積水ハウス株式会社に内定

前向きな気づきが生まれた、キャリアセンターの方との関わり

就職活動を始めるにあたり、自分がどんな分野で力を発揮できるのかを模索していました。そんなときに心強かったのが、キャリアセンターの職員の方々のサポートです。不安や迷いを相談すると、いつも前向きになれるアドバイスをくださり、自信を持って次の行動に移すことができました。その経験を通じて、少しずつ自分の可能性や方向性が見えてきたように思います。

住宅メーカーに興味をもったきっかけは、実家のリフォームに立ち会ったことです。お客様の立場で家づくりの仕事に触れ、「自宅でくつろぐ時間をより豊かにしたい」という思いが芽生え、住まいづくりを通じて人の暮らしに関わる仕事を志すようになりました。

自分にとっての「働く喜び」に気づいたプロジェクト活動

就職活動で活きたと感じるのは、授業やPBLなどで経験したグループワークでの学び合いです。なかでも印象に残っているのは、所属する松尾ゼミでのプロジェクト活動です。宮城県・石巻市の水産業振興や、群馬県・川場村の来村者増加をめざす地域創生をテーマに、自治体や関係者に対して課題解決策を提案するため、現地調査や分析を行いました。ディスカッションを重ね、互いの意見を尊重しながら多角的に検討する過程で、マーケティングの知識や消費者インサイトの研究を活かし、最善のプランを導き出しました。

こうした経験を通して、プロジェクトや議論を建設的に進める力が身につき、インターンシップや採用選考でのグループワークでも高く評価されました。

また、副ゼミ長として組織運営やメンバーのサポートにも携わりました。その中で気づいたのは、自分が「人を支えること」に喜びを感じるタイプだということ。就職後の職域を考えるうえでも、この気づきが大きな指針となり、営業やマーケティング活動を支援するバックオフィス業務を志望するようになりました。

養われたのは協働力。自分らしく成長できる環境へ

採用選考では、ゼミ活動についての質問を多く受け、産学連携型のプロジェクトに対する企業の関心の高さを感じました。私はこれまでに培った情報収集力や多角的な視点、そして協働力の高さをアピールしました。

就職先を選ぶうえで重視したのは、社員の方々の姿勢や職場の雰囲気に共感できるかどうかでした。内定をいただいた積水ハウス株式会社は、社員の方々の温かさや働きやすい環境づくりへの取り組みに魅力を感じ、入社を決意しました。

入社後は「西田さんと一緒に働けてよかった」と思ってもらえるような存在を目指して努力していきたいです。