ANAシステムズ株式会社に内定
利用者の視点を大切に、より良いITサービスを創造したい
情報マネジメント学部4年 三宅 央二郎
神奈川県立上溝南高等学校出身- #内定者の声
- #IT業界
- #デジタルビジネスデザインコース
顧客の課題解決に“上流工程”から取り組むために
就職活動はIT業界に絞って進めました。デジタル技術がさまざまな課題を解決するツールになることに魅力を感じたからです。
業種はSler(システムインテグレーター)を志望しました。企業に導入する情報システムの要件定義から設計・開発・運用・保守までを一貫して請け負う仕事です。顧客の要望を聞き取りながら、システムの企画やコンサルティングを行うなど、課題解決に取り組める点にやりがいや醍醐味を感じました。
こうしたキャリア志向のベースになったのは、デジタルビジネスデザインコースでの学びです。デジタル技術のスキルに加えて、ビジネスに応用する手法や事例を幅広く学習したことが、IT業界で携わりたい仕事を決めるうえでも非常に役立ちました。
“慎重さ”は短所ではなく、“何事も妥協しない”という長所
SANNOでは、普段の授業でもチームで課題に取り組む場面がたくさんあります。その中で実感したのが、全員の目標や認識が一致していないと、組織としてうまく機能しないということでした。メンバーとリーダーの両方を経験したことで、それぞれが果たすべき役割を理解し、連携するために重要なことを俯瞰して考えるようになりました。これらの力は、所属していた演劇同好会の活動の経験を中心に身につき、授業やゼミ活動でも活かすことができました。コミュニケーション力やマネジメント能力も養われ、Slerとして顧客やプロジェクトメンバーと協働しながらシステムを構築する際に必ず活きると思います。
一方で、何をするにしても慎重になりすぎてしまう自分に自信を持てずにいました。強みとしてアピールできる自分の持ち味とは何か、明確になったのが橋本ゼミでの活動でした。地域に対して情報を発信するメディアの運営や、AIとの共生をテーマとした研究発表など、社会を良くするための活動に取り組みました。そして、こだわって作成した成果物が高く評価され、ゼミの先生の「器用に立ち振る舞おうとしなくてもいいのでは?」という一言で自己肯定感が高まりました。気づいたのは、慎重さは何事も妥協しないという強みだということです。この経験は大きな自信になり、人生においても起点になりました。
授業やゼミでの経験が活きた就職活動
内定をいただいたANAシステムズ株式会社は、ANAグループ唯一のIT戦略企業として、エアラインビジネスに直結したシステム企画・提案、大型プロジェクトの開発など、幅広く品質の高いトータルサービスを提供しています。航空業界に特化して専門性の高いスキルを、高めることができる点が入社の決め手になりました。選考試験で行われたグループディスカッションでは一方的に自分の意見を主張するのではなく、他者の意見や視点を取り入れて結論へと導いていくことでした。
人事の方からは「三宅さんはグループディスカッションのお手本になる人でした」という言葉をいただき、授業やゼミ活動・演劇同好会での経験が活きたと嬉しくなりました。
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