卒業生インタビュー
(バリュエンスジャパン株式会社 奥野由さん 2020年3月卒業)

産業能率大学の女子ビーチバレー部に入部した理由
京都の高校でバレーボール部に所属し、春高バレー出場を夢見て練習に励んでいました。そんな中、川合庶ヘッドコーチに声をかけてもらい、京都から神奈川へ。関西出身の私にとって、関東での初めての一人暮らしは大変でしたが、もともと細かいことにこだわらない性格なので、すぐに溶け込みました。そして、ビーチバレーボール以外にも様々な経験をすることができ、多くの出会いを通じて成長することができました。

大学での学びについて
大学ではパソコンの勉強がとても役立ちました。ゼミでは情報系の先生の指導を受け、卒業するまでにひととおりのスキルを身につけることができました。産能大は、プレゼンの授業が多かったので、人前で発表することに自然と慣れることができ、現在の仕事にも役立っています。
卒業後から現在の仕事について
大学卒業後、「東京2020オリンピックパラリンピック聖火リレーTeam Coca-cola Brand activator」として、47都道府県を回る仕事を担当し、ビーチバレーボール競技から離れました。しかし、情熱を持って取り組む走者と間近で関わることで、再びビーチバレー競技の世界に身を置きたいと考え、ご縁があって、現在所属している「バリュエンスジャパン株式会社」で働くことになりました。 現在、ファンクリエイト事業部に所属しており、競技と仕事を両立させる働き方(デュアルキャリア)の制度があるので、競技も仕事も頑張れています。 ファンクリエイト事業部では、スポンサー獲得のための営業や子供向けのダンスアカデミーの運営などに携わっています。基本的には週5日勤務しており、在宅勤務も可能です。ビーチバレーの活動がある場合は、スケジュールを調整することができます。国内のプロツアーに出場したり、先日は初めて世界ツアーにもエントリーし、フィリピンでの大会に参加してきました。この経験を通じて、ビーチバレーでもっと強くなりたいという思いが、さらに強くなりました。

後輩たちへのメッセージ
女子ビーチバレー部は、全体で守らなければいけない基本的なルール以外は自由です。川合庶ヘッドコーチは、良い意味で放任主義で部員に様々なことを任せてくれて、楽しんで部活に励むことができます。ただし、自由には責任が伴います。自分で判断力を養い、やるべきことをきちんと行うことで、ビーチバレーも私生活もより充実した価値のある時間にできると思います。
