンテンツビジネス入門(共著)2020年3月 世音社
  • 情報マネジメント学部の学び方(共著)2007年4月 三恵社
  • 経営情報学入門(共著)2005年9月 三恵社

【学術論文】

  • 全体調和を考慮した音楽と配色間の共通印象を介したメディア変換(共著)2012年1月 情報処理学会
  • 音楽作品の感情価測定尺度項目と配色イメージスケール間のマッピング(共著)2009年3月 映像情報メディア学会
  • Development of an Algorithm for Media Conversion between Music and Color Combination based on Impression.(共著)2007年12月 IEEE ICICS2007
  • 楽曲から受ける印象の時系列変化を考慮した楽曲から配色へのメディア変換(共著)2006年12月 芸術科学会
  • Affective Mapping between Music and Color Combination.(単著)2005年12月 IEEE ICICS2005
  • Corresponding Affect between Music and Color 2003年10月 IEEE SMC2003
  • 楽曲により喚起される感情反応とRhythmに基づいた曲調変化との関係 2001年10月 情報処理学会

【その他】

  • 配色イメージスケールを介した実画像の印象推定システムの開発 2018年11月 芸術科学会 NICOGRAPH 2018
  • ニューラルネットワークを用いた国際的なニューストピックスへの国民感情を踏まえた意見表明 2018年9月 情報処理学会 エンターテインメントコンピューティング2018
  • 筋電センサを用いた動作楽器の開発と幼児向けリトミックでのコミュニケーション能力強化方法の提案(共著)2017年9月 情報処理学会 エンターテインメントコンピューティング2017
  • 歩行中のスマートフォン操作を安全に行う方法の考案 2015年9月 情報処理学会 エンターテインメントコンピューティング2015
  • 配色イメージスケールを介した実画像の印象推定アルゴリズムの提案 2014年11月 芸術科学会 NICOGRAPH 2014
  • 社会人基礎力育成のためのオープンネットワーク型PBLプログラムの開発(共著)2010年7月 2009年度産業能率大学共同研究報告書
  • 楽曲と配色間の共通印象を介したメディア変換モデルにおける配色確定アルゴリズムの提案(共著)2007年8月 FIT2007