自由が丘スイーツプロモーション

自由が丘最大のイベント「女神まつり」で学びを実践

自由が丘に通っているから気付いた新たなビジネスチャンス

自由が丘スイーツプロモーションは「スイーツで人と社会を元気にする」をテーマに、チームに分かれて自由が丘のプロモーションプラン企画・実施する授業です。私は高校生の頃から、商品企画やイベント企画に憧れがあり、この授業を履修しました。

自由が丘スイーツプロモーションでは、10月に行われる自由が丘最大のイベント「自由が丘女神まつり」で店舗を出店します。どんな商品を販売するか、どんな店舗を出店するかを考えるのではなく、まずは、“自由が丘”という街をきちんと調査することから始めました。調査するなかで気づいたことがありました。それが、「自由が丘=スイーツの街」と言われているのに、昼間しかスイーツを楽しむことができないということです。昼だけではなく、夜にもスイーツを楽しむ。ここに新たなビジネスチャンスがあると考えました。
福永 琴乃 経営学科3年 神奈川県立横須賀大津高等学校出身

自分たちが「作りたいこと」と「出来ること」のギャップを痛感

私たちは「夜にスイーツを楽しむ」をテーマに新たな自由が丘の魅力を発掘しようと考えました。そこでインターネットを始め、新聞を含むメディアなど、あらゆる方法でスイーツを使ったビジネスモデルを調査したところ、夜カフェがブームだということを知りました。私たちは、女神まつりというイベントで、ホッと一息つきながらスイーツを楽しめるカフェを企画することに決めました。

コンセプト、ターゲット、販売するスイーツ、実施場所、利益計算など、ゼロから自分たちで企画を考えていきました。しかし、授業内で企画提案を行う1週間前に、実施場所の管理者から、様々な理由から場所を提供することが難しいと連絡があり、企画が白紙状態になってしまったのです。このことから、「作りたいこと」と、「実現できること」では大きなギャップがあると痛感しました。実現に向けて、どこにギャップがあるのかを分析しながらもう一度企画を練り直していきました。
宇野 夏未 経営学科3年 茨城県私立聖徳大学附属女子高等学校出身

学んだことを現場で実践する。実践することでさらに学びになる。

二日間に渡って開催される女神まつりでは、売上目標14万円を掲げて店舗を運営しました。私たちは「マーケット分析と商品企画」の知見を活かし、昼はジュースやノンアルコール飲料の販売、夜はスイーツと紅茶、アルコール飲料を販売し、2面性を持たせることで集客を図りました。当日も想定外のことが頻発してしまった一方で、お客様からは「落ち着いてゆっくり出来る」などお褒めの言葉をたくさんいただくことができ、無事に売上目標を達成することができました。

この授業を通して学んだことは、現場で実践することの大切さです。頭で考えるだけでなく、考えた企画を形にし、現場で実践する。これまでSANNOで学んできた理論をきちんと実践することで、さらなる学びを得ることができました。今回の企画で得たこと・気付いたことを活かしながら、次のイベントを企画していきたいと思います。
梅田 果歩 マーケティング学科3年 神奈川県立大船高等学校出身
宣伝用に制作したポスター
実際に運営した夜カフェの様子
学生の活動の様子

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※2023年度掲載