リーダーを任されて改めて気づいた学びの有効性

SANNOスペシャルデーのイベント企画・運営に携わり、
自分の成長を実感!

高澤 舜 情報マネジメント学部3年 神奈川県立霧が丘高等学校出身

SANNO生のためのスペシャルデー

産業能率大学は、Jリーグクラブチーム湘南ベルマーレのオフィシャルプレミアムパートナーです。それにより、授業やスポーツマネジメントの分野における研究活動でも連携しています。毎年1回、「産業能率大学スペシャルデー」として行われるホームゲームでは、学生はもちろん、教職員、関係者がレモンガススタジアム平塚に集い、湘南ベルマーレを応援します。このスペシャルデーを盛り上げるための企画を考え、イベント運営するのが、スペシャルデー学生委員会の役割です。私は高校生の頃からスポーツイベントの企画に興味があり、大学1年生からこの委員会に所属しています。そして3年生となった今年、全体を統括するリーダーを任されることになりました。

全てが想定外、メンバーのまとめ方がわからない

今年は6月にスペシャルデーが開催されたため、4月に委員会活動がスタートしてからたった1カ月半で準備をしなければいけませんでした。「自分にリーダーが務まるのか?」、「準備期間が一ヶ月という短い中で全てをうまくマネジメントできるのか?」と、当初は不安とプレッシャーで押しつぶされそうでした。
こうした不安を払拭してくれたのが、委員会メンバーの協力と、「組織と人間行動」の授業を通して得た組織運営の知見です。自分一人で何もかも抱えるのではなく、適材適所を見極めながらチームで目的を達成していく。授業で学んだことを踏まえて、まずはメンバーの意見を聞くことから始めました。するとメンバーの委員会に対する思いや、誰に何を頼めば良いのか?といったことがわかるようになりました。そこから、役割を分担し、スケジュール管理を行い、イベント運営に向けて準備を進めていきました。

大学で学んだ知識をフル活用する

結果としてスペシャルデーは、大きなトラブルもなく、無事終えることができました。また、フェイスペインティング等、私たちの企画したブースはどれも盛況で、湘南ベルマーレのサポーターの方々にも喜んでいただけました。その一方で、学内周知という点で課題も残りました。より多くの学生に参加してもらうためにはどうすればいいのか、周知・集客については来年以降の課題として検討する必要があります。
この経験を通しての私の収穫は、リーダーとしての役割や組織運営のノウハウを実践的に学べたことです。ここに至るまでには、さまざまな葛藤がありましたが、乗り越えられたことでリーダーとしての自信もつきました。また、授業での学びが現場で活きることに改めて実感しました。
今後は委員会として、スポーツイベントを企画することや行事への参画により大学を盛り上げていきたいと考えています。今回課題にあがった「学内周知」という課題に対して、これまでの学びはもちろん、現在履修している「デジタルマーケティング」の知識を活かし、多くの人に参加してもらうための施策を検討したいです。

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※2023年度掲載